たっきーブログ

遊び心満載の「時遊人」、さてきょうは...

★癌から奇跡の復活!・第一章⑦」

2014年01月10日 | 健康・病気

たっきーです。

雪のち晴れ。


今日は10日。ゼロの付く日には毎回私のこれまでの体験談をお伝えすることにしています。
今回で第7回目です。

★癌から奇跡の復活!・第一章⑦」

<逆進化から真の進化への考動>

ワンクールの抗がん剤治療終了

治療と副作用について・「しゃっくり」


放射線治療と抗がん剤治療の二つが始まってからの一日の流れは
6時    起床、体重測定、口腔ケア
8時    診察、朝食、口腔ケア
9時前後 放射線治療
正午    昼食、口腔ケア
18時    夕食、口腔ケア
21時   口腔ケア、就寝
この流れの中で、起きている時間で特別なことが無いときは常に足湯をしていました。

まず抗がん剤投与までにいろいろな薬剤の点滴があり、
その後抗がん剤治療は24時間連続で通算120時間に及びます。

点滴の間は「ひも付き」となっているため行動範囲が狭くなり、
院内を歩くにも点滴スタンドを携えたままなので、せいぜい200歩程度で
運動不足となり、急激にに足腰が弱くなってしまいました。

抗がん剤投与二日目の夜9時ごろから、副作用の一つとされる「しゃっくり」が
突然出始めました。
このしゃっくり5秒おきぐらいに連続で起こり、呼吸もままならずめちゃめちゃ苦しかったです。

すぐ治まると思っていましたが数時間たっても治まらず、ついに看護師さんを呼んで
状況をお話ししたところ、胃の上に冷たい枕をのせて冷やすと止まることがあるということですぐにやってもらいました。
すると約1時間後にあのしんどかったしゃっくりが止まったのです。
止まった時刻はなんと朝方4時半。全身くたくたでした。

人生の中で一生分の「しゃっくり」をした気がします。
めちゃ辛かったのですがお陰様で他に影響が出なくて幸いでした。

しかし、今度は別の問題が!
それは便秘です。数日間頑張ってもどうにもならず下剤を飲んでもダメで
最後は座薬を使い、わずかながら出始めてお腹の張りが楽になりました。
普段便秘など経験したことが無かったので、こんなに苦しいものだと初めて思った次第です。
この間あまり食欲もなかったのは便秘の影響も大きかったのでは・・・。

いろいろ苦しい時期の中でも元気な時があります。
それは、見舞いに来て下さった方とのお話が出来ているときです。
個室で一人でいると何でもないことが気になったり、先のことをいろいろ心配したりで
考え込むこともあるのですが、誰かと会話をしていると元気になれます。
いや、元気をもらっていたのでしょう。

もちろん仕事をしながら疲れて帰りに毎日訪れてくれる妻の励ましは最高の良薬です。

入院後13日目、抗がん剤治療が始まって6日目、放射線治療5回目終了の日、
食事も僅かしか取れず体重は2㎏減り、副作用は首回りが痛く、のどが少しづつヒリヒリ、体は重く朝起きるのも辛い状況となっていました。

しかし、午後2時30分長かったあの点滴が終わりました。 最高!!

「こんなに自由なのか・・・。
これで皆さんにご迷惑を掛けなくてすむ!」

喜んではみたものの今後の展開を思うと
「この自由いつまでなのかな・・・。」と、現実に引き戻されるのでした。

午後4時過ぎに久しぶりにお風呂でシャワーをあびる事が出来ましたが、
体力の低下をまざまざと感じました。手足がきちんと思うように動かないのです。
さっぱりはしたものの、神経が過敏になったのでしょうかムカつきと胃痛が強く感じられるようになっていました。

第一弾の抗がん剤治療は終わり、自分で思っていた副作用は嘔吐も一度もなくこの時点では説明時の話よりはるかに軽く喜んでいましたが、夕方先生から諸々の検査結果の説明があり、腎機能が低下、白血球も少し低いのでしばらく様子見となりました。

この間、主治医である片桐先生と病気以外のことなどを含めいろいろなやり取りで、私は医者と患者との信頼関係はばっちりできていたと信じていて、マイナスのことを説明されても全く恐れや心配はありませんでした。

常に「必ずうまくいく」です。

コメント
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