・米糠油Rice bran oil こめぬかあぶら
籾米より籾摺(もみすり)りしてできる玄米からの胚芽、糠層で米糠より得られるが酸化は早く加熱処理(リパーゼの破壊)を迅速に行って米糠油の製造を行う。
食用として精製(ろ過、脱酸、脱色、脱臭、脱ろう、加熱)したものの不けん化物(ビタミンE[26.4mg/100g中]、ステロールなど)は、3%程度となり普通の植物油1%より多く胚芽部分に特に多く含む。食用の他石鹸の原料にも用いる。
米糠油(オレイン酸42.0%;インスリンの働きをよくする、リノール酸36.6%;血栓を作りやすい、αーリノレン酸1.4%;脂肪の蓄積を防ぐ)、大豆油(オレイン酸23.0%、リノール酸49.9%、αーリノレン酸7.5%)で口当たりがよいが、加熱に弱く酸化されやすく大豆油と比べ多価不飽和脂肪酸(αーリノレン酸)が少ない。
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