人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★久方ぶりです エビ餌での真鯛釣り

2018年11月05日 | 釣り

2018年11月2日金曜の午後3時ごろ空にはっきりとした2基の飛行機雲が現れていました。後からニュースで知りましたが、「午後4時ごろ福岡県の航空自衛隊の築城基地所属のF-2戦闘機2機が飛行訓練中、築城基地の西およそ200kmの海上で空中接触した。2機はいずれも、築城基地に帰還し、乗員にけがはなかった。」そうです。ひょっとしたらこの飛行機雲はF-2戦闘機2機だったのかもしれません。

 

今回の週末は久しぶりの好転で、おおよそ90日ぶりの釣りに出かけます。これまでの人生ここまで長い期間釣りに行かなかったのは、幼いころを除いて初めてでしょう。今回の計画も悪天候のため3回目の繰り越し釣行でやっとの実現です。気分はすでに大漁でアオサギの見送りで出港します。

 

朝6時半前、日が昇りだしました。天文学的には日の出とは、太陽の上縁が地平(水平)線に接した瞬間だそうで、まさに日の出ででしょうか。なお、日の入りとは太陽が隠れた瞬間だそうです。

 

壱岐と対馬の西側方向は、秋の羊雲の塊でしょうか朝日に輝きます。

 

姫島から日が昇っていきます。

 

釣り場に到着です。昨日の風に少しウネリが残っています。シーアンカーの準備です。

 

今回は「きらら風呂の会」の会長、坂本さんを誘っての釣りです。

 

2-3投目でまずまずのアコウが釣れました。

 

なかなか数も伸びず、小さな鯛が多い状況です。

 

そんな中、坂本さんの竿が弓なりとなっています。上がってきたのはキロ近い美味しそうなイシガキダイです。まさにこの海での旬で高級魚にびっくりしています。

 

少し壱岐寄りのポイントに変更しましたが、ハトポッポ(学名はテンス)の猛攻です。

 

坂本さんもテンスとチャリコ真鯛の子供のダブル。

 

後ろで釣っている小野原さんもテンスのダブル。

 

海も穏やかになり、暑くもなく寒くもなく快適な釣りです。沖は壱岐の島です。

 

ハトポッポの団体様から逃げるようにポイント変更です。

 

小野原さん、変更後いきなりの大きなあたりです。

 

期待むなしく上がってきたのはシロダイです。しかし、この魚もまずまず美味しい魚です。

 

さらにポイント変更

 

30Cm近い塩焼きにはベストの鯛が釣れます。

 

30オーパもダブルで釣れだしました。

 

坂本さんもダブルにご満悦です。

 

船長藤井さんの一つテンヤに70Cm近いマダイが釣れました。つづき私にまずまずの60Cm超えの真鯛が釣れました。その後も真鯛のあたりは続きます。

 

大漁に満足で午後3時前に納竿帰港です。

 

楽しかった今日の釣りに感謝で自然と笑みがこぼれます。

 

後十数分で港に到着する姫島を過ぎたころ、3人の若者が乗ったマイボートがエンジントラブルで漂流中です。友人である藤井船長は熱烈にあったかい心の御仁です。的確な指示で係留しえい航を開始します。

 

漂流中の船の出港先は岐志港の「志摩海洋センター」からでゆっくり進みます。

 

その間も到着時に備えロープの手配など忙しい時間が続きます。

 

短い数キロの距離でしたが1時間ほどかけて目的地に船を送ります。すでに日は落ちかけの17時前となっていました。

 

最後に善い行いをする我々に対して、この日は大漁を海の神様が与えてくれたのでしょう。高級魚のアコウもたくさん釣れました。

 

その他にも持ち帰ったのは、ハトポッポ20匹以上と次の魚でした。なお、ハトポッポはフライが絶品とのことで孫に食べさせるため少しもらって帰ります。

 

近所なのに「今日も楽しい釣ありがとう。」とお先に失礼します。魚は友達の家など5件に配り、子供たち家族へ残りのほとんどを持って帰ってもらいました。サバフグは孫たち用のフライで冷凍し、残ったのは真鯛とアコアのそれぞれ1匹です。その後、近所の方から柿をもらったお礼にアコウを持って帰ってもらいます。鯛は刺身と頭などをアラ炊きに調理しましたが、これまた偶然が続くもので、ヤマイモを頂戴した近所の方へ、家内が食べる1/5程度の刺身を残しおすそ分けします。私が食べたのは真鯛の頭の煮つけのみでしたが、久しぶりの心地よい疲れに大満足の釣りとなりました。調理すると満足な気分になり、わたし自身ほとんど刺身は食べません。

 

残った釣り餌のシバエビをもらって帰り、次の日かき揚げ丼にしていただきました。絶品のお昼でしたありがとう・・・・

 

昨日4日は11月探鳥会で、冬鳥もちらほら観察できるのかなと楽しみにしていましたが、釣りの疲れとこの日は毎年恒例の「JA糸島感謝祭ドリームフェスティバル」の最終日ということで、残念ながら探鳥会は中止です。駐車場の混雑と土の購入のため遠方の駐車場を避け、8時15分に家を出ます。

 

この時期はシクラメンもたくさん並びます。ここ糸島は様々な花の栽培地でもあります。今年7月にはフジテレビ「めざましテレビ」で、日本最大の生産量を誇るお花「クルクマ」の紹介とプレゼントの放送がありました。

 

パンジービオラも特価価格です。もちろんこれも買って帰ります。

 

毎年のことですが一番の目的はこの土です。10Kが98円と大変お得で信用できる花土20袋と、玄界灘産のかき殻石灰など地元の有機素材を活用した新培養土「よかよー土君」を6袋買い求めます。

 

家に帰って鉢に植え替え、家の玄関口もすこし賑やかになりました。

 

ひさっかぶぃの よおついは わっぜ つれもした じやっどん わがれで くたとは てぇのよぉの びんただけじゃった

久しぶりの 魚釣りは たくさん 釣れました しかし 自分の家で 食べたのは 鯛の 頭だけでした。


★ヒラメ釣り顛末

2018年09月17日 | 釣り

朝夕ようやくしのぎやすくなり、欅の枯葉の竹ぼうきでの掃き掃除が大変な季節となりました。また、庭を彩る花が少ない夏から秋は、スミレに似た小さな可憐花をつけるトレニアが、玄関前の階段下から自然に芽吹いて咲いています。

 

色彩の乏しくなる秋から冬の季節に咲くオキザリスが今年も芽を出し始めました。日が当たると微笑むように花が開き、雨や曇りの日は機嫌を損ねたように閉じる品種です。古いものは我が家へやってきてから5年以上になります。

 

昨日釣りの帰りに偶然駐車している足元に、4つ葉のクローバーを見つけました。カタバミはオキザリスの仲間でハート型の3枚を合わせた形をしていますが、同じような葉を持つシロツメクサは全くの別物で外来種です。4つ葉のクローバーを見付けられた者には幸運が訪れるという伝説があり、恋する乙女の願懸けに使われたりしていますが、この釣行が一緒だった小野原君曰く「3つ葉が4つ葉になるのは、人に踏まれるなどして傷がついてしまうと4枚になるそうです。」と言っていましたが、乙女心を察するにそれではだめだと調べとみると、やはり突然変異もあるそうです。やはり幸運というものは神様と近いものでなければなりません。

 

久々夜イカ釣りからおよそ一か月ぶりの魚釣りです。今日は釣友の藤井さんの船(人が乗船している真ん中の船)でターゲットはヒラメです。

 

全米オープンで優勝し、いまや時の人「大坂なおみ」さんのキャッチネット?2本がいつの間にか増えています。後で船長に聞いたところ「錦織仕様?」だそうですが・・・・

 

今日も期待一杯での出船です。

 

曇りがちの最高の日和となりました。二丈岳麓の大入港からの出船です。

 

貴重な石積みの波止ですが、今やブームのエギンガー(水イカ:アオリイカを釣る人)でいっぱいです。ほとんどのイカは1年で一生を終えるので、時期からして新子のコロッケサイズのイカで、初心(うぶ)なためにいたらすぐに釣れてしまいます。ある程度大きくなる11月まで待ってもらうといいのですが・・・・

