信州ビーナスラインの小さなイタリア料理店から

夫婦で営む小さな伊料理店「オステリア白樺」の日々。標高1500mの車山高原は八ヶ岳がのぞめる空気の澄んだところです。

テルミン!

2007-12-21 21:14:21 | アルパと音楽

 

大人の科学マガジンの「テルミン」が届きました~。

 

 

私以上に息子がわくわくして、早く組み立てたくて仕方がない様子。
組み立ては簡単で、約20分。
幅、奥行き8cm、本体高さ10cm、アンテナ27cmの小さなこの箱のようなものが
電子楽器だなんてすごいなぁ。

 

いざ、教本どおりにチューニングして右手をかざしてみます。

うーん、なんとも表現しにくい音が・・・・。
ちょっと調子はずれの鼻歌のような・・・?

 

でもちゃんと音階が出せるのにびっくり。
アンテナから15cmくらい離れたところから音が出始めて、
アンテナに右手が近づくほどに音が高くなるのです。
ただその動きがすごく微妙で
1mm動かしただけでも音が変わってしまうので
かなり集中力が必要かも。


写真用に息子にポーズをとってもらって。
むむ・・・・・念力送ってる・・・?
後ろの国旗は国旗好きの彼の趣味です。

 

 

念願のテルミン、本誌には歴史やしくみが詳しく解説されているので
今度じっくり読んでみようと思います。
楽器好きだけど回路とか電気とかになるとつい逃げ腰に

 

 

ビーナスラインのイタリア料理店
オステリア白樺


課題曲

2007-12-18 09:48:23 | アルパと音楽

アルパのレッスン日。

 

先月のレッスンから約3週間、
その間におはなし会での発表が2回とクリスマス会の発表が一回に
課題曲が2曲と、
短い中でこんなに集中して練習したのは
初めてでした。

 

 

今回は2曲とも少し時間がかかってしまったけれど、
無事合格。
細かい部分はこれからさらに弾きこんでいくということで
来月は大好きな「カスカーダ」を教われることになりました♪

 

 

楽しみです。
ゆったりとした曲が続いていたので、
またリズムを思い出さなくちゃ。

 

 

 

 


リカバリ

2007-12-12 01:07:53 | アルパと音楽

昨日はショックのあまりそのままカバーケースにしまって、
「きっとあれは夢で、一日おいたら直ってるんじゃないか」なんて
現実逃避していましたが、そんなわけはないので。

 

 

 

一応、立ち直りの早いのがとりえということで、
いつまでも落ち込んでいても仕方がない。
傷ついたアルパは自分で出来る限りの修復を試みました。

 

 

 

割れ目が少し凸凹になってしまっていたところは内側から
息子の竹刀で軽く軽くとんとんとたたいてひずみを直し、
木工用ボンドを傷に塗りこんで・・・・。

 

これだけでも、ずいぶんましになりました
あとは表面をなめらかにしてニスを塗ろうかな。
音に大きな影響がなかったことが本当にありがたいです。

 

これからはほんとうに大事に扱うことを誓います
ごめんね、アルパ・・・・

 

 

 

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ザ・ショック

2007-12-11 17:10:35 | アルパと音楽

午前中、ピアノ担当Rちゃん宅にてクリスマス会の練習。

 

そこで今年一番のショックな出来事勃発

 

 

 

 


アルパのボディにひび割れを作ってしまった・・・・・・!!

 

 


はい。100%自分の不注意です。

 

 


自立しないアルパは普通床に寝かせておいたり、
肩にたてかけたりするのですが、
それをちょいと回転式のいすにもたせかけ、
目を離してしまったのです。

 

いすがアルパの重みでくるりと回り、落ちた先に椅子の足のでっぱりが・・・・

 

 

 

実は以前も同じことを家でやっているのに。
そのときはたまたま下がカーペットで椅子の足にぶつからなかったからセーフ
だっただけなのに。

 

 

いつかやりそうだったことをやってしまった大雑把な自分や
大事な楽器を扱う自覚のなさをいくら呪ったところでもう仕方ありません。
不幸中の幸い、音にはそれほど影響していないようなので
なんとか修理してもらうことを考えています。

 

 

これはもう、「あなたはソコツだから気をつけなさいよ」と
警告してくれたのだと思って以後気をつけます

 

 

 

