遠藤雷太のうろうろブログ

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三谷幸喜「三谷幸喜のありふれた生活10 それでも地球は回ってる」

2014-04-09 23:04:20 | 読書感想文
三谷幸喜のありふれた生活10 それでも地球は回ってる
クリエーター情報なし
朝日新聞出版


2014/4/7

朝日新聞の2010年4月30日から2011年5月26日までのコラム。
出だしの数編は巨匠・名優の不幸のお話。
不穏なまま、すぐに東日本大震災が起こり、自身の離婚まで書かれている。
マクロからミクロまで。
まさに「それでも地球は回っている」という副題にふさわしい。
ご丁寧に巻末には大竹しのぶとの「離婚対談」までついている。
読むと、世の中には確かに結婚に向かない人間が存在することがわかる。
ずっとカップラーメンとか無理だわ。
それでも三谷は仕事をしている。
三谷幸喜生誕50周年記念大感謝祭の時期でもある。
「ろくでなし啄木」「国民の映画」「ベッジ・パードン」と、舞台仕事のほうは絶好調。
「ステキな金縛り」の製作発表された時期にも重なっているので、どうしてあんなことになったのか、わかるかと思ったけど、わからず。

コメント
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