 

本日のヒラメの餌は現地調達のアジゴなのですが、港の中のアジゴには目もくれず芥屋に向かいます。海の上空には大河ドラマ「西郷どん」のタイトルや鳴き声として、頻繁に登場する「ミサゴ」の雄姿がみえます。

 

近くで同じようにアジゴ釣りをしている漁船が、撒き餌をすると嫌うとの理由で、撒き餌なしで狙いますが、なかなか本命が釣れません。

 

漁船は十分アジゴを調達したのか、沖のヒラメポイントに向かっていきました。撒き餌を使うと一度の投入でサビキには3匹4匹と釣れてきます。わたしたちも十分確保したので釣り場に向かいます。

 

漁場は十数分のところに存在している人工漁礁の根回りです。自然漁礁と違ってこの水没させた人工の建造物は根も荒く、油断しているとすぐ根掛かりしてしまいます。本命のヒラメのあたりはなく、釣れてくるのはアコウ(キジハタ)ばかりです。しかし、わたしの釣ったこの魚は50Cm1.5Kgの超大物です。半端ない力で根に潜られましたが、何とか引き放せました。アコウは60Cmまでに育つとありますが、50Cmオーバーが釣れるのはすごく稀なのです。

 

アコウは夏場のトラフグと称される超のつく高級魚です。都会では値段の想像がつかないほどレアな種類になります。鮮度の良さとか、その時の豊漁不漁や需要供給に、値段は大きく左右されますが、基本的にはサイズで決まるようです。都会での価格でしょうが、ネット情報だと1Kgまでのサイズなら、Kg単価は3,000円~5,000円ほどの値段です。味も大きい方が美味しいため1Kg~サイズなら、Kg単価は7,000円以上になります。小さい魚としきりに謙遜の小野原君です。

 

アコウは雌性先熟(しせいせんじゅく)という性転換をおこない、子孫を残していきます。 アコウの場合は最初メスとして生活し、全長約40cmになるとオスに転換するそうです。なお、全長40㎝になるには10年前後かかると言われています。したがって藤井さんの釣ったこの魚も雄となります。

 

キジハタは、造り・煮付けで食べても美味しいですが、アラからは最高のダシが出ますので鍋料理にも適します。身はややピンク色をした白身で、刺身ではさっぱりと食べられますが、熱を通すと「ボンッ」と跳ね返る弾力があり、旨みもしっかりあります。夏のトラフグと言われる所以です。本日4匹目のアコウです。

 

この季節アコウには「イカリムシ」という寄生虫がついている魚も多くいます。どうも浅瀬のアコウには特に多いように思いますが、本日釣れた50Cmクラスのアコウにもいくつかついています。慎重に引き抜くときれいに取れますが、人が食べても害はなく、見た目が気持ち悪いのできれいに抜いて持って帰ります。この海の魚の寄生虫で釣り人に身近な種類として、

アニサキス:身や内臓の中から2~3cmほどの白く半透明の寄生虫で胃壁や腸壁に刺入して食中毒(アニサキス症)を引き起こします。

タイノエ:口内に寄生している節足動物で、マダイに多く寄生していることからこのように呼ばれています。釣ったタイの口の中を覗きこむと目が合う生物として有名ですが、これがついていると天然の証です。

サヨリヤドリムシ:ほとんどのサヨリの鰓に棲み着いていますが、無害で簡単に手でとれます。

 

釣れた雑魚を貰おうと「ウミネコ」が寄ってきました。わずかな褐色の羽からたぶん若鳥と思いますが、釣り船の近くにいると捨てる雑魚をもらえることを学習しているのでしょう。釣り餌の弱ったアジゴを投げてやると頭から一飲みです。何匹かあげると満足したのか飛び去って行きました。

 

朝の曇りからすっかり秋の晴天になりました。相変わらずヒラメのあたりもなく、潮どまりとなり、そろそろ帰港します。

 

本命は1匹もなく満足いく釣りとはなりませんでしたが、午後2時片付けです。

 

いつしかウネリも出てきました。

 

あたりが少ないこともあり、たくさんの餌アジゴが残っています。前の生簀にもまだたくさんのアジゴがあるので、みんなでこれらも持ち帰ります。

 

近場のため、十数分で帰れる距離です。

 

ホームの港に到着しました。

 

本日の釣果はアコウ9匹とアジゴ多数でした。

 

わたしは最初に釣りあげた大物を含め3匹とアジゴを貰ってきました。この船の釣果は全員で平等に配分します。

 

アコウは煮つけと刺身にしました。これを長男と次男の家族3家族でいただきます。

 

アジゴは40匹以上あるでしょうか。「アジの南蛮漬け」ように捌きましたが・・・・

 

孫たちはフライが食べたいと言うのであの小さなアジゴを3枚におろし、骨も2度上げして骨せんべいになるようにしました。よく切れるアジ切り包丁と捌きの腕がないとこうはできないでしょうが・・・・あいかわらず自惚れ屋の平家人(前回ブログをご覧ください)か・・・・フライは孫たちには大好評でした。

 

ひらめんよおを ついけいたどん すじあらばっけで ごろいと やっせんやらんじゃった

ヒラメを 釣りに行きましたが アコウ(すじあらは鹿児島での別名)ばっかりで まったく だめでした。


★時化の中のイカ釣り

2018年08月12日 | 釣り

忙しいお盆を前に、鹿児島の鹿屋から高校時代の友人正喜君が我が家にやってきました。お土産に新物の孫達が大好きなサツマイモと、わたしも息子たちも大好きな鹿屋産の落花生をいただきました。

 

お芋は孫たちにもおすそ分けして残り少なくなりましたが、前から欲しかった石焼きいも器をネットで購入しました。我が家の落花生もあと2-3週間ほどで収穫できますが、もらった落花生は天日で干し、このナベで殻付きのピーナツとして美味しくいただきましょう。

 

わが家へやってきた正喜君を加え、先月からの予定のイカ釣りに行ってきました。自宅からは15分程度のところにある芥屋港ホームの英ちゃん操るいつもの三祥丸です。写真は2016年6月に、山師匠の百田さんと釣り師匠のナベさん3人で登った、立石山から眼下の芥屋港を写したものです。

 

台風の14号の影響も心配されましたが、風は北西・波は1mの予報でいつもの期待一杯で午後5時30分出港です。

 

メンバーはいつものメンバーと正喜君の9名です。

 

出港したもののウネリがあるようです。余裕の正喜君ですが、この後ウネリの飛沫でびしょ濡れとなってしまいます。

 

ここ玄界灘のケンサキイカは5月ごろから釣れだし、群れはどんどん北上してしまいます。したがって本日は壱岐沖の小呂島沖まで約2時間近くかけてやってきました。早速イカスッテを付け釣り開始の正喜君へイカが釣れました。正喜君も簡単に釣れてきたイカにびっくりしています。

 

田舎の先輩の大作兄ぃにもいい型のイカが釣れていますが、到着して1時間もするとウネリも風も心成しか強くなって来たようです。

 

今日は大潮で風と波の影響で隣通しの仕掛けが絡んでくるので、おもりを50号から一回り大きな80号、さらに100号に交換します。とたんに初挑戦の正喜君は経験もなく当然でしょうが、イカのあたり(重み)を捕えることはできません。

 

今は元気の左舳先の釣り弟子石やんですが、この頃やっと船に慣れてきたのに、久しぶりの苦しい船酔いに苦しむこととなります。

 

波とウネリで、イカのあたりを捕えることが難しい状況に困惑の尾崎さんです。

 

舳先からパラシュート錨を入れているので船の揺れも大きく、前で釣っている仲間はイカのあたりを捕えることが困難となっています。ついに石やんが船酔いでダウンしました。昨夜ほとんど眠っていない正喜君もこの後船酔いでダウンしてしまいます。まだ釣り始めて2時間弱ほどですが、大作兄ぃが「もう帰ろうか。」。英ちゃんにすれば大した波ではないのですが、これからという時に撤収準備にとりかかります。

