信州ビーナスラインの小さなイタリア料理店から

夫婦で営む小さな伊料理店「オステリア白樺」の日々。標高1500mの車山高原は八ヶ岳がのぞめる空気の澄んだところです。

しばしの別れ・・

2008-06-24 20:24:14 | アルパと音楽

ランチ営業後、アルパのレッスンへ駆けつけました。
先週の演奏も好評だったと聞き、嬉しいです
7,8月はレッスンをお休みするので演奏会の曲目の確認などをちょこちょこと。

「浜辺の歌アレンジバージョン」
「エクアドル」
「ビーノブランコ」
などなど

なんだか音が小さくなったと先生にご指摘いただき、
考えてみたら夜に練習することが多かったせいかもしれません。
ついついこそーっと弾くくせがついてしまったのかな。
耳元で鳴る楽器ですから、自分ひとりで聴いている分には音量があんまり
いらないものですから・・・。
ホールで演奏するということも意識して弾かないと。

それから爪の手入れや手の動かし方などを教わりました。
いえ、動かし方というよりは動かさない方法というか。
力を抜くように意識して弾いていると手の動きが大げさになって
音がぶれてしまう癖があるようです。
なんだか弾けたはずの場所が弾きにくくなったなぁと思ったら
そういうことか!
夏明けまでの課題です。

いよいよ夏、です。
忙しくなることを祈りつつ。
アルパ三昧もしばらく封印です。

ビーナスラインのイタリア料理店
オステリア白樺

 


怖いんです

2008-06-21 14:40:42 | アルパと音楽

先週のステージが終わってからアルパをほとんど弾いていないわけ。
それは、帰ってきてケースから出してみたら弦が1本切れてしまっていたから。

 

不思議なことに、一回切れグセがつくと同じ弦ばかりが何度も切れて
すっかりびくびくしてしまうのです。それまでは切れる気配もなくガンガン弾いていたのにね。
切れた弦をゆるめて長さをキープしてから結び目を作って穴にいれ、
押さえる部品でしっかりはめ込む。
それから糸巻きを少しずつ巻き締めて弦をピンと張っていく。
巻いていくと最初低かった音がだんだん高くなり、そうして目標の高さまで持っていくのですが、あと2音くらいのところから切れるのが怖くて思い切って巻けないのです。

どうせ切れるときは切れるのだから気にせず巻けばいいのですが、ついついちょっと巻いてはそばを離れて、また通りかかるときにちょっと巻いて・・・といううちに何日もたってしまいました。
気づいたら切れてる、っていうのはまだいいのです(ゆううつだけど)。
切れる瞬間に居たくないというか。

 

あと半音上げればいいとこまで来てるのですが、
とりあえずその状態で弾いてみたらまぁ気持ちの悪いこと。
やっぱりチューニングはちゃんと合ってないとだめですね。

 

でも、演奏中に切れなくて良かった~。

 

学校の都合により、7月の読書ボランティアでの演奏は中止となり
しばらくまたステージから遠ざかりそうです。

 

ビーナスラインのランチとディナーは
オステリア白樺


アルパコンサートのお知らせ

2008-06-18 14:48:15 | アルパと音楽

まだ少し先なのですが、11月30日に
茅野市民館コンサートホールにて、
私の習っている先生と生徒たちのコンサートがあります
14:00開演です。

私も出演させていただくことになっています。

新しいホールで、茅野市では初めての本格的なコンサートということで
お客様が集まってくれるかどうかが一番の心配なのですが、
先生の人脈で実行委員会が発足し
茅野市教育委員会の推薦もいただけたりと
なんだか大がかりなことになってきました。
この↑チラシの裏には先生のプロフィールと一緒に
上松美香さんの推薦文と、ギター出演してくださる美香さんのお父さんの
ご紹介もあるんですよ~。

もともとやるからにはきちんと入場料をいただいて
責任のある演奏を・・というのが先生の方針で
恥ずかしくない演奏ができるように身がひきしまる思いです
素朴なあたたかな音色が届きますよう、心をこめて精一杯演奏させていただきます。

 

お近くにお住まいでお時間の都合がつく方・・・・
ぜひ、スケジュール帳にメモしておいていただけると嬉しいです
お問い合わせはメールかお電話でお気軽にどうぞ!