折りしもの雪。路肩にははまってしまった車もいたりして、
これはひょっとしたらアルパをぶつけたことで車の事故から
免れたのかもしれない、と(都合のいいように)考えることにしました。
ほんと、雪道の運転気をつけないと。

 

 

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クリスマス会

2007-12-07 22:57:39 | アルパと音楽

来週のクリスマス会の出し物を考えなくちゃ!と友人2人と話していて、
時間もないのでともかくボーカルの友人が歌いやすいものを・・と決めてもらうことに。

 

 

ということで、去年と同じ曲目にしようということになりました。
ああ、そういうのもありか~とちょっと目からウロコの気分。
なにもいつも違うものをやらなければ・・・ということはないのですよね。

 

まぁ、終わったことはどんどん記憶のかたすみにおしやられている私としては
去年やったのと新しくやるのと大して違わなかったりするのですが
案の定、
「楽譜どこやったっけ~
と探すところからスタート。なかったらピアノ担当のRちゃんにコピーさせてもらおう、
と思っていたら
Rちゃんも同じことを考えていたことが判明。

 

でも、無事楽譜みつかりました~。

 

 

さてと。どうだったかな、と
記憶をたぐりつつ。

 

 

2度目となる演目なので、今年はもう少し自由に
アレンジしてみたいなぁなどど欲を出したりして。
パネルシアターとの共演でアレンジの楽しさを知った私なのでした。

でも私ひとりの演奏ではないので
不協和音にはならないように。

 

 

リラックスして弾けるといいな。

 

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終了~

2007-12-06 14:20:39 | アルパと音楽

小学校でのお話会が無事終了しました。

 

出し物はお父さんたちによる大型絵本の読み聞かせを2冊
ブラックパネルシアターのピーターパン(&アルパ)
アルパの曲

の3部構成。

 

 

合同練習に参加できなかったので
お父さんたちの読み聞かせは初めて聞いたのですが、
子供たちのウケもよく楽しかったです

 

 

問題のアルパは、個人的課題はまだまだあるけれど
全体としては良かったんじゃないかな~と
ひとまず無事終了したことにホッとしているところ。


楽譜も何もない状態から、
どの場面にどんな音楽を合わせるのか、
時計の音、剣で闘っている音、妖精のきらきらした感じ・・・・
などなどひとつずつ作り上げたピーターパン。
やればできる!と思える仕上がりでした。

またお声をかけてもらえるといいな。

 

 

がっ・・・・。実は。

ここ最近こんなに緊張したことはなかったのに。
もうもう、手が震えてしまって、このまま弾かずに帰りたい!!
と思ってしまった。

 

 

一応、なんとか、ひとつずつステージを踏むたびに
ひとつずつ小さな課題はクリアしているとは思います。
ライトの明るさ、音あわせ、ボリュームなどなど。
コンサートホールではない場所ばかりなので
それなりに条件を整えるのは大変ですが、ちょっとずつわかってきたかな。

 

 

今回は・・・・お腹が空いてきてしまったのは失敗だったなぁ
ちょっとつまめるチョコレートでもポケットにしのばせておけばよかったな。
思った以上にプレッシャーを感じていたらしく、
終わったら放心状態で家まで帰ってきました。
しばらく動けませんでした。

 

 

オリンピック選手だって、ベテラン歌手だって、
やっぱり緊張したり練習どおりの力が出し切れなくて
悔しい思いをしたりしているのですもんね。

 

私ごときがおこがましい・・・とは思いつつ
やっぱりちょっと悔しい。
でも練習に関してはやれることはやったと思うので
それは仕方のないことだな、と思えただけ進歩です。

 

 

さぁ、次は来週の子供クリスマス会
そして再来週にはレッスンが。
ぼんやりしている暇はないのでした。

 

 

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オステリア白樺

 

 


練習法

2007-12-03 11:04:37 | アルパと音楽

こんなやり方が正しいのかどうかはわからないけれど、
最近やっているアルパの練習方法。

 

家の中のよく通る場所にアルパを置きっぱなしにしておき、
通りがかるたびにおもむろに座って
発表する予定の曲を何気なく弾くのです。

 

気をつけていることは、
あれこれ考えずにいきなり弾き始めること。
弾き始めたら、トチろうが調子悪かろうが曲の最後まで弾ききること。

 

 

一度しかない本番の発表を意識しての練習法なのですが
少しは効果あるといいな。

 

 

