遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

ウィルフレッド・ジャクソン、ハミルトン・ラスク、クライド・ジェロニミ監督『シンデレラ』(1950年)

2017-05-09 22:20:05 | DVD・VHS・動画など

「シンデレラ ダイヤモンド・コレクション」MovieNEX予告編

2017/5/9

・継母や異母姉妹にいじめられ、召使扱いされるシンデレラが、動物達や魔法使いの助けを得て、王子様と結婚する話。

72分も何やってるんだろうと気になって見てみる。

・おなじみのところ以外は、歌と小動物たちのやり取りに時間を取っている。

・猫と鼠の戦いはシンデレラに関係ない。

・油断すると『トムとジェリー』を見ている気分になる。

・シンデレラと小鳥の組み合わせはいいんだけど、鼠たちとも仲がよすぎるのは、衛生的に不安。

・この前『ラッツ』見たばかりなので特に違和感が強い。

・アメリカのアニメは鼠に甘い。

・継母と異母姉妹の悪人顔。

・顔でここまで善悪の属性を表現できるものなのか。

・彼女達は動きも話し方も下品。

・継母のラスボス感も相当ひどい。

・飼い猫にルシファーと名づけるセンス。

・絶対、見る人に感情移入させないように作られている。

・そんなクレーマー同然の家族たちの相手をしながら、人並み以上に家事をこなし、ペットでもない小動物の世話をして(服まで作る!)、隙あらば唄っている。

・家事レベルが超人じみている。

・ガラスの靴が割れてしまっても、あらかじめ、もう片方の靴を用意していところも抜け目ない。

・本当の魔法使いはシンデレラだと思う。

・考えてみれば、小鳥も鼠も使い魔っぽい。

・魔法のドレスの別格感。60年前のアニメでここまで表現できるもんなんだ。

・かぼちゃの馬車の造形がかっこいい。特に元々蔓だったところあたり。

・お互いにほとんど一目ぼれというのが、今の感覚だと信じられない。

・何か裏があるんじゃないかと勘ぐるほうが楽しい。

・歌とコミカルなおどけ表現が多く、いじめられている少女がヒロインのわりに、全体的に雰囲気が明るい。

・作り手がコメディとして作っているのがわかる。

・ジェンダー論的には色々問題がありそうだけど、そのへんは60年以上前の作品ということで目をつぶる。

・ありとあらゆるパロディが作られる源泉。自分も作ってみたい。

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