Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

ガーデンミュージアム比叡から、恵文社一乗寺店へ…

2014-08-12 10:51:32 | 2014夏の旅
  

比叡山延暦寺をゆっくり拝観してから


ガーデンミュージアム比叡に向かいました。


こちらには、「光の画家」と呼ばれたモネの


代表作「睡蓮」をイメージした


日本庭園「睡蓮の庭」があり、


他にもたくさんのお花が咲いていました。



      
        
 

           



                  



                  



     


           

ミュージアムからの琵琶湖の眺めも美しく・・・


名残惜しい気持ちを抱えつつ、そろそろ比叡山を下り



ちょうど、京都の町までの途中にあるという・・・


(何気なく「京都の本屋さん」と検索して 


 運よく見つけて 気になっていた・・・)


「恵文社一乗寺店」さんへ向かいました。


        


      


店内は、様々な興味深いテーマに沿った本が


並んでいて、時間があれば…何時間でも過ごせそうな


楽しい空間になっています。


トーべ・ヤンソンさんやムーミン












先日、日曜美術館で観た「バルテュス」などなど


息子も、なにやら気になる本を見つけたらしく


その場を立ち去り難い表情でした。



      


 自分用のお土産に、

 緑色の「スナフキンノート」(講談社文庫)

 トーベ・ ヤンソン(著)を買いました。




それから・・・



せっかく、「夏の京都に来た!」ということで



ここは、奮発して


「京都の夏の味覚…鱧料理」をいただくことにしました。



(実は、比叡山の山頂にて「ぐるなび」を検索して


ラッキーなことに、鴨川近くのお店を予約できました。)



すでに、6時を過ぎて、京都市内の道路は渋滞しており


私と息子は、四条河原町にて車を降りて、ひと足先にお店に向かい


夫は、宿にレンタカーを置いて、合流することに。



月曜日でしたが、日曜日が台風だったため


河原町界隈は、浴衣姿の若い方も目立ち


たくさんの人で、にぎわっておりました。



さて・・・先斗町の入り口を過ぎるまで歩いて、


(スマホの充電も切れており、地図もなく・・・)


お店に電話をすると、もっと鴨川に近いほう、とのこと。



あらあら、まさに京都らしい…細い路地にある古い建物です。



かなり、ドキドキして、恐る恐る、のれんをくぐって


電話予約していることを告げると・・・


にこやかに迎えてくださって、二階の個室へ案内されました。


建物は、築七〇年ほどとのこと。



息子が言うには・・・


「きっと、坂本龍馬が、こんな細い廊下を走り抜けて行った」ような・・・


なんとも風情のある、お座敷でした。



お料理の説明は、詳しくできませんけれど・・・


ちゃんとした、鱧料理をいただくのは、家族みんな初めてで


あっさりとしていながら、深い味わいの鱧と、夏らしい器や


心配りの細やかなおもてなしと、京都の言葉の響きを聴きながら


ほんとうに贅沢な、京都の夜を楽しむことができました。



    


         


     (焼き物には、あの・・・タデ酢)  

    
      


            


   


        


     


鱧しゃぶをいただいたあとの


甘みとコクのある美味しいおだしで「にゅうめん」と


せっかくなので「お雑炊」も、お願いして


おかげさまで、想い出に残る・・・鱧料理を堪能いたしました。



お店は、「割烹・ふぐ料理 京都 由兵衛」さんで、


おかみさんが50年つけておいでの糠漬けも、

とてもやさしいお味でした。 


      
          



おなかも、気持ちも、しあわせ~になって


先斗町辺りを歩いて



       



      



お月さまを眺めながら、鴨川沿いを、ゆっくりともどって


宿に帰りました。





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