 

ビーナスラインのドライブランチに
オステリア白樺


脱力・・・・

2008-06-17 20:03:01 | アルパと音楽

アルパの2ステージ、無事終了して帰ってきました~。

 

やっぱり緊張していたのでしょう、帰りの車からものすごい脱力感。
ちょうどプールで一日泳いだり
思いっきり泣いたりした後のような・・・。
家についてからはひたすらだらだらしております。というか身体が動きません。

 

お腹が空くと手が震えてしまうというのは去年の小学校での発表で身にしみたので、本番前にちゃんとサンドイッチと甘いものをお腹に入れて、と。


総勢6名。先生や他の生徒さんたちと一緒の曲はひたすら楽しく、ソロの曲もなんとか弾ききって拍手をいただくことができました。
『エクアドル』という南米の曲なのですが、長いうえに少し重めの切ないメロディなのでなかなか軽いステージではご披露させていただく機会がなく、初めての人前での演奏でした(ドキドキ)はぁ~。

(高齢者大学だったら知っている人もいないよね~)と思い込んでおりましたが、ステージに上がってご紹介されてふと見ると、最前列に
息子の剣道の先生がっ!!
びっくりしました。ちょっと心拍数上がりました。

 

でもこれで、11月の演奏会への弾みがついたかな。
チラシも出来上がってきているのでまたご紹介させていただきます

 

同じ先生に習っている方たちの中では歳が下のほうなので、
『若くって上達早いからうらやましいわ~』と
言っていただくのですが
なかなかどうして
自分でも思うように動かない指がもどかしく、
やっぱり10代や20代でアルパに出会った人がうらやましい。

でも、今日も話していたのですが
例えばもっと若いときにアルパに出会っていても
自分がやろう!とこんなに惹かれただろうかとか
そもそもアルパに出会っていただろうか、と思うと
やっぱり今の状況で微力ながら前進するしかないのですね~。

 

次のステージはまたまた小学校での
絵本とのコラボレーション。明日からまた頑張ります。

 

後になりましたが、笑顔で送り出してくれた主人と
私がこうして遊びほうけているにもかかわらず寄ってくださったお客様に
感謝です。ありがとうございました。

ビーナスラインのドライブランチに
オステリア白樺


本番

2008-06-17 00:37:13 | アルパと音楽

昨夜は友人たちが集まってくれ、
子供たちは花火もして楽しい夕べでした。
花火をすると夏だな~という気分になりますね。
月の明るい夜でした。

 

さて、今日のお昼は高齢者大学でアルパを弾かせていただく本番の日。
その後続いて下諏訪に移動し、『ベルデ』さんという喫茶店でも演奏させていただくことになっています。
日付が変わってしまったのでもう寝なければ・・・・。

案外のんびりしているので当日まではあんまり焦らないのだけれど、いよいよ本番となると急にうろうろしたくなり、いろんなことが手付かずになってしまう小心者でもあります。直前まで練習した方がいいのか、今さら焦っても仕方ないので落ち着くことに集中した方がいいのか。
普段気にしないくせに急に爪の手入れとか肌の手入れとか気になり始めたり。部屋を片付け始めたり。

 

と、とりあえず衣装とアルパさえ忘れずに積んでいけば何とかなるっ

 

申し訳ないと思いつつ私はアルパの方へ行かせていただいて
ランチの臨時営業は主人が切り盛りしてくれることになっております。

どうぞよろしくお願いします。

 

ビーナスラインのドライブランチは
オステリア白樺


織りなす

2008-06-01 16:42:03 | アルパと音楽

毎日少しずつアルパの練習。

今回教わった「ハナミズキ」は弾けるようになってきたのですが
前回からの継続「カスカーダ」が難しい。

というのも、基本のメロディーやフレーズはあるのだけれど
あとは自分の感性で仕上げてください、という曲だからなのです。

 

「ハナミズキ」が編み方から仕上がりの見本まで用意されている
手芸キットだとすると、
「カスカーダ」はいろいろなモチーフの見本があって、
先生の作品も見せていただいている。
だけど先生の作品をそのままではなくて
このモチーフを使ってもいいし
他にもいろんなモチーフがあるし、
仕上げのサイズはだいたい決まっているけど
モチーフをつなぐ部分は自分の好きな色と編み方で
考えて作ってみてください、と言われているような感じです。

