娘殺害された母親が自殺/法廷で被告が遺族に暴言 |
横浜市瀬谷区で2000年、帰宅途中に殺害された会社員渡辺美保さん=当時(22)=の母啓子さん(53)が今月1日、同区内で電車にはねられて死亡していたことが30日、分かった。
遺書などはなかったが、踏切に靴がそろえてあったことなどから、瀬谷署は自殺とみている。
関係者によると、啓子さんは美保さんが殺害された後、精神的に落ち込む状態が続き、遺族として出廷した穂積一被告(28)=殺人罪などで無期懲役の2審判決=の公判では「苦しんでいる」と娘を失ったつらさを訴えていたという。
さらに穂積被告は昨年3月、横浜地裁で無期懲役の判決言い渡しを受け退廷する際、傍聴席の遺族に向かって「おまえが駅に迎えに行かなかったから死んだんだよ」と暴言を浴びせていた。
調べでは、啓子さんは1日午後2時半ごろ、同区内の相模鉄道の踏切で、電車にはねられ死亡した。
(2006/08/30 21:13)
悲しいニュースです。加害者は無期懲役で模範囚ならあと10年ぐらいで出所してくるのでしょうが、娘さんを失い、奥さんまでいなくなった家族の気持ちを考えると堪りません。本当に被害者が馬鹿みたいです。こんな「犯罪者天国」は絶対におかしいと思います。