遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

第67回 高等学校文化連盟石狩支部 高校演劇発表大会(10月7日)

2017-10-08 00:07:35 | 演劇を見てきた

2017/10/7

6日目。午後から仕事だったので札幌大谷高校『女生徒』のみ。

太宰治『女生徒』のテキストを、女子五人が動きながら、ポーズをキメながら、ポップに読み上げていく。

intro『わたし−THE CASSETTE TAPE GIRLS DIARY−』と似ているなと思ったら、パンフに「【作劇協力】イトウワカナ」の文字。

「わたし」に比べると、よりコンセプト重視。

シンプルでわかりやすくなった一方で、娯楽として成立させるためには、少なくとも運動部並みのフィジカルが必要だと思う。

ただ、そんな作品だからこそ演者が磨かれる。

実際、個々のモノローグスキルが異常に高い。

会話ではないので、基本的に言い間違えると成立しない作品。

膨大な量のテキストを全員ほぼ淀みなく語り倒す集中力。

特に「バラ」から「美しく生きたいと思います」に続くところが痛快だった。

コメント
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