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コンサート

2007-12-02 10:48:07 | アルパと音楽

午前中のおはなし会を終えて、友人宅へ息子を預け(感謝!!)
諏訪まで足をのばしました。

 

去年もちょうど今頃でしたが、
声楽をやっている友人の市民コンサートが今年もあるというので
出かけてきたのです

 

 

去年は日本の歌を中心としたプログラム。
今年はバンドをまねいてのジャズボーカルコンサートでまた
がらりと雰囲気が違います。

歌っている彼女は本当に楽しそう。
華やかで舞台映えもばっちりですし、まさに本領発揮だなぁ、と
見とれているのでした。

 

目を閉じて心地よい歌声を聴きつつ、
「音楽って不思議だな・・・・・」と
しみじみしたひとときでした。

 

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おはなし会とアルパ

2007-12-02 10:39:34 | アルパと音楽

近隣の4地区合同の、おはなし会がありました。

中学校に併設された小さなホールで、
それぞれの地区の読書ボランティアサークルの人たちが
ひとつずつ発表をするのです。

 

私たちの出番は最後ということで最初は余裕をかましつつ
他の出し物を楽しんでいましたが、
紙芝居に大型絵本、人形劇、語り・・・とバラエティに富んでいて
初めて参加した私はびっくり。
楽しかったです。

 

いざ出番も、心配した音の響きがなかなかよく、無事終わりました。
せっかくなので・・・とアルパの紹介もしていただいて、
2曲だけご披露させていただいて。

 

 

小さいお子さんが多かったので
『いつも何度でも』と
『となりのトトロ』

 

 

 

やっぱりどうしても緊張はしてしまうけれども、
なんとか弾ききれて良かった。
逆に弾き始めると落ち着けるというのは、やっぱり
毎日毎日練習したという安心感があってのことなんだな、と実感。

 

 

帰り際にいろいろ声をかけていただいて嬉しかったけれど、
本当は主役は読み聞かせのほうなのです。
アルパはほとんどゲスト出演くらいなもので、
合同練習にもなかなか参加できなかったのに
過分にほめていただいてようで・・・・それだけは勘違いしないようにしないと、
と思っています。

 

毎年手弁当で地道にイベントを作っているみなさんには
本当に頭があがりません。

 

 

 

さて、次は6日の小学校での発表がクライマックス
また違う曲を弾かせていただく予定なので、
やっぱりまたドキドキしちゃうんだろうな~~。
平常心、平常心。

 

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マメ

2007-11-30 09:35:56 | アルパと音楽

初めて、指先にマメができました。

 

アルパの練習で。

 

 

そうか。マメができるくらい弾く、というのはこういうことなのか。
7年目にして初めて実感。

 

 

そして11月28日付けの上松美香さんの日記
アルパを演奏するということについてのとってもいい言葉が載っていました。

 

そう、演奏って、技術はもちろんだけれど
やっぱり心なんですよね。
あぁ、本当に奥が深い。

 

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アルパの日

2007-11-27 23:40:57 | アルパと音楽

朝一で息子を学校へ送りがてら、学校の図書室をお借りして
早くも来週に迫ったパネルシアターとアルパの打ち合わせ。

 

 

前回保育園のお誕生会でやったのと同じく
『ピーターパン』なのですが、
今度は対象年齢が少し上がるので脚本を若干手直ししたとのこと。
アルパもそれにあわせて少し変更が必要だったのです。

 

 

一番変えたところは、
フック船長とピーターパンが闘うシーン。
もとの台本では

『みんなも応援してね!!』と客席に向かって言うセリフがあって、
保育園でのときには、それはもう嬉しいくらい

 

 

『ピーターパンがんばれ~~!!!』

 

 

と大声援を送ってもらえて、思わずピーターパンも
アドリブで

 


『ありがとうみんな!がんばるよ!!』

 

 

と応えたくらいだったのですが

 

 

多分、いえ、きっと小学生相手では

 

『みんなも応援してね!!』

 

『・・・・・・・・(シーン)・・・・・・』

 

となるだろうと

 

なのでそれはやめて、
ナレーションでストーリーを語る部分を増やしてありました。

 

 

あとは当日を待つのみ。場所が広くなるので、音がうまく届くかドキドキです。

 

 

 

 

午後からはアルパのレッスンへ。
「レホス デ ティ」(遠いあなたへ__離れて暮らしている
娘さんを思って作った曲なのだそうです)
「オーバー・ザ・レインボー」の2曲。
学校での発表の曲ばかり熱を入れていたので合格はならず、
継続して来月に仕上げとなりました。
やっぱり気持ちが入っていないとだめですね

 

来週終わったら、しっかりがんばります

 

 

 

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ヒーリング効果?

