たっきーです。
東京に来て今日で4日目です。
勉強も終わり今日からは遊びです。
さて今日は0の付く日、2月10日です。
0の付く日のシリーズ第10回目、第1章最後です。
「癌から奇跡の復活 ・ 第1章⑩」
<逆進化から真の進化への考動>
「治療と副作用・経過?「治療変更&気分転換&結果」
12月に入って1日の放射線治療12回目以降から、
毎週金曜日には外泊することができるようになりました。
しかし相棒はこの年、12月に入って仕事がますます忙しくなり、
楽しみの土曜・日曜日も私のフォローに勤め、
大変な思いをさせてしまったんだということを痛切に感じていました。
そんな中でも相棒は私のために栄養たっぷりな特別なメニューを考え、
私の喉の痛みなどを考えて食べやすいものを作ってくれていました。
本当に感謝です。
また、体調の良い時はウイークデーでも日中外出が許可され
気分転換を兼ねて自宅に帰る時間も多くなりました。
外出時での気分転換では親友に送迎してもらい、お昼を一緒にあちこちのおいしいお店に
連れて行っていただくなど外の空気に触れることがいかに大切かが本当によくわかりました。
しかし、食べ物に関しては味覚障害がだんだんとひどくなり何を食べても美味しく感じられず、
食事の量もだんだんと減っていき体重は入院時に比べて7キロも減ってしまいました。
体重が減ると当然筋力も衰え、わずかな距離を歩くのも辛い状況となりました。
このような毎日を送りながらの12月半ば入院してから35日目、
治療の経過を見るためCT検査がありました。
また、放射線治療の方法も変更するとの説明があり、
どう変わるのかちょっと心配もしましたが、心配とは逆に治療は放射線のあてる部位が小さくなり、
治療中の音も変わるなどこれまでより明らかに違いました。
放射線治療を受けている最中はいつも「やっつけろ!やっつけろ!」と目を閉じて念じていました。
この方法での放射線治療はあと12回で終わりです。
首周りはひどい日焼け状態で口の中、喉の痛みは少しずつ大きくなってきましたが
順調に治療は進んでいると言うことでほっとしていました。
翌日の12月14日、入院36日目、放射線21回目終了後また外出で自宅に帰り、
ゆったりお風呂に入るなどして夕方5時ごろ病室に帰りました。
帰るとすぐ主治医の片桐先生から耳鼻科外来に呼び出しがあり、
諸々の検査の結果、「原発の癌は消えた!またリンパ腫は4.5センチから約2センチまで
小さくなっている」との説明がありました。
この説明を受けた時は飛び上がるほど嬉しく、一気に目の前が明るくなりました。
このことを夜、相棒に伝えると「涙が止まらない程嬉しい」と、電話の先で…。
ここまで来れたのも病室でいつも笑顔で接して下さる片桐先生や、優しい看護師さんらの励ましの言葉。
そして相棒や家族の支え、それに加え家族以上の心配と
いろいろなところでヘルプをしてくれた親友のおかげだと思っています。
来週から第二回目の化学療法が始まりますが、頑張ろうという気持ちが一段と強くなり、
気力だ~!足湯だ~!みんなの応援の賜物だ~!
そして「必ずうまくいく」です。
第1章終わり。