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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[小寒]食生活について語ろう

2025年01月05日 | 美容ダイエット

・小寒 しょうかん
 二十四気の一つで、23番目にあたり冬至の次、大寒(だいかん)の前の季節になります。二十四気(節)で古代中国で作られた暦で1年を24気節、5日を一候、三候を一気としています。立春より始まり、雨水(うすい)、啓蟄(けいちつ)、春分(しゅんぶん)、清明(せいめい)、穀雨(こくう)、立夏(りっか)、小満(しょうまん)、芒種(ぼうしゅ)、夏至(げし)、小暑(しょうしょ)、大暑(たいしょ)、立秋(りつしゅう)、処暑(しょしょ)、白露(はくろ)、秋分(しゅうぶん)、寒露(かんろ)、霜降(そうこう)、立冬(りっとう)、小雪(しょうせつ)、大雪(だいせつ・たいせつ)、冬至(とうじ)、小寒(しょうかん)、大寒(だいかん)となります。
小寒と、その次の季節に当たる大寒から立春までの約30日間は寒の内(かんのうち)と呼ばれ一年で最も寒い時期です。
二十四節気は太陽の動きに合わせて定められる暦であり、もともとは農業で種まきや収穫など農作業の季節感の目安として使われていました。そのため、二十四節気の日付は年により若干異なります。
二十四節気は、古代中国の春秋戦国時代(BC.770~BC. 221)に黄河流域で作られたといわれ、中国では太陰暦(紀元前3000年ごろシュメール人により作られ月の満ち欠けを基準にした暦)が使われていた時代に、季節の変化をより正確に把握できる節気として登場しました。日本には飛鳥時代6世紀頃に伝来といいます。
小寒は冬至から十五日目で、寒さが段々と厳しくなり始めるころを意味し2025年1月5日~1月19日までになります。 江戸時代に太玄斎たいげんさい(1756年~1830年)が記した暦の解説書「暦便覧(1787年)」には、「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と記しています。
小寒の初日を寒の入りというように、小寒に入ると冬の冷え込みが徐々に厳しくなっていきます。一年で最も寒い時期で 小寒と、その次の季節に当たる大寒をあわせた立春の前日節分までの約30日間を寒の内といい立春を寒の明けとします。 
現在用いている1年の長さを時間で24等分して二十四節気を定める方法の恒気法(平気法、常気法)では太陽黄経が285度のときで太陽暦1月5日ごろで寒の入り(小寒)ともいわれ、暦では寒が起こる日、天文学ではその瞬間ともしています。期間としての意味もあり、この日から、次の節気の大寒前日ぐらいまでです。
これから本格的な寒さを迎える時期です。よく「寒の戻り」ということがありますが、3~4月に再び寒くなることで春になって気温の上がる時期に突然やってくる寒さのことです。ちなみに、余寒(よかん)は立春後の寒が明けてからもなお残る寒さを指していわれています。
この時期の行事では、無病息災を願って七草粥を食べ、相手の体調を気遣って寒中見舞いを出します。鏡餅は、1月11日に「鏡開き」を、小正月の1月15日には小豆粥が食べる習慣があります。寒中には、寒の水は腐らないといい寒の内に汲んだ水で寒餅(寒の水でついた餅)、甘酒、酒、味噌などで重宝していました。他には、寒蜆(かんしじみ)で真冬に採取、寒海苔(かんのり)、寒の時期の魚介類に・鯖・鮃・鰈・鰆・なまこ・牡蠣などがあります。
凍み豆腐・寒天・蕎麦(寒ざらし)・魚(寒干し)は寒気を利用した食べ物です。
冬の野菜として菜の花、小松菜、水菜、大根、蕪、牛蒡、人参などで果物では金柑がよく知られています。
新年を寿(ことほ)ぐめでたい松・🎋竹・梅は「歳寒三友(厳寒三友)」と称して寒い冬でも葉が枯れず、枯れない強さから尊ばれます。鮮やかな黄色の花と凛とした佇まいが美しく、「福」と「寿」を冠した福寿草、迎春花として愛されています。菊や南天、千両、水仙など、古来より親しまれています。他にも葉牡丹、山茶花(さざんか)、シクラメン、パンジー、クリスマスローズ、満作(まんさく)などがありました。

 寒さに向かっているこの時期に正月を迎え、心身ともに健康を願わずには、いられません。寒稽古という言葉もありますが、何事も体調管理に注意、何事もバランス良くして過ごしたいものです。




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