・ローズマリーRosemary ろーずまりー
シソ科、地中海原産、フランスを主産地とする。常緑、高さ50cm~1mになる低木で春から夏に掛け花を咲かせる。長さ1cm程で肉厚の細長い葉、枝がハーブ、薬用に用いている。
ラテン語のロスマリヌス(海のmarinusしずくros)が名前の由来といわれ、海辺近辺に生息し、夏に咲く水色の小さな花が海のしずくのをイメージさせている。すっきりとしたほろ苦さと甘い芳香があり、香辛料として肉類の臭みを取るのに利用する。香りづけとしてもよく、ソース、ドレッシング、根菜類にも使われる。
花、葉茎より精油(シネオール、ピネン、カンファ、カンフェン)してその成分が消臭、血流改善、集中力を高めるのによくロスマリン酸に抗酸化力がある。ローズマリーの生葉に0.3~0.6%と多く含んでいるカルノシン酸Carnosic acidが虚血障害で脳の神経細胞が壊死するのを防ぐ、脳を保護する作用があることをマウスを使って確認している。
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