2007-11-15 19:08:25 | アルパと音楽

さすがに息子の風邪をもらったのか
おとといからのどが痛くて
それでも気合で授業参観には行ったのですが、
久しぶりにたくさんの人と話して、
とても楽しかったのですが、

 

夕方から熱が上がってきて
『ああ~このままではやばいやばい』

 

と思いながらも息子を寝かしてから
ここ数日触れなかったアルパの練習をしばし。
(息子の容態もおちついたことだし)

 

 

 

するとあら不思議
すうーっと気分が良くなって熱も下がりましたよ。
のどの痛みも、弾いているときは忘れているのですから
単純というか、

いえいえ、

 

これぞアルパのヒーリング効果なのだと思います。

 

 

それにしても、ご飯が食べられない息子の横で食事をしながら
「ああ、なんて私は丈夫なんだろう・・・」と
申し訳なく思ったものでしたが、
やっぱり多少は風邪くらいひくということがわかって良かった??
鬼のカクランかもしれませんけどね

 

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練習

2007-11-05 11:51:45 | アルパと音楽

こんなに今までアルパを練習したことがあっただろうか、
と言うくらい
このごろ毎日アルパをさわっているのです。

 

なんといっても12月に読書ボランティアでの発表が2回控えているからなのですが、
弾けば弾くほど、考えれば考えるほど、いくら練習しても
足りない気がしてくるのです。

 

どんな楽器もそうだと思いますが、ちょっとした気の持ちようや
指先への気配りで音が良くも悪くもなってしまうアルパ。
音だけではなくて、音が曲として伝わるためには
一瞬でも気がぬけません。

 

それを本番の、たった一回のステージで
ベストの音を出せるだろうか。
悔いのない演奏ができるだろうか・・・・・。
たとえ緊張しても、とにかく集中して、気の抜けた演奏だけはしたくない。

 

 

そんなに真剣に思ったのは初めてかもしれません。

 

 

 

まだまだ珍しい楽器というだけで温かい拍手をいただけるアルパなのですが、
それに甘んじるのではなくて
例えば私が初めてこの音色に触れた時のドキドキした気持ち。
そこまでは無理でも、
聴いてくれた人の中に、何かひとしずくでも「良かったな」というものを
残せたらいいなと願わずにはいられません。

 

なかでも息子の小学校で弾く予定の「星に願いを」は
自分でアレンジを考えたのですが、多分これが今の私のベスト。
だからそれをきちんと最後まで弾ききりたい。

とにかく、出来ることは心を込めて弾くこと。
できるだけ練習すること。

 

アルパが弾ける、お披露目できるだけで嬉しかった今まで。
ああ、もっと早くこんなに真剣になっていたら、もっと上達していたのにな~

 

そうそう、発表の曲だけでなくて
肝心のレッスン曲もちゃんと練習しなくちゃね。

 

発表は12月2日と6日。あと一ヶ月です

 

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お誕生会

2007-10-25 15:17:54 | アルパと音楽

息子も通った保育園のお誕生会で
ブラックパネルシアターとアルパを共演してきました。

 

準備期間が短かったので不安でしたが、
子供たちの反応の良さに大いに助けられて、
「ピーターパン」無事終了しました。

 

私はステージのカーテンを閉めた裏で、BGM担当。
パネルシアターの進み具合を目で確かめることはできないので、
タイミングは打ち合わせと勘で進めます。

小さな曲のほかに、ピーターパンとフック船長の闘っている音、
ワニのお腹で鳴っている時計の音(笑)
フック船長が海に落ちた音
などもアルパで表現してみましたが、雰囲気出たかな~?

 

カーテンの裏で見えないところで弾く、というのはとっても気楽で
よかったのですが、
いざ終わったあとアルパを紹介していただいて
一曲ご披露・・・というのがやっぱりまだまだだと反省。

コンサートホールなどよりも、
こんな風に距離が近くて
お客様の知ってる度が高いほど緊張します

 

温かい拍手をいただいて、プレゼントまでいただいて
帰ってきました


あし@