 

釣りやすいところに陣取った、私以外のメンバーは釣果は10杯以下と貧果ですが、帰れる嬉しさに皆さんホッとしています。船酔いで嘔吐し元気になった正喜君と大作兄ぃです。

 

船の飛沫を体に受け止め、雨具の準備をしているもののびしょ濡れの近所の尾崎さんです。

 

時化の中、帰りは3時間以上も船に揺られすっかり疲れ切っているメンバーです。釣りは2時間ほど行き帰りの船中は5時間以上と厳しい釣りとなりました。

 

ホームの港に着くと船から荷物の引き上げをみんなで行います。英ちゃんは我々の意向で帰港したにもかかわらず、遊漁の船賃を安くしてくれました。

 

今日の釣果は沖漬けのイカ13杯・・・・沖漬けはこのまま2-3日置いてからいただきます。

 

生イカ13杯・・・・でしたが、2時間程度の釣果ですから、あと4時間ほど釣ると40-50杯ほどは釣れたのですが・・・・当初の目標は欲張りの100杯越え・・・・

 

生イカ1杯だけ今夜の刺身にもらい、残りはせっかくの鹿児島からの参加の正喜君へ持って帰ってもらいます。この暑さイカは弱りやすいので、生イカはすべて内臓を取り出し、ジップロップに数匹づつ入れしっかりバラ氷で冷やしてクーラで持って帰ります。わたしの指導でイカの捌きをしている正喜君です。すくない釣果でよかった?ええっ!

 

期待一杯で参加の正喜君には散々の釣りとなってしまいました。これに懲りずに我が家へまた遊びにおいてください。


はいっみぃ いかついけ きたどん わっぜか なんで あんべも わいかごっなっ いっ かえったどっかいち おもたどん もしとか っついやったど わっぜ あいがともさげもした

はじめて イカ釣りに 来ましたが おおきな 波で 体調も 悪くなり いつ かえるのだろうと 思いましたが 楽しい 釣りでした 大変 ありがとうございました。


★今年はじめてのヤリイカ釣りにいってきました

2018年06月20日 | 釣り

FIFAワールドカップが始まり、サッカー好きな私は生活が不規則な状態にあり寝不足が続いています。昨夜は日本がコロンビアに2-1と勝利し次のセネガル戦が一層楽しみになりました。

いま次々とツマグロヒョウモンの羽化が見られ、我が家の庭には2-3匹の蝶が舞っています。羽化したこの蝶はオスでメスには名前の由来(ツマグロ)どおり、前のはねの前半分が黒くなっています。

 

幼虫もこの子を含めあと3匹の幼虫で、食草のビオラ(スミレ科の花)は事情を知ったご近所が提供してくれました。しかし、羽化したこの子たちには、園芸種のビオラ・パンジーが枯れた今、自然界のスミレを探さなければならないという、過酷な使命が待っています。

 

先週金曜日は初めてのイカ釣りということで期待一杯だったのですが、海が荒れ中止となりました。それでも諦めきれないので、いままさに旬のイサキ釣りが毎日遊漁が入っているなか、週間天気予報を信じて18日の月曜日に三祥丸英ちゃんに船を出してもらいました。午後6時出港です。

出港時にで釣に行くことを投稿したところ、たくさんの友人からイカが食べたいとの連絡があります。イサキなどにはあまり反応ないのですが、イカには大反響です。皆さんごめんなさい全員の期待にはとても応えられません。

 

釣りの弟子石やんは元上司で、ハマちゃんスーさんの世界です。わたしの家族には不評ですが、そこそこお似合いのひげ面です。

 

小呂島と、「猫の島」で脚光を浴びている相島の近くまでやってきました。ここからパラシュートアンカー(シーアンカー、潮帆、潮ぼう)で潮の流れに任せて釣ります。このパラシュートアンカーは優れもので、船を風上に向かせて横波を受ける事を防ぎ、船体を安定させるとともに船を潮に同調させ、仕掛けの底取りが簡単にできます。

 

大潮の闇夜・天気は曇り・海は久々の凪で、ハシリの釣りとはいえ好条件がそろいました。早速やや小さめのケンサキイカが釣れました。

 

あたりにもたくさんのイカ釣りの船がいます。船どおしの間隔は集魚灯利用の漁で1マイル(約1.6K)がマナーとなっているようです。

 

イカ釣りの仕掛けの小物類です。今日は擬餌針スッテの下段左には鳥のささみの塩漬けを巻いて釣ります。緑赤は毎年定番の釣れるスッテですが、結果このスッテと右から2番目のおっぱいスッテがよく付きました。

 

明日の遊漁のため横になるといっていた英ちゃんですが、2本の釣竿を出していて忙しい私に代わり釣り番をしてくれています。

 

ここは航路にもなっていて大型客船や貨物船も往来します。写真の丸の中は貨物船です。

 

けっして大きくないのですが、釣れだしました。

 

小さなイカはお手製の沖漬け液に漬け込みます。沖漬け液は釣具屋でも市販されていますが、田舎の丁子屋の醤油2、みりん1、料理酒1、白だし1、北海道コブで作った1.8Lを今回も持参してきています。

 

今回の釣友は、左は釣り弟子石やん、右は田舎の先輩大作兄ぃ

 

「きらら風呂の会」の会長坂本さん

 

近所の釣り好き尾崎さん、わたしを入れて5名です。

 

イグロー72Lの中の籠も2段目となりました。

 

全般的にイカの型が小さいので、沖漬けのイカも大漁です。

 

今日は竿2本仕立て、右はシマノのCI4+ モデラートTYPE73 H225にフォースマスター2000でスッテの数は8本、左はトップをナカハラ釣り具で修理してもらい船釣りで一番の相棒、旧製品モデラートTYPE73 H255に先ほどのイサキ釣りで能力以上に答えてくれたプレイズ400でスッテの数は5本です。

 

たまにパラソル級にはあと一歩の大型も交じっています。当初は次の朝もイサキ釣りの遊漁のため、午後2時まで釣りをお願いしていましたが、皆さん大漁に満足したのか午前1時に納竿です。

 

疲れ切った顔ですが、今日の釣りには大満足の石やんです。

 

他の船はまだまだ漁の真っ最中です。

 

午前2時ホームの芥屋港へ帰り着きました。

 

へとへとで疲れ切っていたため、翌日にイカの沖漬けをタッパーに入れ直しします。

手作りの沖漬け液と自ら吐き出した墨に浸かりながら、冷蔵庫で2-3日入れると「イカの沖漬け」が完成します。この沖漬けの大部分は今週金曜日田舎に同窓会で帰りますが、幼なじみ宏が食べたいと言うし、あんちゃんも大好きなので持って帰ります。

生イカはご近所におすそ分けし、孫たちへ持たした後は内臓を取り出して水洗いした後、キッチンペーパーでよく拭き、大きなイカは切り分けしたりして1食ごとに使えるようにラッピングして冷凍します。この後お好み焼きや焼きそばの具になる貴重な食材です。

写真の右の虫食い部分は無毒のカナトフグに食べられた跡です。確保した2匹のカナトフグも、から揚げとなって孫たちに喜んでもらえました。

 

釣の前日は「父の日」ということで、次男たちが大好きなお蕎麦を食べに連れて行ってくれました。次男と愚妻が言うには、この頃の父の日は、日頃の心遣いに感謝して父がごちそうするそうです・・・・年金暮らしのわたしは女房の働きで何とか生活しているようなもので、週末は鹿児島で中学校の同窓会、来月7月14日は大阪で高校の同窓会と、出費の多いイベントが続くため痛い出費でした・・・・が、孫が入ると楽しい語らいでささやかですが幸せを感じます。

 

のさんこっじゃ ぜんもいっど


★今まさに盛りのイサキの漁手つだい

2018年06月14日 | 釣り

パンジーとビオラが枯れ始め、まだ蛹になれないツマグロヒョウモンの幼虫は必至の餌探しです。愚妻が「お隣の元気なパンジーをもらえないかな?」と言っていますが、これ以上傲慢に自然の摂理を侵し続けることはできません。いまはたくさんの蝶に羽化できることを願うばかりです。

