2018年11月2日金曜の午後3時ごろ空にはっきりとした2基の飛行機雲が現れていました。後からニュースで知りましたが、「午後4時ごろ福岡県の航空自衛隊の築城基地所属のF-2戦闘機2機が飛行訓練中、築城基地の西およそ200kmの海上で空中接触した。2機はいずれも、築城基地に帰還し、乗員にけがはなかった。」そうです。ひょっとしたらこの飛行機雲はF-2戦闘機2機だったのかもしれません。
今回の週末は久しぶりの好転で、おおよそ90日ぶりの釣りに出かけます。これまでの人生ここまで長い期間釣りに行かなかったのは、幼いころを除いて初めてでしょう。今回の計画も悪天候のため3回目の繰り越し釣行でやっとの実現です。気分はすでに大漁でアオサギの見送りで出港します。
朝6時半前、日が昇りだしました。天文学的には日の出とは、太陽の上縁が地平(水平)線に接した瞬間だそうで、まさに日の出ででしょうか。なお、日の入りとは太陽が隠れた瞬間だそうです。
壱岐と対馬の西側方向は、秋の羊雲の塊でしょうか朝日に輝きます。
姫島から日が昇っていきます。
釣り場に到着です。昨日の風に少しウネリが残っています。シーアンカーの準備です。
今回は「きらら風呂の会」の会長、坂本さんを誘っての釣りです。
2-3投目でまずまずのアコウが釣れました。
なかなか数も伸びず、小さな鯛が多い状況です。
そんな中、坂本さんの竿が弓なりとなっています。上がってきたのはキロ近い美味しそうなイシガキダイです。まさにこの海での旬で高級魚にびっくりしています。
少し壱岐寄りのポイントに変更しましたが、ハトポッポ(学名はテンス)の猛攻です。
坂本さんもテンスとチャリコ(真鯛の子供)のダブル。
後ろで釣っている小野原さんもテンスのダブル。
海も穏やかになり、暑くもなく寒くもなく快適な釣りです。沖は壱岐の島です。
ハトポッポの団体様から逃げるようにポイント変更です。
小野原さん、変更後いきなりの大きなあたりです。
期待むなしく上がってきたのはシロダイです。しかし、この魚もまずまず美味しい魚です。
さらにポイント変更
30Cm近い塩焼きにはベストの鯛が釣れます。
30オーパもダブルで釣れだしました。
坂本さんもダブルにご満悦です。
船長藤井さんの一つテンヤに70Cm近いマダイが釣れました。つづき私にまずまずの60Cm超えの真鯛が釣れました。その後も真鯛のあたりは続きます。
大漁に満足で午後3時前に納竿帰港です。
楽しかった今日の釣りに感謝で自然と笑みがこぼれます。
後十数分で港に到着する姫島を過ぎたころ、3人の若者が乗ったマイボートがエンジントラブルで漂流中です。友人である藤井船長は熱烈にあったかい心の御仁です。的確な指示で係留しえい航を開始します。
漂流中の船の出港先は岐志港の「志摩海洋センター」からでゆっくり進みます。
その間も到着時に備えロープの手配など忙しい時間が続きます。
短い数キロの距離でしたが1時間ほどかけて目的地に船を送ります。すでに日は落ちかけの17時前となっていました。
最後に善い行いをする我々に対して、この日は大漁を海の神様が与えてくれたのでしょう。高級魚のアコウもたくさん釣れました。
その他にも持ち帰ったのは、ハトポッポ20匹以上と次の魚でした。なお、ハトポッポはフライが絶品とのことで孫に食べさせるため少しもらって帰ります。
近所なのに「今日も楽しい釣ありがとう。」とお先に失礼します。魚は友達の家など5件に配り、子供たち家族へ残りのほとんどを持って帰ってもらいました。サバフグは孫たち用のフライで冷凍し、残ったのは真鯛とアコアのそれぞれ1匹です。その後、近所の方から柿をもらったお礼にアコウを持って帰ってもらいます。鯛は刺身と頭などをアラ炊きに調理しましたが、これまた偶然が続くもので、ヤマイモを頂戴した近所の方へ、家内が食べる1/5程度の刺身を残しおすそ分けします。私が食べたのは真鯛の頭の煮つけのみでしたが、久しぶりの心地よい疲れに大満足の釣りとなりました。調理すると満足な気分になり、わたし自身ほとんど刺身は食べません。
残った釣り餌のシバエビをもらって帰り、次の日かき揚げ丼にしていただきました。絶品のお昼でしたありがとう・・・・
昨日4日は11月探鳥会で、冬鳥もちらほら観察できるのかなと楽しみにしていましたが、釣りの疲れとこの日は毎年恒例の「JA糸島感謝祭ドリームフェスティバル」の最終日ということで、残念ながら探鳥会は中止です。駐車場の混雑と土の購入のため遠方の駐車場を避け、8時15分に家を出ます。
この時期はシクラメンもたくさん並びます。ここ糸島は様々な花の栽培地でもあります。今年7月にはフジテレビ「めざましテレビ」で、日本最大の生産量を誇るお花「クルクマ」の紹介とプレゼントの放送がありました。
パンジービオラも特価価格です。もちろんこれも買って帰ります。
毎年のことですが一番の目的はこの土です。10Kが98円と大変お得で信用できる花土20袋と、玄界灘産のかき殻石灰など地元の有機素材を活用した新培養土「よかよー土君」を6袋買い求めます。
家に帰って鉢に植え替え、家の玄関口もすこし賑やかになりました。
「ひさっかぶぃの よおついは わっぜ つれもした じやっどん わがれで くたとは てぇのよぉの びんただけじゃった」
久しぶりの 魚釣りは たくさん 釣れました しかし 自分の家で 食べたのは 鯛の 頭だけでした。