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孤独な若者の家  パトリック・ベッソン

2008年07月24日 | 読書記録
二人の若者・・・と言うか、一人は17歳だからまだ少年で、もう一人は何歳かは分からないが、若い女性が日記形式で物語を綴る。

フランスのノルマンディー地方に住んでいるエリックは、夏になると両親がバカンスに出かけ、空いた部屋を避暑に訪れた客に貸し、その管理をしている。
そこに、家族とともに来たオディール。
オディールって聞きなれない名前だけど、一応女性みたいだ。


この、「新しいフランスの小説」というシリーズ、何冊か読もうと試みては途中で投げ出し、ということがあった。
つい最近も『シュザンヌの日々』という小説を読んで、あんまりに奔放すぎてうんざりして途中でやめてしまった。

でも、この本は、結構良かった。
最後、あれ、これでおしまい?と思った。
もう少し続きが読みたかったような、そんな気分になった。

コメント
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