人生は邂逅なり

新たな出会いを求めて

★漁での邂逅

2018年02月10日 | 釣り

昨日2月9日朝6時前に起きて漁の手伝いに行ってきました。家から港までは15分程度ゆっくりと準備をして7時に出発します。思った以上に風がありますが、南風(はえ)の風で久しぶりに冬暖かな日となりました。


釣り場はいつもの烏帽子周辺です。目指す魚は旬ではないものの、程よい脂の乗りで今が一番美味しいと思う、いつものイサキです。今日の潮は小潮であまりよくはないのですが、この冬貴重な出港できる一日です。
イサキの群れはこの時期動き回るわけでもなく、面的に言うと5mから7m範囲で浮いたり沈んだりして求餌しています。したがって、風・波・潮の流れ・これらの変化の予測して錨を落としますが、船の真下ではなく錨を利かすため、錨から長いロープの末に船が止まります。当然、自然の要素に船が降られるのでピンポイントへの釣り場は船長(栄ちゃん)の腕が問われます。


ショウサイフグ・真鯛の子・ウマズラハギと、なかなか本命のイサキが釣れません。錨の再投入やロープでの微調整など少し時間がかかりましたが、やっと本命のイサキが釣れだしました。4月や6月の旬の時期のイサキの型には程遠いのですが、ポッポッと生簀の中も黒くなってきました。大漁時は4つの生簀が真っ黒となりますが、今日は潮が小潮で流れもなくこの釣果です。いつもは多種の魚が釣れてきますが、魚の種類もすくない日です。





いつもは足を引っ張っている私ですが、釣れないこの日は調子よく、6本の針に型の良いイサキが6匹全部の針に掛かったりと、ぽつりぽつりと釣れています。びっくりしたのは栄ちゃんのイサキです。一番下の針にどういう食べ方をしたのか窺い知れないのですが、なんと1つの針に2匹のおおきなイサキが釣れてきました。イカ釣りのスッテではよくありますが、魚は・・・・3人で大笑いです。写真は小ダイに苦笑いのピンク好きな栄ちゃんです。


午後3時前ですが、波も少しばかり高くなったので漁の終わりとなりました。3人での釣果がこれほどですから、一本釣りの魚は高いはずです。「志摩の四季」で三翔丸の魚をお買い求めの皆様決して高いと思わないでください。


港に着くと大きな生簀へ魚を移し替えます。明日の朝「志摩の四季」が開店する前に、いけすの魚の血を抜いて神経締めしてパックに入れ、開店の8時30分までには店頭に並びます。


今日同船した宮崎さんとは、名前は聞いていたものの初対面でした。実直そうな方で栄ちゃんのおかげでありがたい邂逅に感謝です。会社を辞めてから事あるごとにいろいろな方との出会いがあり、この後の人生がどれほど豊かになったか、この地と出会った皆様に感謝です。


ここの芥屋港には大分昔からだそうですが、一羽のアオサギが住みついています。魚をもらっているようですが、栄ちゃんによると「ある人」からは手渡しで魚をもっているようですが、他の人には決して近づかないとのことです。今日も今晩のおかずの魚をもらい、アオサギ(見にくいのですが写真の中央に写っています)に別れを告げ「きららの湯」へ直行です。


「きららの湯」で友人が4人ほどで飲み会とのこと、今晩のおかずは友人の酒の肴となりますが、喜んでもらって何よりです。楽しかった釣り・心地よい疲れと温泉で今日も楽しい一日となりました。


★初釣りは漁

2018年01月06日 | 釣り


昨日1月5日金曜日、雨の中三祥丸の英ちゃん船頭の助っ人としてイサキ釣りに行ってきました。
道具の積み込み、餌の準備、船の暖機運転(だんきうんてん)、いけすの移し替え等で忙しい時間です。


準備が整い冷たい雨の中出港です。


釣り場は芥屋の港から約40分ほどの烏帽子岩周辺です。(昼間の映像です)


