・ベリー類 Berries べりーるい
キイチゴ類(バラ科)、コケモモ類(ツツジ科)、スグリ類(ユキノシタ科)の小形で果肉が多汁な小果類をいう。
バラ科には、ナワシロイチゴ(野イチゴ)、カジイチゴ、ベニバナイチゴ、ラズベリー、ブラックベリー、ジューンベリー、🍓オランダイチゴ(イチゴ)。
ツツジ科には、ブルーベリー、ビルベリー、コケモモ、クランベリー。
ユキノシタ科には、グーズベリー(セイヨウスグリ)、カラント(フサスグリ:レットカラント・ブラックカラント[カシス])に大きく分けられる。
他に、グミ科のグミ、ナス科のガーデンハックルベリー、桑の実(マルベリーMulberry・ミュール)のクワ科がある。
比較的低温な温帯地域、日本では、北海道、世界的には欧米で北ヨーロッパ、カナダで野性種がみられ、また栽培している。
1g~10g程度の小さな球形の密集したもの、球形、やや長円形、色は赤、黒、紫、淡緑色などと色彩豊かで酸味があり、甘みが強いのもあり生食もしているが主に、ジャム、ゼリー、ジュース、果実酒などに加工する。
ベリー類は、主にアントシアニン系色素(フラボノイド)で構成し中でもビルベリー,カシスに多く含むとして注目している。ベリー類の色素は、配糖体の形で含まれアグリコンAglycon(糖でない部分)は、シアニジンCyanidin、デルフィニジンDelphinidin、ペラルゴニジンPelargonidinの3種が主に存在し、糖の部分は、グルコース、ラムノースであることが多く一個ないし二個結合している。
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