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なんの気なしに雨がふりだして
電気をつけなければ心穏やかでいられない
日中。
ストーブをつけてもなお寒い。
なんの気なしに雨がふる冬は
要注意。
?
要注意と呟きながら笑みこぼる。
そそくさ、
冷蔵庫より酒粕をとりだして
鉄鍋にいれる。
コトコト煮詰めて
甘い甘い
トクントクンした甘酒のできあがり。
たらす生姜汁を。
日中から甘酒を飲む。
なんの気なしに雨がふる冬は
要注意。
ヨウチュウイ?
・ ・ ・ ・ ・
酒粕甘酒材料(1人分)
酒粕 50g
水 200cc
砂糖 大サジ1(おこのみ)
塩 本の少し
生姜汁 すりおろしor汁
作り方
・鍋に酒粕をちぎっていれる。
時間があれば2、3時間放置した後混ぜる。
・加熱し途中で砂糖と塩を入れる。
沸騰直前で火からおろす。
・湯のみに入れて生姜汁をいれる。
*火にすぐかけてもいいのですが、時間をおくほど
もったりとした風合いがでます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/dd/c998888963c61c45952afd7307467f10.jpg)
お昼にいただく甘酒はおいしいものです。
甘酒を飲みだしたのはこの4、5年のことです。
なんだか見た目が気味悪く、
食べず嫌いならぬ飲まず嫌いでした。
ある大晦日のことです。
紅白歌合戦の女性軍の勝利を確認。
連れ合いとマフラーやら帽子やら厚手の靴下やら
エスキモーのような手袋ややや、
いろんなものを体にまきつけて家をでました。
もうすぐ新しい年をむかえる夜の外気はとげとげとして
私も連れ合いも、首をすくめ背をまるめて歩きます。
目指すは氏神さまのお宮さんです。
静かな夜に足音が響きます。
氏神様にむかって人々が歩いています。
紅白を最後までみるんじゃなかった。
と、後悔。
案の定、小さなお宮さんは2重の列です。
たくさんの人がいるというのに寒いこと寒いこと。
足踏みをしながら待つこと1時間以上。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/85/8fc7e1e0c301c653d0de422c66a85b7e.jpg)
やっと神さんの前にたち、
子どもの健康やら母のことやら世界平和のことやらを
瞬時にお願いして境内にでると、
無料で甘酒が配られていました。
甘いお酒の香り。
発酵したようなプツプツした表面。
タプタプ、ねばねばした感じ。
どれも苦手でしたが、寒さに耐えかねていただいて
みたら、そのおいしいこと。
甘いお酒の香り。
発酵したようなプツプツした表面。
タプタプ、ねばねばした感じ。
このどれもが大好きになってしまいました。
冷え切った五臓六腑にタプタプねばねばが
しみ込んでいき、連れ合いと顔を見合わせて
頬笑みあった次第です。
初頬笑み。
以来、
なんの気なしに雨がふる
寒い冬は
要注意・・・です。
次回
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