「サムライが身につける時計」

人が物を買いたくなる心の動きについて

＝ある時計店＝
取扱商品が日本の老舗メーカーの逸品ぞろい。
中心価格帯は30万～４０万円。
海外ブランドの華やかさ等に押され、売りにくい商品となっている。
しかし、手作業の日本の職人技術の粋が詰まっている。

そこで、店主はかつて侍が刀を自分の分身として毎日身につけて家を出ていた、その刀と腕時計をダブらせた。
つまり、現代の侍。腕時計は刀の代わり、魂、少し欠けな慣れている気がするが。

店主は店に１枚のＰＯＰを

「サムライのように生きていという方のため○○（時計の商品名）」

すると店頭で「サムライか～」とつぶやく姿が

半年でそれまでの３年分の売上。

購入したお客さんには

「これがあなたの刀です。今日からあなたもサムライです」　と言って渡すと大変喜ばれる。


2/1日経ＭＪ　招客招福の法則　より