池田理代子女史の名作『ベルサイユのばら』で、オスカル・フランソワの夫アンドレ・グランディエ(Andre Grandier)は、当初はチラッと出ただけで消える運命にあった“吹けば飛ぶような”単なる脇役でしたが、どのような作者の気紛れか…副主人公に昇格
しました。アニメ版に於けるフェルゼン帰還以降の不可解な雰囲気を漂わせた物語(アニメ)後半でのアンドレが、Wikipediaに“壮年期には物静かな包容力も備えた大人の男性として、オスカルを影ながら常に支える”とある部分に該当し、その部分のアンドレが《GENE[ゲーン]》シリーズの二形(両性具有)の主人公イリ・イン・チャンシャン(旧姓★ラーチョオ)に未来永劫の愛を捧げ影のように彼女の生涯に寄り添う黄金の騎士ミハイル・リンゲルバウアーにピッタリです
但し、オスカル=ラインハルト&アンドレ=キルヒアイス 、に見えます
激しい気性の片割れの暴走を阻止し、その心を支える影というのが、似ていますね。しかし、オスカルは激しい気性であっても狂暴ではありませんでした。ラインハルトは気位だけは高く狂暴だったので、相手が悪くても石で殴り殺そうとするなんて、施設に放り込まれた挙げ句に刑務所へと送られ、死刑になった方が世のため人のためです。
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