・ノニNoni のに
アカネ科、マラッカ諸島(インドネシア)原産。高温多湿の熱帯性常緑、高さ10mほどの小高木植物で紀元前より果実、葉、花、根皮を利用していた。日本でも八重山諸島にヤエヤマアオキと呼ばれ自生し樹皮、根皮が黄色、赤の染料として用いられていた。
年に4回白い花を咲かせ果実は一塊の集合果となって緑の小さいジャガイモのような表面がわさびの根茎、パインアップルに似た実をつけ、年中収穫する。これを3ヶ月熟成、発酵させ赤身がでてきたものをジュースにしている。
ビタミン、ミネラル、中鎖脂肪酸を含み発酵させ、酸敗臭がするがプロゼロニンProxeronineという成分が生活習慣病改善、免疫力の活性に良いとして利用する。
ゼロニンXeronineに変換しタンパク質の活動を活性化させ精神的な安定化を促す。葉っぱを鎮痛、消炎の塗り薬としても原住民の間で用いられた。日本でインドネシアより種子を取り寄せ、栽培し葉をお茶としたものがノンカフェインでタンニンも少なく独特の草の臭いが緩和し飲みやすいという。
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