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竹林整備の一環としてのタケノコ取りも今シーズン終わりとなり、一抹の寂しさもありますが、本日で最後のタケノコ取りとなります。
貧弱なタケノコや伸びすぎたタケノコの中から、美味しそうなタケノコを探すのも一苦労です。また、食するのに規格外のタケノコは切り落としていきます。
1時間ほどの作業でこれだけしか取れません。ドラム缶の窯にはまだまだ足りないので、奥の方へ入り込みます。
ここも伸びすぎたタケノコしか残っていませんでした。
本日の成果はこれだけしか取れませんでしたが、土から30-40cmほどのタケノコを中心に選別して採取したので、品質は保証できます。
タケノコ掘りもこれで終わりということで、わざわざ福岡西区の愛宕浜から遊びに来ている皆勤の大石さんも寂しそうです。
家主の波多江さんはトラック一杯の成果があるだろうと、たくさんの方へタケノコを取りに来てと電話したようで、これではたりないと判断して、友人中島さんの山へやってきました。
ここもほとんど大きくなったタケノコばかりで、いい塩梅のものはみつかりません。それではと残り少なくなった甘夏をもらって帰ります。
鈴なりのビワは大石さんの奥様が好物らしく、これまたもらって帰ることとしました。
本日はアク抜きはひと窯と、中島さんの山の真竹のタケノコ15本ほどですが、もらいに来る人たちの期待にこたえられるのでしょうか。
沸騰してから30分ぐらいで釜揚げしますが、熱いタケノコの皮をむくのが大変な作業です。冷水をかけながら黙々と竹の皮を剥いでいきます。
横の田んぼでは田植えの真っ最中です。8列植で超高速の田植え機です。この田んぼ一反以上あるでしょうが、30分もかからないくらいのスピードで植え終わり、次の田んぼへ向かっていきました。昔は人手で一日近くかかっていたのですが、私はこの田植えが大嫌いでした。近所や親戚と一緒のイベントでしたが、この田植えをするとお腹が痛くなることが多かったのです。元来農作業が大嫌いだったのですが、からだの拒否反応としてお腹が痛みだすのか、鹿児島の田植えは3月のまだ水の冷たい時期で、お腹が冷えての腹痛かわかりませんが、「お腹が痛い」というと、「また順は仮病を使って・・・・」といわれ我慢しながらの田植えは大嫌いでした。
お昼になりました。すべての作業は終わったのですが、名残惜しそうに弁当をいただきます。
中島さんの山からいただいてきた、わずかな真竹のタケノコももらいに来る方たちのために波多江さんが黙々と竹皮をむいています。
わたしがグルーブラインでタケノコ取りをつぶやいたら、北九州から同級生の直君がタケノコ貰いにやってきました。時間や高速代を考えると私に言わせば「むちゃな行為」ですが、直君に言わせば美味しいタケノコはそれぐらい対価の報酬らしいです。
一番最初のお客様で、たくさんのタケノコと甘夏、ビワ、それと炭(ここは炭小屋で先月炭出ししたばかりでした)をいただいて帰りました。今度はたくさんとれる孟宗竹のときタケノコ取りに来てください。
ここ2-3日好天でその後は梅雨入りかと言うので、兄ちゃんから届いた生梅を塩で漬けこんでから約1か月、今日から天日干しです。美味しい梅干しになるでしょうか。
「わっぜ とおかとこいから たけんこを もろけくっち たまがったど」
大変な 遠いところから タケノコを もらいに来るとは びっくりしました。
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