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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[日焼け] 食生活について語ろう

2022年05月24日 | 美容ダイエット

・日焼けSunburn ひやけ  
     夏になると気になるのが「日焼け」です。この原因となるのが紫外線ですが、実は6月の特に、夏至を迎えるこの時期は、紫外線が大気層を通過する距離が短くなり、強い紫外線のまま地表に届きます。7,8月の真夏に紫外線が強くなると思いがちですが、6月は曇、雨の日が多く、雲によって紫外線が遮(さえぎ)られ、太陽の光が地表まで届かない状態の日が多いからなのです。
反対に、冬至の頃は、紫外線が大気層を通過する距離が長くなり、紫外線も弱まりますが年間を通して油断はできません。
太陽高度が高いほど紫外線量は一般に多くなります。そのため、オゾン量や雲など、他の条件が同じなら、紫外線量は1日の中では正午頃、1年の中では夏至前後に最大となり、また国内では南の地方ほど多く浴びることとなります。冬至から夏に向かって日中の太陽高度が高くなるにつれ、UV(UltraViolet)インデックスが徐々に大きくなり、5月以降、関東地方はUVインデックスが8を超える日が増えてきます。
 紫外線は太陽光のひとつで太陽高度の変化に対応して、ともに昼前後の10~14時に最大になっています。全天日射量が朝から昼に向かってなだらかに増えていくのに比べ、UVインデックスは昼に近い時間帯に急激に多くなります。

 UVインデックスと全天日射量が異なる変化を示すのは、日射全体の中で、紫外線は地上に達するまでに通過する大気の距離が長いときほど、オゾンによる吸収や空気分子による散乱などで大きく減衰することによります。

紫外線Ultraviolet rayは波長400nm以下の不可視光線を紫外線と呼んで快晴の時に比べると、うす曇りの場合は約80~90%、くもりは約60%、雨では約30%の量で地表に降り注ぎます。雲の間から太陽が出ている散乱光が加わるため快晴の時よりも多い紫外線を観測することもあります。紫外線には波長ごとに大まかに分けUV-A:UltraViolet-A(95%)、UV-B(5%)、UV-C波の3種類が存在しています。非電離放射線Nnon ionizingradiationであり、電離放射線Ionizing radiationであるX線と比べると、DNAを傷つけるなど基本的な性質は似ていますが、透過力が違いX線は人体を透過します

。紫外線(光線10~380nmなのめーとる)のうち320~400nmのUV-Aは波長光工学的に作用が強く化学線ともいわれ雲やガラスを透過するためくもりの日や室内にいる場合でも肌に影響を与えます。肌に急激な障害を与える作用は弱いですが、肌に蓄積的なダメージを与えます。肌の奥の真皮にまで侵入し、肌のハリや弾力を失わせて皮膚の老化を引き起こす原因になります。

波長280~320nmのUV-Bの紫外線は窓ガラスを通過するものもあり人間の表皮の細胞に作用して、プロビタミンD3(特に295nm)を生成に関与もしますが、過剰になるとDNAを傷つけ、皮膚がんの原因になります。
外線は雲によりある程度遮断されるため、曇りや雨の日には地表に到達する量は減少します。しかし、UVAはUVBに比べ雲による影響が小さいため注意が必要です。また、UVBでも薄い雲ではその80%以上が透過してしまいます。
赤道に近づくほど、また、高地になるほど紫外線は強まるため、場所によって紫外線量は異なります。また、地表の表面状態によっても紫外線の反射率は異なります。新雪はおよそ80%、砂浜はおよそ25%を反射します。一方、水面はおよそ95%を透過するので、水の中であっても、注意が必要です。夏の浜辺、冬の雪山でのレジャーでは紫外線ケアが大切になります。
UV-C(波長14~280nm)は成層圏オゾン層に遮られ地上には到達しません。生命に細胞破壊をもたらし有害でその中でも特に200-280nmの紫外線は殺菌力があり、特に254nmの波長は強い殺菌力があり殺菌線ともいい研究施設の殺菌灯などで利用し人工的に製造し大気の殺菌、脱臭、養魚場での水の腐敗防止、鮮度回復などにも用いています。
化粧品の「紫外線防止剤」は、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類に分類できます。
紫外線吸収剤は、そのものが紫外線を吸収し、肌への紫外線の影響を防ぎます。代表的な物としてメトキシケイヒ酸オクチル主にUVBを吸収します。においに特徴があり、粘り気のある液体です。日焼け止めの感触をよくするために使われるシリコン油との相性もよく、使われる頻度の高い物質です。t-ブチルメトキシジベンゾイルメタンt-ButylmethoxydibenzoylmethaneはUVAを吸収する吸収剤は数少ないですが、その中のひとつです。UVA吸収剤としては特に頻繁に使われます。
紫外線散乱剤は主に粉体で、肌表面に受ける紫外線を乱反射させて、肌への紫外線の影響を防ぎます。酸化亜鉛、酸化チタンなどがあります。有機化合物ではないので肌への負担が少なく、また紫外線吸収剤のように化学変化を起こさないため、構造が壊れにくく効果は長持ちします。UVAとUVBの両方が防げます。
日焼け止め製品では、UVAとUVBのほかに「PA」「SPF」の記載がありますがPAはUVAから、SPFはUVBから肌を守る効果の目安を表しています。PA(Protection Grade of UVA)はUVAの防止効果を表し、「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階あります。「+」の数が多いほど防止効果があります。

SPF(Sun Protection Factor)UVBの防止効果を表し数値が高いほど効果がありますが、SPF50より高い値はSPF50+で表示しています。

◇飲む、食べ物によって日焼けを予防しましょう。
食事、サプリメントで体内から日焼けを防ぐには、強力な抗酸化作用があり、紫外線にあたると発生する活性酸素を抑制して、細胞間の結びつきを強化し免疫力を高め、血管、皮膚、粘膜骨格を強くする紫外線、高温からの、その修復に役立つ細胞がダメージを受けるのを防ぐ成分の摂取を日頃より心掛けていくことが大切です。
ポリフェノールの苦味、渋み成分 植物の色素成分 魚、肉のにこごりの成分コラーゲン エラスチン プラセンタ セラミド ヒアルロン酸 ビタミンA,C,D,E フラバンジェノール  クコの実  ニュートロックスサン(シトラス果実とローズマリーから抽出し、特定の配合量で混合した天然ポリフェノール)などがあります。 
紫外線についての研究対策が進んでいるアメリカでは、私たちが人生で浴びる紫外線の50%以上は18歳までに浴びるといわれています。散歩する時間帯に気を配ったり、肌に優しい日焼け止めを活用して日焼け予防に努めることも大切です。

 

 

 ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。

 


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