パーラミター（波羅蜜多）

３月１０日は、まめ吉の百か日だった。
悲しみに泣きくれることをやめる日、
そらちゃんがいてくれるから、泣きくれるということはないけれど
今朝お線香をあげるとき、来月お誕生日が来たら３歳になってたなぁと思ったとたん、
涙がぶわ～っとあふれてきた。
病気がわかったとき、年を越して、お誕生日を迎えさせてあげることを
目標にしてたからね。
してあげられることは全部したつもりだが、
悔しさだけは、いつになっても消えそうにない。


百か日のあと、２度猫の夢を見ている。
１度目は、友達の家でのモツ鍋パーティーが終わり帰る私、
どういうわけか猫２匹を連れて行ってて、
２個のキャリーバッグを１個づつ車に運ぶのに、
車に残したキャリーバッグごと盗難にあったら困ると、右往左往。
猫はももちゃんと、まめ吉だった。
どちらも６キロサイズ、２個一度には無理だから
誰が猫を盗む？
２匹とも、もういないのに。

２度目は、家の２階のベランダに、怪我をしている黒ブチの猫がいて、
近寄っても逃げないので、タオルで覆って保護した。
ハチワレではない黒ブチの女の子。
あぁ、まめちゃんじゃなかった、そう思ったとたん目が覚めた。

どういう意味だったんだろう。


今、まめ吉は私と冒険の旅に出ている。
スカイリム２周目は、カジートキャラでまめ吉を作った。

颯爽と走る姿、敵をなぎ倒すまめ吉に、
まめちゃんカッコイイ！と心の中で叫ぶ。
アホだな、私。



ただでさえ、春は花粉症やら芽吹きどきやらでモヤモヤしがちなところに、
TVをつければ暗い、重い、辛いことばかり流されている。
わたしの心も、どこか苦しくなりそうだ。
今は自分に優しくしよう。アホと言われても、どうってことない。
今日はお彼岸の中日、煩悩まみれでもご先祖様も許してくれるだろう。