漁船の機器は、GPS・魚探・無線・レーダーなども設置しており、昔の漁船や「GPS」のない船は、いわゆる「ヤマアテ」
と言って、海上から山を目標にして船の位置を知りますが、「GPS」は衛星「みちびき」により理論上は1m以下の誤差で
船の位置を知ることができると言われています。したがって過去に大漁だったポイントを登録しているため、これは漁師
にとって大事な財産となっています。
また、「魚探」は超音波で山びこみたいに反射原理を利用して、海中の海底の地形や魚群を知ることができます。魚群は
長年の経験からイワシの群れ、イカの群れ、鯛や青物など特定できるようです。したがってこの時期のイサキ釣りは
「GPS」の位置情報と「魚探」から群れを探す3次元での探索となります。特定できると当日の風や潮の流れや潮変わり
等の自然条件を考慮して錨を下ろします。釣技はもちろんですが錨の投下も船長の真価が問われます。


冷たい雨の中ですがポイントも決まり釣りを開始します。私の相棒、仮修理したシマノのモデラートTYPE73 H225(竿)と
PE5号を巻いたフォースマスター2000(電動リール)です。仮修理とは、なんとドジなことか、師走29日の釣り(時化でな
んと中止)の前日誤って穂先を折ってしまい、暫定のトップガイドを取り付けています。
本復旧は継竿の取り換えでX万円とのこと・・・・


イサキの型はもう一つですが、同時に2-3匹と釣り上がってきます。最初は満足できる漁のお手伝いですが、潮変わりの
後なかなか思うような釣りができません。船長ともう一人の助っ人内田さんはコンスタントに釣りあげています。さすが
です。船長に仕掛けをいじってもらい何とかついていくことができましたが、まだまだ腕の未熟さを感じます。いけすに
は本命のイサキ200匹以上・真鯛小さいが10匹・ウマズラハギ10匹・・ヒラマサ5k・クロ(メジナ)45cM・クエ4kと午後
3時を過ぎ、に3つの生簀は満杯です。そろそろ帰ろうか・・・・


風と波が強くなりだしました。白波もたっていますが、この季節北西の風が強くなかなか漁に出れる日は少ないのです。
わたしには遊びの釣りですが漁師は仕事です。出港ができ、まだまだ釣れる魚を逃すことはできません。船に最後の生簀
4つ目を英ちゃんが開けます。早く「きららの湯」で疲れを取りたいのに‥‥午後5時前にやっと最後の生簀も満杯です。


夕闇迫り、激しくなりだした波風の中やっと帰港です。寒さ・揺れる船の中での10時間の釣りはさすがに疲れました。


クエや立派なクロや仕留めた内田さんです。内田さんとは以前この船での釣りでご一緒しましたが、今回の漁で人とな
りを知り新たな今年初めての邂逅となりました。英ちゃん船長ありがとうございました。


今夜のおかずに少しお魚をもらい、いつもの「きららの湯」温泉で疲れをとってから帰ります。帰宅は午後8時・・・・
釣り船代金・エサ代なしの上、夕食の魚あり、最もありがたいのは楽しい釣ができることです。また、手伝いに行きた
いと思います。

福岡県糸島での船釣りは芥屋漁港の遊漁船『三祥丸』で船長は中村栄一、📱090-8392-4941をご用命ください。また、
釣れた一本釣りの魚やサザエは糸島市志摩の「JF志摩の四季」で販売しています。船長の神経締めは絶妙で鮮度は保障
します。魚には『三祥丸』と記しています。


★時化の中釣りに行ってきました。

2017年12月22日 | 釣り

初めて乗船した姫島の遊漁船で本日時化の中釣りに行ってきました。当初の天気予報では波1mの予報だったのですが、
思っていたほど風が取れていず波の高さが少し心配です。


釣り場につき1時間ほどたったころ場所を変更するからと馬渡大瀬へ、着いたとたんいきなりのエンジントラブルです。
船頭は四苦八苦しながらエンジン整備していますが、風に乗り漂流状態となっています。仲間の船を呼んでいるようで
すが、1時間ほどたったころエンジン回復です。再度のトラブル回避のため、今回の釣は終わりです。
やっと港へたどり着きましたがなんーーーと乗船代が1万円・・・・


整備ミスのせいでトラブったのに納得いきませんが・・・・
釣果はアコウ2匹のみとなってしまいました。まだ12時過ぎ途中で反省会をかねて船越の牡蠣小屋へ
※ブログ初心者で写真が上下反対になってしまいましたが・・・・


はしゃぐ大作兄い




たぶん2度とあの遊漁船へはお世話になることはないと思います。