昨日は漁師英ちゃんから、イサキ釣りの手伝いの要請がありました。朝5時出港です。今日の助っ人は、私と底物釣り師なのになぜか船釣り手伝いベテランの宮崎さんです。

 

お隣の船は遊漁仕立てらしく、6人程のお客様を乗せて港を出港しています。

 

5時15分日の出です。

 

朝焼けの身近な井原山や二丈岳の山々を背に漁場へ向かいます。

 

今日の釣り場はいつもの烏帽子付近ではなく、さらに沖の方へやってきました。小さな漁礁のため、錨の投入のテクニックが求められますが、百戦錬磨の英ちゃんは手慣れたものです。船の位置取りは、風邪・波・潮流の自然条件のいまと予測、船と錨の大きさ、アンカー(錨)ロープの長さ、海底の状況などです。この小さな漁礁では、錨が大きく(重く)アンカーロープが短くないと、ベテランの漁師でも船の位置取りの変更が煩雑になるそうです。魚群の上に停船し早速釣り開始です。

 

型のいい乗っ込みイサキが同時に2-3匹と釣れてきます。写真がないのが残念ですが、なかには1.5Kgほどの超特大イサキも交じります。

 

1つ目の船の生簀も満杯状態となりました。

近くに福吉港の遊漁船もやってきました。こちら私たちは漁の操業です。遊漁船「登美福丸」も我々の邪魔にならないように気を使っていてくれるようです。

 

さすがの英ちゃん船頭、次から次へとイサキを釣り上げています。

 

今日は大潮で潮流も早く、ポイントがずれ全く魚が釣れなくなります。「三祥丸」も錨の再投入です。

 

その間に宮崎さんも一休み・・・・

 

わたしの愛竿も久しぶりの大漁で、今まで体験したことのない働きで悲鳴を上げています。

 

このようなイサキが多いときは5匹一度に連れてくるので、SHIMANOプレイズ400の電動リールも悲鳴を上げています。やはりフォースマスター2000にすればよかった。

 

キロ近いイサキと大漁にご満悦の英ちゃんです。

 

4つ目の生簀も満杯状態です。

 

一度に数匹もの大型イサキが釣れ続けるとが、仕掛けもよれて絡みやすくなります。わたしのよれた仕掛けの手直し中です。

 

いつもは漁具が入っている魚艙(ぎょそう)の荷物を全部だして、いよいよ5つ目の生簀を用意しました。

 

潮どまりで食いが落ちましたが、ぽつぽつと釣れ続きます。

 

最後の5つ目の生簀も満杯となり、腰も痛くなりそろそろ終わりかなと期待していたら・・・・

英ちゃんは5つの生簀全部にエアーポンプを用意しました。これで1つの生簀には100匹近い魚を生かすことができます。

 

午後4時前、エアーポンプの生簀も満杯となりこれで終わりです。次回の漁のため残った釣り餌は大事にクーラにしまいます。

 

宮崎さんのクエ狙いに冷凍サバを餌に出していた竿もあたりもなく、英ちゃんが回収です。

 

船は生簀一杯の魚にゆっくりの帰港です。わたしは早起きと疲れのため、船倉で爆睡していました。

 

今日の漁は久しぶりの大漁で500匹近いイサキが釣れ、船外生簀の用意も大変です。

 

針飲まれなどで死んだイサキをもらって帰ります。今日はこのほか10匹以上のイサキをお土産としてもらいました。渡船料金も餌代もなしで釣りを十分堪能して大満足の一日でした。

 

船外生簀は英ちゃんの手作りで材料費だけで4-5万円かかるそうです。イサキはあすから土日にかけ、一本釣りの神経締めした最高鮮度のイサキが「志摩の四季」の店頭に並び、買ってくれた方に大事においしく食べてもらえると思います。

 

明日の金曜日は遊漁船仕立てで、今年初のイカ(ケンサキイカ)釣りですが、どうやら怪しい天気となっています。7人の楽しみにしている釣友たちの期待にこたえられればいいのですが・・・・

しったい だれもした


★乗っ込みイサキの浮き流し釣り

2018年06月02日 | 釣り

梅雨入りしても好天が続いていますが、我が家の鉢植えのアジサイも満開を迎えています。


ここ何日間かフクロウと思われる鳴き声が毎晩聞こえてきます。数日前は曇り空の下でも盛んに囀っていました。人みたいに無駄な鳴きはしませんが、今の季節の鳴き声はメスへのアピールです。
里山の減少や、繁殖に適した洞穴がある森林伐採などにより、個体数が減少している鳥でもあります。きっと彼女が見つからないので毎夜毎夜「ホーホー ゴロスケホーホー 」と唄っているのです。「がんばれ!」と心の中で励ましています。「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.ne


人生の支援をくれた恩師の悲しい知らせから一週間もたっていませんが、前からの約束で乗っ込みイサキの浮き流し釣りに行ってきました。釣り好きな私ですので天国への道のりの途中の先生も、きっと微笑みながら下界を見てくれるでしょう。


烏帽子を過ぎ壱岐の芦辺沖の「コダイソネ」を目指します。


準備を澄ませ釣り初めの一投目、東司(トウジ)さんに食べごろの美しいマダイが上がりました。船長英ちゃんにとっては先輩たちは昔からの知り合いで、網入れ、生簀への魚運びと船主船尾へと忙しく飛び回っています。


わたしは生簀に入れないで、釣れた魚はすぐ血抜きして氷締めし、魚が冷たくなった15-20分後クーラへいれて鮮度を保ちます。


潮の流れもベストの状態で、乗っ込みの40Cm近い丸丸のだるま型のイサキが、すでに10匹程度となりました。




潮も緩みだしとたんに喰いも止まり、おまけに呼んでもいない毎度の厚かましいウマズラハギに悩まされ、なかなか釣果が伸びません。


何とか20匹近くは確保できたようです。写真は2段目のかごです。


船は多少揺れが大きいのですが、日差しも弱く暑くもないので快適な釣り日和です。ほかの船は帰り準備している中、潮通しがよくなりました。


10匹程度追加できたでしょうか。釣り餌も底をつき納竿です。


今日一緒に遊んでくれた先輩たちです。左の谷口さんには送り迎えまでさせてしまいました。時間は午後5時帰路を急ぎます。


魚は半分程はご近所や友達へ、残りはすぐに孫たちのためと15匹程度を三枚におろしたり、刺身にしたり、疲れた体に鞭打って出刃片手に頑張りました。自宅で食べたのはその夜の1匹半だけ・・・・

3日前に500円約1Kgの「博多あまおう」を近くの市場で仕入れました。飽きもせずジャムを作りました。明日も好天だそうで久しぶりの「今津干潟の探鳥会」に行ってきます。


よおついは しったいだれもした きょうはゆっくりしもんそ


★五目釣りと「きらら風呂の会」

2018年05月28日 | 釣り

我が家のツマグロヒョウモンの幼虫は20匹近い大所帯ですが、本日梅雨入り宣言がありました。これから成虫になるまで厳しい自然の猛威が待っていますが、美しい蝶になって私たちの目を楽しませてもらいたいものです。ガンバレ・・・・


昨日5月27日は友人の船で五目釣りに行ってきました。釣れたお魚は本日定例の「きらら風呂の会」の懇親会に提供する予定です。
いつもの友人藤井さん操る船です。


大漁を期待しての堀田さんと谷口さんです。




なんと数投目に堀田さんにカンパチが釣れました。


本日の釣り餌は地元漁師から仕入れた生きたシバエビです。かき揚げや素あげエビが絶品ですが、これがお土産にならないように・・・・徐々にキジハタや小さなマダイ、マハタなと多種の魚が釣れだしています。


