『三国志 ~司馬懿 軍師連盟~』
諸葛亮が亡くなってしまうのがもったいなくて、ゆっくり見ていますw
第61話「上方谷の戦い」~第62話「孔明からの贈り物」のちょっと気になったこと。
これはドラマなので、「正史」や「演義」に書いていないことを演出しても
全然かわまないんだけどね。
上方谷の戦いというのは、
吉川英治『三国志』でも、ドラマ『三国志 Three Kingdoms』でも、
上方谷に蜀軍の食糧庫があることを知った司馬懿が襲撃計画を立て、
司馬師、司馬昭を率いて乗り込むとそこは火薬で満たされていて、
まんまと諸葛亮の罠にはまり、火の海のなか我ら一族これまでかというところ、
突然の大雨に助けられる、という話。
気になったこと その1)
『軍師連盟』では、司馬昭が軍令を無視して上方谷に踏み行ったことが引き金になっている。
司馬懿じゃなくて、司馬昭トリガー。
気になったこと その2)
それから、上方谷の入り口で退却する魏延のあとを斥候に追わせ、
蜀軍の伏兵がいないことを確認して、司馬昭は食糧庫があると確信するだけ。
そのまま隘路を進む司馬昭に追いついた司馬懿が、撤退せよと言うが早いか、
蜀軍が断崖の上から油を投げ込み火矢を放つという攻撃が開始、
まんまと諸葛亮の罠にはまり(以下同じ)
んー、なんだろな、これはちょっとモヤるわ。
やっぱり、食糧庫に着いて、そこの様子がおかしいこと
本来ならば「火気厳禁」のはずの倉庫の附近に、燃えやすい枯れ柴などがあることに気付いて、
(『三国志 Three Kingdoms』では司馬懿が兵糧を食べて、油臭いのに気付く)
諸葛亮の罠を見やぶる、さすが司馬懿、というのが見せ場だと思うんだけど。
(まあ、気付いたところで遅し、火の海になっちゃうんだけどね)
『軍師連盟』では、ただ隘路に引き込まれて待ち伏せにあっただけっていう感じで残念。
気になったこと その3)
その1)と関連してるんだけど、
司馬昭は軍令を無視したので斬首のところ、
将軍や兵士たちの懇願のおかげで減刑され命びろいしている。
あらららら・・・
諸葛亮は「泣いて馬謖を斬」ったのに、
司馬懿は懇願されたとはいえ鞭打ちに減刑して息子の命救っちゃうわけだ。
まあ、ここで司馬昭を斬って死なれちゃおかしなことになるから仕方ないか。
でもなあ・・・
さらに、鞭打ち200回を延々見せられるのはあまりいい気持ちではないわけで。
おそらくは、子を思う親の気持ちを演出したんだろうけど、
わたし的には、あんまり好きではなかったわ。
それにしても、ようやく漢の復興を望めたと思った諸葛亮が
突然の大雨で悲嘆に暮れるのが、ほんとに見ていて辛い。
このとき諸葛亮が言ったとされるのが、
『事ヲ謀ルハ人、事ヲ成スハ天』
哀しいかな、どんなに頑張っても、どうにもならないこともあるよね。
諸葛亮が亡くなってしまうのがもったいなくて、ゆっくり見ていますw
第61話「上方谷の戦い」~第62話「孔明からの贈り物」のちょっと気になったこと。
これはドラマなので、「正史」や「演義」に書いていないことを演出しても
全然かわまないんだけどね。
上方谷の戦いというのは、
吉川英治『三国志』でも、ドラマ『三国志 Three Kingdoms』でも、
上方谷に蜀軍の食糧庫があることを知った司馬懿が襲撃計画を立て、
司馬師、司馬昭を率いて乗り込むとそこは火薬で満たされていて、
まんまと諸葛亮の罠にはまり、火の海のなか我ら一族これまでかというところ、
突然の大雨に助けられる、という話。
気になったこと その1)
『軍師連盟』では、司馬昭が軍令を無視して上方谷に踏み行ったことが引き金になっている。
司馬懿じゃなくて、司馬昭トリガー。
気になったこと その2)
それから、上方谷の入り口で退却する魏延のあとを斥候に追わせ、
蜀軍の伏兵がいないことを確認して、司馬昭は食糧庫があると確信するだけ。
そのまま隘路を進む司馬昭に追いついた司馬懿が、撤退せよと言うが早いか、
蜀軍が断崖の上から油を投げ込み火矢を放つという攻撃が開始、
まんまと諸葛亮の罠にはまり(以下同じ)
んー、なんだろな、これはちょっとモヤるわ。
やっぱり、食糧庫に着いて、そこの様子がおかしいこと
本来ならば「火気厳禁」のはずの倉庫の附近に、燃えやすい枯れ柴などがあることに気付いて、
(『三国志 Three Kingdoms』では司馬懿が兵糧を食べて、油臭いのに気付く)
諸葛亮の罠を見やぶる、さすが司馬懿、というのが見せ場だと思うんだけど。
(まあ、気付いたところで遅し、火の海になっちゃうんだけどね)
『軍師連盟』では、ただ隘路に引き込まれて待ち伏せにあっただけっていう感じで残念。
気になったこと その3)
その1)と関連してるんだけど、
司馬昭は軍令を無視したので斬首のところ、
将軍や兵士たちの懇願のおかげで減刑され命びろいしている。
あらららら・・・
諸葛亮は「泣いて馬謖を斬」ったのに、
司馬懿は懇願されたとはいえ鞭打ちに減刑して息子の命救っちゃうわけだ。
まあ、ここで司馬昭を斬って死なれちゃおかしなことになるから仕方ないか。
でもなあ・・・
さらに、鞭打ち200回を延々見せられるのはあまりいい気持ちではないわけで。
おそらくは、子を思う親の気持ちを演出したんだろうけど、
わたし的には、あんまり好きではなかったわ。
それにしても、ようやく漢の復興を望めたと思った諸葛亮が
突然の大雨で悲嘆に暮れるのが、ほんとに見ていて辛い。
このとき諸葛亮が言ったとされるのが、
『事ヲ謀ルハ人、事ヲ成スハ天』
哀しいかな、どんなに頑張っても、どうにもならないこともあるよね。
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