夕方から降り出した雨の音が、強く激しさを増してきています。
台風4号の影響もあるのでしょうか?
明日にかけて荒れ模様になるとの予報が出ているようです。
さて、土曜日に立川まで出かけて
特別企画講演会「在宅医療を考える」というお話を伺ってまいりました。
(ここで、なぜ私が「在宅医療について」興味を持っているのか、ご関心をお持ちの方のために
これまで、折にふれて書いてまいりました記事をコチラに挙げておきます。
ただ、書き方が整理されていなかったり、雑記のままですので
読みにくい点は、お許しください。
2006.5.23「在宅介護について」
2006.9.26「はじめてのこと」に向き合う時間…
2008.2.25「穏やかな日差しの中で」
2008.3.17「わたしのこだわり…?」「私のこだわり…?の続き」)
おばあちゃんを中心にして、家族みんなで協力しながら
さらに様々な方々のサポートのお陰で、おじいちゃんの在宅療養をして
納得のいく形で最期を看取ることが出来たことは
私にとって、心に深く刻まれる経験になりました。
自分自身を含めて、避けては通れない「これからいかに生きて、いかに死を迎えるか」を
心のどこかに置きつつ、いま私にできることを考えているところです。
さて、今回の立川在宅ケアクリニックの井尾先生からは
2000年から地域での在宅医療をなさってきた実践に基づく
時に厳しく、けれど患者さんとご家族を強く支えていらしたことが伝わるお話を伺えました。
詳しくはクリニックのHPにて、新聞記事などを読むことができます。
2007年12月の「在宅」という会報より引用いたしますと
『平成18年の「在宅療養支援診療所」平成19年の「がん対策基本法」の施行によりがんの緩和ケア、ターミナルケアが見直され、少しはよくなるのかと期待しましたが現実は変わりませんでした。』とのこと。
在宅での最期を希望する方が60%いらっしゃるるのに対して
実際には12~13%程度で、病院で最期を迎える方が80%程度とのこと。
家族の介護力の低下や支援体制が整っていないなどの課題があるようです。
また、積極的な延命治療を希望していない場合でも
いざという時の、きちんとした対応を話し合っておかないと
救急車を呼んで病院での救急医療を受けることになると
本人の意志確認などが問題となって、ムズカシイ事態が生じることになるようです。
このことに関しては、ETV特集で
第226回 5月18日(日)安らかな最期を迎えるために ~尊厳死を考える~
というテーマについて取上げていました。
(先日お話を伺った遠藤順子さんのお話もありましたが)
「いのち」をめぐって、ひとつの答を出すのはムズカシイことに想われますし
各個人の価値観も大きく関与する点で、法制化をするなどの賛否も分かれるところです。
誰もが安心して暮し、必要な医療を受けれられること
そしてそれを選択し、決めることが出来ることも大切でしょうね。
さて講演会の第2部では、現在僧医として研修中の対本宗訓師のお話を伺いました。
作務衣をお召しになって、まずは「生老病死」や「四苦八苦」という
仏教の教えが、私たちの暮らしの中で気づかない間に身近なものになっているというお話や
僧として医学を身につけた上で
「人の生と死」に関わっていきたいと考えていらっしゃることなど
わかりやすく、時には笑いも誘うお話をしてくださいました。
終わってから、対本先生にお話をしようと思って待っている間に
「いのちの授業」をしていきたいと考えていらっしゃる大学の先生や
在宅支援員として活動なさっている看護師さんとお話をすることが出来ました。
夫の父を在宅で看取る経験をしたこと、
kirikouもその経験をすることが出来たことが「いのち」について考えるきっかけになれば良いのでは…
また、子どもたちにも、そのことを伝えていくことも大切ではないか…
などと対本先生にもお話をいたしました。
いのちをめぐるお話や「いかに死を迎えるか」というテーマは
ひと言で申し上げることも、私にはとてもムズカシク感じますが
私自身としては、できれば心のどこかに意識しながら、
日々を暮らしていきたいと想っております。
そして、私にも何かできることがあるような気がして
これからももう少し、深く考えていきたいと想っています。
明日は、できれば小澤先生の「地域緩和ケア研究会」に参加して
「患者さんのお話を伺う」勉強をさせていただきたいと考えております。
いつまでも、生きている限り「修行は続く」ものなのかもしれませんね…
台風4号の影響もあるのでしょうか?
