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日常と日記
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魔王の臨場感をうまく使う

2019-09-06 | 日常とクラシカロイド
録画していたマツコ有吉のかりそめ天国をぼーっと流してたら、霜降り明星のせいやくんが出てきて、なんかレシピ本どおりに片っ端からうどんを作りたい、みたいなことをしていた。

ところが彼は料理のスーパー初心者なので、レシピ本の省略部分、たとえば「塩少々」の少々ってなんやねん、とか「だし?」だしってどれやねん、市販の白だしでええか、え?薄めなあかんの、そんなん本には書いてないやん、え、巻末に基本の万能だしの作り方別記されてんの、レベルなのです。

タマネギを縦に薄切りか横に薄切りかも書いてないと悩む。え、この茶色の皮ってどう剥くん?←可愛い小学生男子みたいです

確かにレシピ本って写真は綺麗なんだけど調理工程はとても言葉少なです。
科学の実験である計量命のお菓子の本などと違って「少々」とか「適当に」とか「お好みで」ってのが多用されてるものも多く「そこが知りたいのに」と不安になる。大事なところを略すなよ、となる。

私も腹立つことがよくありました。今でもな。
NHKのきょうの料理は本家もビギナーズも好き。丁寧で素人を小馬鹿にしない感じがするのでたまにムックを買ったりします。

あと今はネット検索もあっていい時代です。せいやくんもスマホでわからないことをいちいちちゃんと調べてたので、一応料理らしきモノはできていました。

しかしどれも途中の工程で間違ったことをしてしまっていたので、出来たものを食べるたびにまずさに顔をしかめることになります
そしてその
「まずぅーーーー!!」
ってシーンでBGMが魔王に変わるんですね。シューベルトの。ほんとに恐ろしいものを作ってしまった!って感じになります。すごく笑ってしまいました。