・デラウェアDelaware でらうぇあ
ブドウ科、ブドウ属、アメリカ原産の自然交雑種で日本に1872年(明治5年)に輸入した。
近年ではジベレリン処理により種無しブドウとして出荷される。
当初ジベレリンで穂軸を長くすれば、 果粒を間引くことなく裂果が防げ収量も上がるのでは、と考えての試験で昭和32年に、ブドウも含め各種農作物を対象にしたジベレリン試験がスタートした。昭和34年7月17日はジベレリン処理によるデラウェアの種なしぶどう成熟収穫の日。
早熟で 成熟果粒は全部種なし、翌年には種なで初出荷、山梨県産がそのほぼ半分を占めた。現在では山形県が一位で、次いで山梨県、大阪府と続く。
デラウェア種の種無しブドウのハウス物が多く、早いものは4月下旬ないし5月初旬以降には市場に出回る。粒の直径が10mm〜13mm程度の小粒、赤紫色、糖度は20~23 度。
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