明日にかけて荒れ模様になるとの予報が出ているようです。
さて、土曜日に立川まで出かけて
特別企画講演会「在宅医療を考える」というお話を伺ってまいりました。
(ここで、なぜ私が「在宅医療について」興味を持っているのか、ご関心をお持ちの方のために
これまで、折にふれて書いてまいりました記事をコチラに挙げておきます。
ただ、書き方が整理されていなかったり、雑記のままですので
読みにくい点は、お許しください。
2006.5.23「在宅介護について」
2006.9.26「はじめてのこと」に向き合う時間…
2008.2.25「穏やかな日差しの中で」
2008.3.17「わたしのこだわり…?」「私のこだわり…?の続き」)
おばあちゃんを中心にして、家族みんなで協力しながら
さらに様々な方々のサポートのお陰で、おじいちゃんの在宅療養をして
納得のいく形で最期を看取ることが出来たことは
私にとって、心に深く刻まれる経験になりました。
自分自身を含めて、避けては通れない「これからいかに生きて、いかに死を迎えるか」を
心のどこかに置きつつ、いま私にできることを考えているところです。
さて、今回の立川在宅ケアクリニックの井尾先生からは
2000年から地域での在宅医療をなさってきた実践に基づく
時に厳しく、けれど患者さんとご家族を強く支えていらしたことが伝わるお話を伺えました。
詳しくはクリニックのHPにて、新聞記事などを読むことができます。
2007年12月の「在宅」という会報より引用いたしますと
『平成18年の「在宅療養支援診療所」平成19年の「がん対策基本法」の施行によりがんの緩和ケア、ターミナルケアが見直され、少しはよくなるのかと期待しましたが現実は変わりませんでした。』とのこと。
在宅での最期を希望する方が60%いらっしゃるるのに対して
実際には12~13%程度で、病院で最期を迎える方が80%程度とのこと。
家族の介護力の低下や支援体制が整っていないなどの課題があるようです。
また、積極的な延命治療を希望していない場合でも
いざという時の、きちんとした対応を話し合っておかないと
救急車を呼んで病院での救急医療を受けることになると
本人の意志確認などが問題となって、ムズカシイ事態が生じることになるようです。
このことに関しては、ETV特集で
第226回 5月18日(日)安らかな最期を迎えるために ~尊厳死を考える~
というテーマについて取上げていました。
(先日お話を伺った遠藤順子さんのお話もありましたが)
「いのち」をめぐって、ひとつの答を出すのはムズカシイことに想われますし
各個人の価値観も大きく関与する点で、法制化をするなどの賛否も分かれるところです。
誰もが安心して暮し、必要な医療を受けれられること
そしてそれを選択し、決めることが出来ることも大切でしょうね。
さて講演会の第2部では、現在僧医として研修中の対本宗訓師のお話を伺いました。
作務衣をお召しになって、まずは「生老病死」や「四苦八苦」という
仏教の教えが、私たちの暮らしの中で気づかない間に身近なものになっているというお話や
僧として医学を身につけた上で
「人の生と死」に関わっていきたいと考えていらっしゃることなど
わかりやすく、時には笑いも誘うお話をしてくださいました。
終わってから、対本先生にお話をしようと思って待っている間に
「いのちの授業」をしていきたいと考えていらっしゃる大学の先生や
在宅支援員として活動なさっている看護師さんとお話をすることが出来ました。
夫の父を在宅で看取る経験をしたこと、
kirikouもその経験をすることが出来たことが「いのち」について考えるきっかけになれば良いのでは…
また、子どもたちにも、そのことを伝えていくことも大切ではないか…
などと対本先生にもお話をいたしました。
いのちをめぐるお話や「いかに死を迎えるか」というテーマは
ひと言で申し上げることも、私にはとてもムズカシク感じますが
私自身としては、できれば心のどこかに意識しながら、
日々を暮らしていきたいと想っております。
そして、私にも何かできることがあるような気がして
これからももう少し、深く考えていきたいと想っています。
明日は、できれば小澤先生の「地域緩和ケア研究会」に参加して
「患者さんのお話を伺う」勉強をさせていただきたいと考えております。
いつまでも、生きている限り「修行は続く」ものなのかもしれませんね…
そうでいらしたんですか。
何かしら軸になるものの存在は、案外ワルイことではないのかもしれません。
そこから一歩進んで
その軸に拠っていることを意識していれば、それと違ったり
すぐには理解できないもの・ことへのアプローチにも
ある程度の自覚を持って意識していくことができるような気がしています。
それがオールマイテではないにしても・・・
というほどには、まだ私にもできているわけではありませんけれど・・・
また、イロイロと教えてください!!