海もベタナギで日差しもさほど強くなく、おまけに船頭藤井さんのグッドな日よけネットが快適です。


小さなあたりをとらえ上がってきたササノハベラに苦笑いの谷口さんです。


堀田さんには鋭い当たりに格闘した獲物はシロザメです。後から分かったことですが、このサメは湯引きなどで美味しくいただけるそうです。


船長藤井さんは大型のウッカリカサゴ、刺身が美味しそうです。この後スロージギングの藤井さん「今晩の皆さんへクエを狙ってみます。」、一投目竿を弓なりにして上がってきたのはまさかの現実、3Kgぐらいと大きくはないのですがクエが上がってきました。


わたしも藤井さんのクエのお礼にとヤリイカを狙います。昼イカの割には小さめの8匹が釣れました。奥様が大好きだと喜んでもらいました。その後2匹連れましたが、連れの堀田さんと谷口さんのお土産となりました。生簀も高級魚がそろいました。


午後3時「きらら」での料理もありますので、帰港します。


本日も大漁です。釣れた魚はなんと5目どころか21品目となりました。( )は地方名です。
01.アオハタ(あおな)、02.アヤメカサゴ、03.イラ(はとぽっぽ)、04.ウッカリカサゴ、05.ウマヅラハギ(べとこん)、06.カサゴ(あらかぶ・ほご・がしら)、07.カンパチ、08.キジハタ(あこう)、09.クエ(あら)、10.ケンサキイカ(まるいか・あかいか)、11.サクラダイ、12.ササノハベラ、13.シロサバフグ(かなと)、14.シロザメ、15.チダイ、16.テンス、17.フエフキダイ、18.マアジ、19.マエソ、20.マダイ、21.マハタ(たかば)


大きな魚からクエ、カンパチ、マダイ、ウッカリカサゴ、ウマヅラハギ、シロサバフグと、塩焼き用に小さなマダイと釣り餌の余りシバエビを、「きらら」支配人仲西さんが港まで取りに来てくれました。その他は4人で均等に分けて家族へ持ち帰りです。


藤井さん、本日は貴重なクエや大きな魚は全部頂き大変ありがとうございました。


お風呂につかり懇親会の会場へ行くと、きれいに盛り付けした刺身が置いてあります。今日の参加者16名に振る舞います。


マダイの塩焼きもおいしそうに焼けています。


美味しい魚に皆さんお酒が進みます。




本日は昨日の持ち帰りの魚キジハタの煮つけに挑戦です。


魚は超の付くほどの高級魚で身は美味しいのですが、薄めの味付けになってしまい次回の工夫が必要です。


ブログの中で寂しい話はご法度とは思いますが、存在がブログタイトルに大きく起因する人物のため、最後に一筆添えさせてください。
昨夜「家族葬を終えました。」との悲しい知らせが届きました。闘病中であった恩師が亡くなったのです。家族以外知らせてはいないそうですが、私との深い縁を考え奥様が知らせてくれました。
直接の担任ではなくクラブ顧問という縁なのですが、二度も人生最大の岐路で導いてくれた恩師です。一度は高校卒業の時の進路のとき、二度目は地元鹿児島での就職のときです。この恩師との縁が無かったら、現在の幸せを感じることができるわたしはないと断言できる存在です。高校入学から50年もの永い間、弟みたいに可愛がってもらいました。このブログの「人生は邂逅なり」も、恩師に敬意をもっての大好きな言葉なのです。またひとつ故郷が遠くなった気がします。
心から尊敬と感謝を捧げ、謹んで先生の御冥福をお祈り申し上げます。 合掌
こよいは なかせてもろて よかろかい


★急遽アジ釣りに行ってきました

2018年05月17日 | 釣り

ここ数日自宅前の森から「キョッ・キョッ」という鳴き声が聞こえてきました。自宅に帰りPCの中の鳥の声ライブラリーから「アカゲラ」ではないかと思われますが、九州・沖縄には分布していないとの説もあり、同分類の「オオアカゲラ」なのでしょうか。
この鳥は私が中学生のころ一人山奥でメジロを追っていた時、大きなドラミング(木をつついて連続した音を立てる)の音にびっくりしてそちらを見ると、至近距離での黒色と白色と赤色の三色のキツツキでした。特に緑の中の赤色が目に焼きついています。
「オオアカゲラ」は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.net


昨日は17日に浮き流し釣りの予定だったので、海の状況と明日の出港時間の確認をしようと三祥丸英ちゃんに電話を入れると、明日は出港は厳しい状況で魚が必要であれば今から釣りにおいでと連絡をもらいました。いま近場で型のいい真アジが釣れているとのことです。
18日に「男の料理教室」の先輩諸氏と懇親会の予定で、軽率にも魚を提供しますと言ったために、1か月も前から釣りの予約をしていました。明日釣りが困難となると楽しみにしている先輩諸氏に申し訳ないと、急いで準備をして昼前の11時30分三祥丸ホームの芥屋港で漁場からの迎えの船を待ちます。


迎えの中に内田さんと、宮崎さんが・・・・今日は漁の手伝いだそうです。
荷物を積み込み漁場へ急行です。


漁師の英ちゃんと内田さんは確実に魚のあたりをとらえていますが、素人の私には単純なサビキ釣りなのですが、何が違うのでしょうか・・・・
いろいろとアドバイスをもらいながら、ぽつぽつと数を稼いでいきます。


英ちゃんの写真のアジの型はもう一つですが、真アジの30Cmクラスが上がってきます。初夏になるとこの周辺では大型のマルアジ(地方名はアオアジ)が竿をひったくっていきますが、本日上がってくるのは、絶品と言われる黄色っぽい体高のあるマアジだけです。


餌もなくなり釣は打ち止め、明日の懇親会の魚はこれで十分かな?


漁手伝いの宮崎さんは生粋の底物師、よく南西諸島に出かけています。


2日連続でアジ釣りの漁を手伝った内田さんは、それはそうでしょうぐったり・・・・


英ちゃんには面倒かけますが、金曜日の懇親会まで生簀で生かしてくれるそうです。港へ着くと私の魚を生簀へ移し替えです。


この生簀は英ちゃんの漁の成果で、この生簀が3つ-4つ並びます。


家族で食べるためなるべく小さなアジを持って帰ります。「自分も大きなものを食べないと」とこの4匹のほかにもう一匹、英ちゃんは40Cm近い大きなアジを私のクーラーへ・・・・


大きなアジは刺身となります。一本釣りで首折りして血抜きのアジはきれいな色をしています。
もちろん絶品の味でした・・・・盛り付けの工夫が全く見られませんが・・・・


2枚はアジフライになります。残りの2枚はいつも野菜等をいただく魚好きの近所の方へ・・・・


明日の懇親会は十数人の参加とか・・・・私の魚を期待している方もいるでしょうが、残りの10匹程度で足りるでしょうか。
今度の日曜日は久重登山の予定です。しかし、メインの久重連山の高い山ではなく、わたしでも登山可能な「ミヤマキリシマ」が絶景の場所だそうです。4人での登山ですが、その後の温泉も楽しみです。


★長崎県壱岐沖浮き流しづり

2018年05月02日 | 釣り

二丈の田んぼも麦が色づき始めようとしています。ヒバリの子育ても佳境で餌の確保にさぞかし奔走していることでしょう。


4月30日壱岐沖への浮き流し釣りに行ってきました。薄暗い早朝4時30分出港です。


毎度のことながらポイントの「コダイの曽根」が近づいてくると、大漁の予感にテンションマックスです。木原さんは親子での参加です。
喫煙者の少ないこの時代、本日の同釣者全員がスモーカーです。わたしの釣友ですので吸い殻は海にポイとすることは絶対にありません。


午前6時ごろ釣り開始です。今日は大潮ということもあり、シマノの海春50号に電動リールフォーマスター2000、ラインはPE5号にハリス7号とエダス5号で真鯛針11号から10号の7本バリ仕様、大型ヨーヅリ浮き細軸50号とおもり40号と超欲張りな仕掛けで釣り開始です。本日は大型クーラーを2個も持ち込んでいる私です。


