・コエンザイムQ10 Coenzyme Q10 こえんざいむきゅーてん
1957年に牛の心筋より発見、もともと体内に存在し筋肉のエネルギー源ATP(アデノシン三リン酸)の生成に必要な補酵素としている。
食物をエネルギーに変える時に最初に必要とする物質とし存在する。co(捕、余、共同しての意)、エンザイム(enzyme:酵素)で補酵素でもある。
COQ10、ユビデカレノンUbidecarenone、ビタミンQ、ユビキノンUbiquinoneともいい、体内でも合成し生体の酸化還元、活性酸素を除去、抗酸化作用を有する。肉類、いわし、さば、レバー、ナッツ、ほうれん草に多く含むが成人必要量は、6mgともいわれるが定まっていない。
日本国内でのナス科の葉より部分的に、微生物(酵母に発酵法など)により合成品の製造が進み、合成品の世界的需要のほぼ100%を産出しているという。脂溶性で6~10までありユビキノン10は心臓病治療に利用している。 コエンザイムQ10は脂肪に溶けて体内に蓄積する性質があり大量に蓄積されれば害が出るおそれもありとし、1日摂取目安量上限値300mg以下と定めている。
軽度の副作用を引き起こす可能性があり胃の不調が食欲不振、吐き気、下痢が1%程度に見られる。コエンザイムQ10(CoQ10:コーキュウテン)が老化防止、パワーの源とも言われ20歳をピークとして年齢とともに減少をし40歳からは急激に減少する。細胞一つ一つに存在し、エネルギーを生み出しているが加齢と共に減少するので体外から補うことが大切だという。
筋肉を動かすエネルギーを作り、疲労回復によくスポーツ選手の間でよく利用される。健康食品とし一般目安量は、30~300mg/1日、スポーツ選手で100mg/1日(いわしで20匹分)から米国では1200mg程度摂取している。油を使った料理、食後の摂取で吸収がよくなる。張りのある肌をつくる若返りに化粧品にも使われる。健康食品で包接体(ほうせつたい)とし、デキストリン(環状オリゴ糖・γ[ガンマ]シクロデキストリン)で包み、安定性、吸収率を高めることから水に溶けやすく加工してある。
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