・霊芝 れいし
マンネンタケ科(サルノコシカケ科)、野性のものは、広葉樹の枯れ木に秋口に発生するが見つけることが非常に難しく「幻のきのこ」といわれていた。近年では、人口栽培が可能となっている。
傘の大きさ、高さが10cm赤褐色の光沢のあり、和名を万年茸といい、大きいものは数十年要するのもあるが一般には木質でそのままででの食用ではないが煎じたり、薬用酒としている。多糖類のβ-グルカンβ-Glucanに抗がん作用、痛みを緩和するゲルマニュウム、霊芝特有の苦味成分であるガノデリックアシドGanoderic acid (トリテルペノイド)に抗アレルギー作用があるなど健康食品とし利用している。脳神経の鎮静化、高血圧予防、肝機能・免疫力強化にもよいといわれる。長期の摂取で副作用としてめまい、口・喉の渇き、鼻水、鼻血、かゆみ、胃のむかつき、血便などの報告がある。血小板減少症の人では出血傾向が、降圧薬品との併用で低血圧を起こす可能性を指摘している。
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