隣で釣るコガ先輩も釣り開始です。


2時間ほどたちました。イサキ自体は40Cm近い大型ですが、現在3匹と貧果で食いがもう一つです。


コガさんも厳しい状況に苦笑いです。すこし南西の風が強くなりだしました。


わずか数メートルで魚の喰いが大きく違ってきます。錨のうち替えですが、狭い範囲の中で同じ釣りの遊漁船がひしめき合っています。


英ちゃんは魚探と海図と過去の実績ポイント、現在とその後の風と波、錨のロープの長さなどを考慮して、錨の投入点を時間をかけ見定めていきます。


まだ調子の上がらなかった木原さんへ、沖で1m近い大型ウキが一瞬でズボッと水の中へ引き込まれ、60Cmほどのヒラスの子が上がってきました。


続いて時間をかけたやり取りで、またもや木原さんへ70Cm近い4k以上の立派な乗っ込み真鯛です。


わたしたち船尾の古賀さんと二人は小さなイサキにもてあそばされています。
浮き流しは横の釣りですのでウキの棚(深さ)が重要です。小さなイサキばかりだと上の方の大型を釣るため、浅く釣ります。一方餌が気づかないうちにとられるときは、エサ取りを避けるためさらに浅くするといった具合にこまめに棚を変え、釣れたら何Mとお互いに声掛けします。


次第に風が強くなり、それに伴い立っていられないほどの波が押し寄せてきました。
釣果の方ももう一つです。


お昼を回ったころやっと風が収まりました。
英ちゃんが「何時まで釣る。」
皆さんは先ほどまでの船の揺れにすっかり疲れ切って、戦意を亡くしています。
一方、わたしは前日の山の師匠や、壱岐出身なのにイサキ大好きな友、わたしの釣りの弟子、ご近所へのタケノコの御礼、風呂の仲間へのお土産・・・・
もちろん空気を読んで・・・・じゃあ、あと一時間の午後2時までとしましょう。


釣り上げた後すぐに魚を締め、血をすべて抜いていますので鮮度は感じてもらえると思いますが、大きいイサキは少しだけ、小さなイサキは無欲で毎回少しだけのお土産で満足する向さんからおすそ分けしてもらい、20匹を超える釣果です


納竿時間を伝えたつもりですが、その後20分もたたないのに皆さん帰り支度を終えました。竿を出しているのは私だけ・・・・英ちゃんが帰ろうか・・・・
港に上がり、他の貧果の人を気遣い大鯛に嬉しさをこらえる木原さんです。今日の釣りを喜んでもらってよかった・・・・


行きも帰りも向さんが送り迎えしてくれます。昨日楽しませてくれた可也山のふもとを帰ります。


小さな塩焼きサイズのイサキです。


我が家の孫たちは釣りたての魚のフライが大好きです。12-13匹を3枚におろしましたが、後から今日は大人もフライにしようと5-6匹追加で開き、孫たちのために骨のないように中骨も取り除いていきます。


次の日に釣り道具を洗って干しているのに気づく、魚大好きのご近所5件に、大きなイサキ1枚と小さな塩焼きサイズのイサキ2枚づづおすそ分けしました。残りのイサキは6枚ほど刺身と息子たちの明日の煮つけ用に・・・・お土産を渡す予定だった皆さん(待っていないのに!)次回を期待してください?
登山と釣りの連荘で太ももも痛くなっています。いまから久々においしいラーメンを食べ、工具メーカM社の友人に手伝ってもらいポンプカバーの箱作りに出かけます。
もう、ここたいでよかろかい。


★風と波の咆哮 ~壱岐沖の浮き流し釣り~

2018年04月14日 | 釣り

きょう14日は、低気圧の発達で大気の状態が不安定となり、ここの田んぼを走る筑紫線の電車も止まりそうな春の嵐となっています。冬を越し、やっと芽吹いた若葉も厳しい試練です。我が家の鉢植えの花たちも風裏に避難させました。
日本の原風景でもある美しい田んぼが広がる糸島市二丈は、いま春のブロッコリー出荷の最盛期です。市場では「博多ブロッコリー」の名称で販売していますが、糸島市では「ブランド糸島」というのを立ち上げ、生産物をブランド化するだけでなく、多くの人に愛していただけるまちづくりを目指して様々な取り組みをしています。雑誌や新聞、テレビなど多くのメディアに取り上げていただき、「糸島」の魅力も徐々に認知されるようになりました。


当初、本日14日に予定していた久しぶりの遊漁での釣りも事前の春の嵐の予報で、急遽13日に変更して釣友4人で壱岐沖の浮き流しに行ってきました。手書きで分かりずらいかもしれませんが、下の絵の仕掛けで魚を狙います。


朝5時前、大型クーラを2個も持ち込み、大作あにさんも期待一杯で出港です。




湾内はあれほど波静かだったのですが、沖へ出ると思った以上の風と波です。予報の波は1.5mから1mの予報だったのですが実際は2mほどの波で、いつもは目的の壱岐勝本沖の「コダイの曽根」90分ほどですが、到着まで120分ほど経過しました。


慎重に魚探で魚の群れを探し、潮の流れや風を想定して50mほど流したところで魚が食い込むように慎重に錨を投入しました。1投目から倉田さんへ大きなあたりで青物のヤズ(ブリの子)が釣れました。


まだ水温が冷たいようで、魚の喰いもすこし渋いようですが、わたしに100m沖で大きな棒ウキがゆらゆらと沈みます。合わせを入れるとまずまずの型のイサキのようです。船縁まで寄せてきたときにいきなりの強い引きが・・・・素早い速さで竿を絞り込みます。ハリスは5号、リールのドラッグを調整しながら慎重に引き寄せます。この速さと横走りから「ヨコワ(本マグロの子)!」と期待を込めて言いますが、タモを片手の船頭英ちゃんはまさか・・・・先ほど倉田さんが釣り上げたヤズと思っています。水面の下できらりと輝く魚を見て「ウソ!ほんとにヨコワだ・・・・」絶品のヨコワが釣れました。


ヨコワは2013年11月の五島列島での釣り以来です。写真は5年前の少し若い私です。


ますます風と波が強くなりました。英ちゃんも「昼頃になったら竿を収めよう。」、沖にいた砂取り船もホームへ帰るために錨を上げています。


10時30分、ポツポツと大型のイサキが釣れていますが、船にぶち当たる波しぶきでびしょ濡れとなります。ここらが引き潮時とばかりに撤収・・・・


潮かぶりを防ぐため、狭い船室に入り込みます。外に置いてある釣り道具は水浸し状態です。


英ちゃんの船は大きい船で、これくらいの風波は心配いらないでしょうが、横波を避けるため遠回りし、波頭を避けてエンジンの強弱で港へ向かいます。


すでに3時間近くなったのでしょうか。午後2時過ぎにホームの芥屋港が近づいてきました。長時間の狭い部屋と波に揺られクタクタです。


今日の釣果はヨコワ1匹とイサキが10数匹の貧果でしたが、でも家族で食べるには十分すぎ、ご近所にもおすそ分けできそうです。


大作あにさんがヨコワの切り身をもらうとのことで、家で魚をさばくために急いで帰ります。田舎の先輩でもある大作あにさんは漁師の子供でヨコワ(田舎ではシビ)の美味しさを知っています。
久しぶりのお金を払っての釣りでしたが、疲れてはいるものの今日も楽しい一日となりました。みなさんありがとうございました。


Blogへおいでくださった皆様には申し訳ありませんが、やはりヨコワは最高においしかったです。長男と次男、夫婦の3家族でいただきました。イサキは少しずつですが、5軒におすそ分けができ大変喜ばれました。
釣りに行った13日は「男料理教室」だったのですが、急遽お休みとさせていただきました。5月18日には私の釣り上げた魚で特別の料理教室を開くからと言われています。5月17日が大漁でありますように。


★タイラバ釣りの顛末(テンマツ)

