Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

「ほんわか おしゃべりサロン」・・・

2009-06-22 17:27:31 | 地域の暮し
(約30分ほど遅れて)せや活動ホーム太陽と瀬谷区の自主事業
発達障がい家族の会「ほんわかおしゃべりサロン マシュマロ」主催の

勉強会に参加してまいりました。


今日は、横浜市発達障害者支援センターの関水実先生をお招きして
先生のお話を伺ってから、ご質問やご相談をする時間がありました。

関水先生のお話は、(私がありんこの役員をした)
平成18年の講演会の際に、初めて伺いました。


数多くの自閉症や発達障害の方のご相談を受けていらっしゃるからこその
視点や見取りや見通しを、お話ししてくださいました。

カナータイプとは違うけれど、ベースに自閉症の特徴を持っていることを
よく理解したうえで、子どもたちの育ちや発達を見守っていく姿勢が
大切なのでしょうね。

どちらにしても『いいところを探して、丁寧に観ていく』

『得意なことを活かして、不得意なことはサポートする』

もともと持っている「人と一緒に何かに取り組むことのむずかしさ」を意識して、
「人との接点を意識的に持つこと」で、関わりの中で経験をすることも必要。

「困った時に、人を頼りにする経験や相談できる体質」を意識していく。

また、お母さんたちも色々な相談のできる「サポーターインデックス」や
「涙を流しながらも、前向きになれるような友だち」を
どんどん増やしていくことが大切です!という応援のお言葉を頂きました。

私から「セルフヘルプグループを開いていて、お母さん方のお話を伺っていると
お子さんの小さな早い時期に、色々な情報がたくさんあることで、
『目の前のこと』も大切だけれど、ついつい『先のこと』について
不安が大きく膨らんでしまっているように感じますが、
その点は、いかがでしょうか?」というご質問をしました。

「小さいときに、『居場所・役割・評価(認められること)』があることで

自己肯定感を養っていくこと、愛されていること」が

結果的に、大きくなって、さらに成人になった時にも通じるのではないでしょうか
とのことでした。

目の前の子どものこと、子どもとの関わりを、一つ一つ大切にしていきながら

色々な専門家の方々や母親仲間との交流を通して、
少しずつ『先のこと』を考えていくくらいが、ちょうど良いのかもしれませんね。

会場には、いつも「はじめのい~っぽ!」にいらして下さっている方や
今度いらしてみたいというご連絡を下さっていた方や
別の地域の母親の集まりでご一緒した方々など、お知り合いも何人かいらして
いましたし、旭区の地域活動ホーム「連」の方にもお目にかかりました。


また、さらに地域を中心にした色々なつながりができそうです!


(午後に予定した用事が、キャンセルになりましたので
区役所の食堂で、お昼をご飯を食べながら、皆さんとおしゃべりをしてから)

本屋さんに寄って「母の友」の7月号を買って家に帰りました。

お昼過ぎから、激しい雨が降ってきていましたので

学校まで傘を持って行って、kirikouの下駄箱に
「かさ立てにかさを入れておきました。母」というメモを貼りつけてきましたが

kirikouが帰る頃には、ちょうど雨も上がっていました。


帰るなり、塾のカバンにカードを入れながら

「友だちの家に遊びに行ってくるよ。宿題をやるからゲーム機を出してよ~」と
言ってきました。

「ゲームは、宿題をやったら出す約束だから、やってからね!」と、私が言うと

「ちゃんとやったら、出してよ!」と、ふてくされ気味で言いながら
さっさと、出かけて行きました。


確か…先ほどの、関水先生のお話にもありましたけれど

ある程度、「口の達者なタイプの場合」向こうのペースに乗ってしまって
ついつい「あ~言えば、こ~言う」モードに陥りがちですけれど…

特に思春期に向かうこの時期辺りから、

「コチラ側のブレナイ軸」を建てておくことが、大切になってくるとのこと。


まだまだ、母親の苦労は尽きませんけれど…


元気を出して! 時には、リフレッシュをしながら、ニコニコ顔を取り戻して!



その時々の子どもの成長と様子を見ながら、


       色々な手立ての工夫をしていけますように!!


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