・パルミチン酸Palmitic acid ぱるみちんさん
ヘキサデカン酸Hexa Decanoic acidともいい、飽和脂肪酸であり、ステアリン酸、オレイン酸とともに広く分布する。綿実油、大豆油、コーン油、オリーブ油、パーム油、ミツロウなど、鯨ロウ、豚脂、牛脂に多く、融点は62.5℃、沸点 351℃ の白色固体。水には不溶、エーテル、ベンゼンには可溶で中和して脂肪酸石鹸として使われる。
1991年アメリカのK.C.ヘイズ博士らの研究はそれまでの「パルミチン酸はコレステロールを増加させる」という説を否定し、むしろ動脈硬化を抑制するHDLを増やすと報告している。
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