2018年03月19日 | 釣り

我が家の娘たち(チワワ2匹)の毛の抜け替わりの時期で、カナダから帰国した娘が大変なさまを憂い、試しにロボット掃除機「ルンバ」をレンタルしてくれました。これがなんと・・・・あまりの効果に「ルンバ」を1台プレゼントしてくれました。
お客様や孫たちがやってくるときは、「家中毛だらけで大変!」とばかりに掃除機を使っていましたが、これからは指示すれば、毎日自らが掃除してくれるので期待しています。
写真はレンタルと購入の「ルンバ」2台を同時に動かして、何か面白いことがあるのではないかと期待しましたが、別に変わりなし・・・・


昨日18日はベタ凪(風が吹かず海面に波がないさま)の予報で、友人の藤井さんにメールを入れ、予定人員満杯(4人)のところだったのですが、急遽お願いして釣りに行ってきました。鯛ラバで5人は釣りづらい状況ですが、気心知れた仲間たち、いつもの我儘な私を温かく迎えてくれました。


朝日が上がる午前6時過ぎに、真鯛大漁の期待で出港です。


この姫島を過ぎると外海ですが、湾の中には渡りの途中で東風(こち)待ちでしょうか、たくさんの水鳥が新たな過酷な旅立ちを前に、プカプカと羽を休めています。届かない思いですが、「がんばれよ。またね!」と心の中で応援します。
ここ福岡は大陸にも近いという地理的条件から、渡り鳥の中継地としても重要な役割を果たしています。春は東風に乗って繁殖地の大陸を目指し、秋は冬が近づき大陸から吹き出す北西からの風で越冬にやってきます。生きていくには何千キロも往復する大変厳しいものです、・・・・


姫島を過ぎるといつものことですが、レーダにはたくさんの鰆釣りの漁船がひしめき合っています。写真はレーダの画面ですが、赤いのがおよそ1Km内の漁船の数です。、




本日は港から90分ほどの壱岐の近くのポイントです。5人での釣りのため、申し訳ないのですが、船長藤井さんは舳先(へさき)での釣りです。


実績のあるポイントですが、たまに釣れてくる魚は冷たく、以前にも記述しましたが、「海水温は1~2ヶ月前の気温に大きく影響する。」ことを実感します。
小野原さんは、あの「マハタモドキ」を釣り上げた鯛ジクを取り出しました。


瀬周りのポイントを過去の実績から魚探でいろいろ替えてみますが、決して腕のせいではない海の状況には勝てません。さすがの貧果に苦笑いの池田さんと迫田さんです。


午前2時過ぎ納竿として本日の釣りは終わりとしました。


三翔丸英ちゃんのイサキ釣り場である「烏帽子瀬」を過ぎていきますが、本日は漁をしていず、遊漁での壱岐沖への案内なのでしょう。


本命である真鯛の釣果はありませんが、本日5人の貧果です。


港の近くには、春を告げる漁であるコウイカ(スミイカ)を狙ったイカカゴ漁(カゴにツゲの枝の束をつけ、コウイカが卵を産み付けに来たところで捕獲)も大分少なくなりました。


本日の釣果は少ないにもかかわらず、アコウ2匹・イトヨリ1匹・アラカブ2匹をありがたく頂戴しました。孫たちも遊びに来ていて、アコウとアラカブの刺身・イトヨリの孫たち大好きな魚フライ・アコウとアラカブでの味噌汁と、大変美味しくいただきました。


帰宅すると、地域の最後の評議委員会と代議委員会があるために、急いで魚を捌き、孫たちを風呂に入れ、身支度を整え会議に出席してきました。
2年間という短い期間ではありましたが、地域の役員を仰せつかり、たくさんの方と親交を重ねて大変有意義な2年間だったと思います。自分本位で自己犠牲の精神には遠く及ばないわたしですが、また機会がありましたら、できる範囲の中で地域にも貢献したいと思います。


★漁 イサキ釣りのお手伝い

2018年03月13日 | 釣り


ここ数日20度近い暖かな日が続き、今朝は春の香り(どんな香りか表現は難しいのですが、自然満載のところに住んでいる方はお分かりかと思いますが、芽吹きの香りといいますか・・・・)があたり一面漂っています。
また、今年初めてウグイスの鳴き声を聞きました。この時期は「ホッケホケ」みたいなへたくそな囀りで「ぐせり」といいますが、求愛する本番は上手な囀りができるように今は練習中です。
写真は「日本野鳥の会」バードファンより https://www.birdfan.net/


11日夜は三祥丸英ちゃんから電話で12日月曜日の漁のお手伝いの依頼がありました。
壱岐の日帰りで少々疲れていたものの、魚釣りの魅力には勝てません。


午前7時出港です。


今日も旬の鰆釣りの漁船がひしめき合っています。


港から20分程度のいつもの烏帽子岩周辺が漁場です。ピンポイントのイサキの居場所に風・潮流・錨のロープの流す長さ、その後の自然の変化を見越して錨を投入します。
一投目からイサキが釣り上がってきます。同じ生簀に何匹も入れると酸欠で死んでしまいます。2時間ほどで1つ目の生簀は満杯となりました。


お昼前には2つ目の生簀もそろそろ満杯です。


こんなイサキが2-3匹づつ釣れています。大漁に大満足の英ちゃんです。


お昼過ぎには3つ目の生簀を開けました。


今日はコンスタントに釣れ続きます。わたしの自慢の竿(シマノ モデラート)とリール(シマノ フォースマスター2000)です。


4つ目5つ目の生簀も開けました。


帰港予定の時間ですが、釣れ続けるイサキになかなか竿を収められません。


帰港後の船外生簀等への移し替えの時間を考えると、これまで・・・・午後4時過ぎに漁は終了です。


港の入り口には、日本最大の玄武岩洞で国の天然記念物に指定された「芥屋大門」(けやおおと)があります。
洞穴は海に面しているため、海上から眺めるのがおススメです。遊覧船が芥屋漁港から3月~12月26日の間運航されています。往復25分程度で、料金は大人700円となっています。


港に着くと船外の生簀へ移し替えです。本日は大漁で船外の生簀も4-5つとなりました。漁のお手伝いのお土産は十分すぎる大きなイサキと5匹と、カワハギを2匹貰いました。もちろん我が家だけでは多すぎるのでご近所へおすそ分けし、刺身と塩焼き、孫たちの大好きなフライとなりました。


志摩のイオンの隣に糸島JF(漁業協同組合)経営の「志摩の四季」(魚や農産物の直売所)があります。英ちゃんは明日の朝、本日釣果イサキを「志摩の四季」で販売します。一匹づつ神経締め(ワイヤーを通して脊髄内部の髄液(神経)を破壊し、死後硬直を遅らせ身の引き締まった状態を維持する)して、トレーに入れ店頭に並べます。鮮度の良さではぴか一です。明日は「イオンの火曜市」のため、「志摩の四季」もお客様が多いとのことです。ぜひ英ちゃんの鮮度にこだわった美味しいイサキを食べてもらいたいです。


★釣果は厳しいものでしたが、釣りはやはり楽しいものです。

2018年03月03日 | 釣り

最近のブログの出だしは春のお知らせで始まりますが、大阪の姉ちゃんからこれまた春をお知らせする大好きな、かなぎ(いかなご)の釘煮が今年も届きました。
春のお知らせもう一つ・・・・
先日は畑の草取りとジャガイモ植え付けの準備をしていたら、ほうれん草の中にアブラムシを退治してくれる無農薬栽培の味方、ナナホシテントウムシが飛び出してきました。


この季節、ちょっとしたご飯のおともはもちろん、かなぎ(いかなご)の釘煮も大好きですが、キビナゴの干し物も大好きです。
冷凍の在庫もなくなり30匹程度で150円のパックを6パック買って干し物を作りました。天気も良かったため、1日で立派に完成ですが、今回は少し塩辛くなってしまいました。


「3月3日はヤリイカ釣りに行ってきます。」いつもの釣行メールが藤井さんから届きました。桃の節句の海の天気は良いようで、英ちゃんからの漁の手伝いの連絡もないし、先週に引き続き藤井さんの船で大入港から午前7時出港です。




