・塩素Chlorine(Cl) えんそ
天然に塩化物として存在し、普通食塩水を電気分解して作られる。淡黄色で強い刺激臭があり液化しやすく、他の物質との化合力が強い。原子番号17、原子量35.453、ハロゲンHalogen(ギリシャ語の造塩の意)族元素のひとつとして存在する。
人体では、主に体液中では血液中にナトリウムと結合して食塩(塩化ナトリュウム)の形で存在する。体液の浸透圧の維持、胃液中の塩酸(HCl)の成分に関与する。一部はタンパク質と結びついているものもある。不足によっ食欲不振、消化不良を起こす。
次亜塩素酸ナトリウム液が漂白、殺菌、消毒などに用いられ濃度100ppm(100mg/1L:0.01%)哺乳瓶,200ppm食器・まな板,1000ppmウイルス汚染したリネン・器材に物によって5分から1時間以上浸す。水道水の殺菌などに使われ、病原性大腸菌で残留塩素0.2mg/Lの水道水(基準0.1mg/L以上)30秒で死滅する。
毒性は強く空気中の濃度が5ppmで呼吸障害を起こすという。
ppm(parts Per Million): 試料中の物質の量を百万分の1で表示する単位1ppmは、1mg/1kg、1cc/1kl、1cm3/1m3の汚染物質とする。 1ppm=1,000ppb 1ppb=0.001ppm
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