ネコのひたい

暴力ネコと映画、写真、音楽を楽しんでます。

デス・プルーフ

2007-10-09 16:35:10 | 映画・舞台
映画を観てもすぐに感想を書けなくて、結局、書かずじまいの事が多いんですが・・・。
今回の「デス・プルーフ」も少し前に観た映画です。
「ハリポタ」はもう、感想いいや。(^^;)

タランティーノの作品はいつもそうかもしれませんが、この作品も多分、好き嫌いが分かれると思います。
正式には「デス・プルーフ in グラインドハウス」というタイトルで、グラインドハウスというのはB級映画を2~3本連続上映するスタイルの映画館のことだそうです。
なので、この作品もロバート・ロドリゲス監督作品の「プラネット・テラー in グラインドハウス」と対になっているみたいです。
ただし、日本ではそれぞれ単独で上映されています。

”デス・プルーフ”って”耐死仕様”という意味だそうで、その”耐死仕様”を施した改造車で女性を殺していくスタントマンのマイクを演じるのがカート・ラッセルです。
その車を使った殺し方がメチャクチャで、耐死仕様とはいえ、自分も入院するほどの怪我を負いますが、殺人はバレてないので、治ればまた次の獲物を探して同じ事をするのですが・・・。

以下ネタバレです。


多分、何度も同じ手口で殺人を続けてきたマイクですが、最後に狙った相手が悪かった。
相手もスタント・ウーマンで、殺すどころか逆襲されてしまいます。
で、ラストシーンは思わず笑ってしまいました。
え、終わりですか??って感じで。
後のこと、どうするんだよって、心配になりました。(笑)

この映画、案外、カーアクションは少ないと思います。
映画の半分はマイクが狙ってる女の子達のどうでもいい(ように私には思える・・)会話のシーンで出来てると思います。
延々と女の子達のお喋りを聞いてるのがイヤになってくるのですが、不思議と眠たくはなりませんでした。

あと懐かしい映画やテレビドラマのタイトル、それに出演していた役者さんの名前が色々と出てきて、私なんかは凄く嬉しかったのですが、劇中の女の子達は「知らない」とつれない返事です。
やっぱり時代が違うんだなあ・・と寂しくなりました。

それとわざとB級映画として作られているので、音声や映像がちゃんとしてなくて、ノイズや傷が入っていて、それが楽しかったです。

あとB級なので、メジャーな俳優さんはカート・ラッセルのみ。
でも、大好きな「CSI:ニューヨーク」に出演していた、エイデン役のヴァネッサ・フェルリトが出てたのは嬉しかったです。

お薦めできる映画かというと、非常に迷うのですが、映画館で観るならいいかなーという感じですね。
もう終わってますけどね。(^^;)
コメント
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