昨年も大型のヤリイカが釣れた呼子沖の加唐島(かからしま)でスッテを使って狙いますが、全く魚信はありません。海水温が冷たいせいでしょうか。
海水温は1~2ヶ月前の気温に大きく影響するといわれます。2月の寒い時期でも魚はまぁ釣れますが、3月4月になると海水温が下がり、魚の食いが極端に悪くなりことが往々にしてあるようです。


本日は大潮で最干が17時前、浅い港の大入港へは15時までには帰港しないとなりません。早々にイカ釣りをあきらめ、烏帽子方面へイサキ釣りに、こちらも全く魚信なし・・・・


池田さんは鯛ラバ、藤井さんはスロージグ、わたしはサバの切り身で根魚釣り・・・・
に変更します。なんとか自分の家で食べるだけの魚はあるようです。マハタ(タカバ)、アコウ(キジハタ)、アラカブ、ウマズラハギ


予報より少し早いのですが、雨がポツポツ振り出しました。港への帰港時間もあることから午後2時過ぎ釣り終了です。


わたしは、お二人のやさしさでアコウとアラカブをいただきました。アラカブは風呂の会の魚大好きの先輩に進呈して、大好きなアコウだけ持って帰ります。
片身は刺身、煮つけで美味しくいただきました。


高級魚として珍重されるアコウですが、旬は春から夏といわれ「冬のフグ、夏のアコウ」ともいわれます。大きさとしては60cm近くにもなるものもいます。刺身・煮付けで食べても美味しく、アラからは最高のダシが出ますので鍋料理にも適します。
生ものですので、活きのよさ、豊漁・不漁などにより価格は変わりますが、大きいものほど高値で取引されます。一般的な都会での市場価格はKg単価3,000円程度だそうですが、糸島ではこの価格の3-4割程度で買えるのではと思います。
また、子孫を残すための戦略として全長約40cmでメスからオスに性転換します。
まだ食していない方は、機会があったらぜひとも食べてみてください。夏場は、碇状の頭部を魚の体表に差し込んで生活するイカリムシという寄生虫がついている場合が多々あります。その点冬場は虫がいませんので冬に食すことをお勧めします。
※イラストはフリー素材「小雑貨魚屋」より


★春うららに、タイ釣りに出かけました。

2018年02月25日 | 釣り

ここ数日暖かな日が続き、わが家で越冬中のツマグロヒョウモンの幼虫がはいだしてきました。スミレ類を食草としているため、毎年パンジーやビオラにやってきて、うつくしい金色のさなぎにから蝶に豹変して目を楽しませてくれます。幼虫を見つけるとパンジーやビオラの水枯れに注意して大事に見守っています。


蝶の写真はフリー写真素材よりいただきました。


2月24日は天気も良く海も穏やかな一日とのことで、先週に引き続き友人の船でタイ釣りに出かけてきました。


出港しようと準備をしていると、根魚釣りに出かけようとしていた隣の船がエンジントラブルです。友人の藤井さんがエンジンルームを点検しています。私より先輩の4人の方たちが心配そうに見ています。
藤井さんによるとクラッチのワイヤー切れとか・・・・玄海ヤンマーに修理の手配をするとのことで、先輩たちには申し訳ないのですが「沖でトラブらないでよかったね。」と言いながら出港です。


今日の釣り場は壱岐の名島です。鯛を浮き流しで狙います。


藤井さんに連続で立派な45Cmオーバーのクロが釣れます。


本日わたしの釣りはどうも一連の流れが悪い釣りです。ライントラブルや棒ウキの破損、根掛かりでの仕掛けのロスト、悲しい大事な竿の破損・長いこと愛用の釣り用のペンチの信じられないような破損、ウキのトップが外れ船の錨を上げ回収・・・・なんて日だ・・・・


不撓不屈(ふとうふくつ)の精神で釣りを続け、大漁ではありませんが十分すぎるお土産ができました。本日の魚は70Cm4K近い真鯛を筆頭に、真鯛5匹、カンダイ1匹、クロ(メジナ)3匹、カワハギ多数・・・・孫たちの大好きな魚のフライも沢山とれそうです。


大鯛や大クロを釣り上げ、はじける笑顔の船長藤井さんです。


あっという間に時間は過ぎ、少しばかり残念でしたが、それ以上の楽しい釣に感謝して午後4時過ぎ壱岐の名島を後にします。


帰ると次男のお嫁さんがインフルとのことで、今日から数日孫との同居です。


★友達の船で根魚釣りに行ってきました。

2018年02月19日 | 釣り

2月18日の天気は晴れの良い天気とのことで、「唐津うまかもん市場」へ1匹70円のアジを買い求め、アジの開きを作りました。おかげで一日で立派な開きが完成しました。また、18日日曜日は海も凪とのことで、釣りのお誘いがあった友人に電話を入れ根魚釣りに出かけます。


友達の船は、わたしの家から10分程度の糸島市大入港へ係留しています。


決して大きい船ではありませんが、魚探はもちろん昨年末にはレーダも設置していて、毎回楽しい釣りを提供してくれる船です。


出港です。この時はいつものことながら、エンジン音が本日の大漁を約束してくれているようで、気持ちを昂ぶらせてくれます。


沖に出るとウネリが残っていて、近場での釣りになりそうです。
魚探に登録している根魚の、人工や天然漁礁を釣りながら次々とポイントを替えていきますが、今日のお魚はどうも餌がほしくないようです。


人工漁礁では根がかりしやすく、海の底でつる根魚釣りでは、かなりテクニックを求められます。結果的に素人の私は、持ってきた5個のおもりと、友達のおもり3個をロストしてしまいました。本日はおもり1個で2匹程度の釣果となりました。写真は午前中の釣果です。アラカブ(正式名称はカサゴ鹿児島ではガラゴイ)の大きいサイズは25cmほどで、魚自体は大変立派な魚体です。


ウネリも少し収まり、釣果も芳しくないので壱岐の近くへ移動します。漁師の英ちゃんがいつもイサキ釣りをするポイントを抜けます。今日はウマズラハギの漁師が漁の最中でした。


同行の大鯛狙いの池田さんと小野原さんも、魚信のなさに少しお疲れ気味です。




イズミ瀬近辺の鰆釣りの漁船は、押すな押すなの大混雑です。迷惑をかけないように鰆釣りの漁船を避け、遠回りして次の目的地へ向かいます。


ポイント変更後の釣果の一部です。


小野原さんの鯛ジクでの「マハタ?」が光ります。帰港後、船長の藤井さんから「目の色や模様からしてマハタではないようで、クエ(九州ではアラ)のハイブリッドではないかな。」と言うので、わたしが調べてみました。
わたしの「釣り人のためのさかな大図鑑」では判明しなかったために、ネットで調べてみました。https://www.padi.co.jp/scuba-diving/columns/familiar-fishes/4/
クエのように縦縞の前2本が頭のほうに流れていないことや、マハタは尻ビレに縁取りがあるのにない、尻ビレの上の縦縞が2本ラインがくっつきかけているのに整然と並んでいる、これらのことなどから「マハタモドキ」では・・・・。
なお、知っている方も多いとは思いますが、魚の縞(シマ)は、頭を上にして縞模様が縦か横かということになるそうです。


本日の4人全部の釣果です。この船のいいところは釣果は全員で公平に分配することです。一人10匹づつお土産ができました。しかし1匹だけの「マハタモドキ」はもちろん小野原が持って帰ります。


午後5時過ぎに帰港すると、潮が大きいために浅瀬でいつもの係留場所へは行けません。満ち潮待ちですが、夕方19時から地域の評議委員会出席のため、大変申し訳ありませんでしたが、お先に失礼しました。藤井さん今日も一日楽しませてもらってありがとうございました。


釣果のアラカブは孫たちへのお土産と思っていましたが、2-3匹づつですが、いつも自家野菜をもってきてくれる方たち3軒と、近所の魚の釣りも魚の捌きも夢中な小学校6年生のスナオくんへ手渡し、帰り着いたらクーラーの中身は空っぽになっていました。
しかし皆さんに喜んで食べてもらって何よりでした。