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タナトノート 死後の世界への航行 ベルナール・ヴェルベール

2008年07月15日 | 読書記録
主人公は子供の頃、墓地で風変わりな少年と知り合う。

父親が自殺しているのを目の当たりにしてしまっていたその少年は、死後の世界への研究に取り憑かれていた。

数年後、麻酔科医になった主人公は、旧友に出会う。
健康を損なった際に死後の世界らしいものを見たフランス大統領の命令を受け、主人公とその旧友は、死後の『大陸』の研究を始める。




多分この話は、SF。サイエンスフィクション。


SFは、苦手だ。

(非常に難しく感じて、理解が出来ないのです。星の王子さまもその一つ)


しかしこの本は、夢中になって読んでしまった。

死んだ後、人間の魂がどうなるのか、あるいは所々出て来る、世界各国の死に関する神話や著者の考え、宗教観、哲学観、あるいはまた、”モテナイ君”である主人公の恋物語などにひかれ、興味深く読む事が出来た。




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