 

とても自由。でもとても難しい。


む~ん、プレッシャーです。
とりあえず先生の真似をするところからスタートなのですが
一体いつ仕上がるかな~。
やればできる段階だということなのだけれど。

 

ついつい、逃げの姿勢で他の曲ばかり弾いてしまう。
だってまだまだ全然形が見えてこないのです。
とりあえず、モチーフを並べてあれこれ考えないと。
つまりつべこべ言わずたくさん弾かないとね。

 

ビーナスラインのドライブランチに
オステリア白樺


回路

2008-05-25 10:48:05 | アルパと音楽

新しく習った曲、記憶完了~~
あとはとにかく、弾くのみ弾くのみ。

覚えたての曲を弾いているときというのは、ちょうど地図を見ながら歩いているようなもので、足元がおぼつかない感じ。それを弾きこんでいくうちに、自分の中に新しくその曲の回路が出来上がっていくのを感じる。その過程が嬉しいのです。
『えーと、次はこのフレーズで手はこっちで・・・』と考えるプロセスをとばして
手が自然に動くようになってくる。そうするとメロディがもっと聴こえるようになり、曲がひたひたと染み込んでくるような。

 

ただ、楽譜がないというのは弾かないうちに忘れてしまう曲もあって
去年小学校で発表するために一生懸命アレンジして練習した
『星に願いを』も、もう記憶が薄れてきてしまっています。
あんなに練習したのにな~。
楽譜に書き写して残しておくか、テープに録っておけばいいのですよね・・・。
でもなんとなく、また弾く機会があればまたその時点でのベストをつくして
新しいアレンジを考えればいいのかな、という気持ちもあったりして。
うん。また思い出して弾いていかなくちゃ。

 

写真はチューナー。ちょっとした気温や湿度の変化で音が変わってしまうアルパにはかかせない相棒です。

 

ビーナスラインのドライブランチに
オステリア白樺


インプット

2008-05-23 08:39:54 | アルパと音楽

先日のレッスンの時にテープに録音してきた曲を
ひたすら聞き流しています。
ピアノを習っていた時とは逆で
アルパの場合、私は楽譜を見ながら弾くことができなくて
とにかく丸暗記してからでないと弾き出せない。

 

でも覚えてしまえば一曲通して弾けるので
早くそこまでたどりつきたいな。今日一日で覚えるぞ~

 

写真は愛用の、ごくごくシンプルなラジカセ。
青いテープが貼ってあるのは録音ボタン。
再生ボタンと間違えて録音ボタンを押してしまい
(だって一番大きくて押しやすいんだもの・・・)
せっかく録った先生の演奏をなんど中途半端に消去してしまったことか
なので防御法として、視覚にうったえることにしたわけです。
押しそうになったら青いテープをみてハッと手が止まるんじゃないかと。
今のところ効き目ありですよ~。

 

ビーナスラインのドライブランチに
オステリア白樺

 


馬子にも衣装?

2008-05-21 18:05:57 | アルパと音楽


パラグアイの民俗衣装、ニャンドゥティ。
『蜘蛛の巣』と言う意味で、手編みレースでできています。
それはもう気が遠くなるような手間で出来ている総レースのスカートと
おそろいのブラウス。なんて贅沢・・・。

 

今度のステージで着る予定です

 

『こいのぼりみたい・・・・』
『いや、金魚だ』

 

とかいう外野(=我が家の男性陣)はおいといて、
衣装負けしないようにしっかり泳・・・いや、弾かないとねっ

 

 

前置きが長くなりましたが、アルパのレッスンに行きました。
来月、高齢者大学の音楽講座でアルパをご披露することになっているので
その練習も兼ねて。
1ヶ月なんてあっという間です。
ステージを経験することは確実に力になるので、半分楽しみで
でも半分不安。多少失敗してもその経験は後に活かせると思うけれど、
やっぱり舞台をつとめるという責任があるし、
その瞬間しかない本番でベストを尽くせますように。

新しい曲は『ハナミズキ』を習いました。
よく流れていますね。つい口ずさんでしまうきれいな曲です

ビーナスラインのドライブランチに
オステリア白樺


アルパの日

2008-04-22 20:15:08 | アルパと音楽


茅野市もやっと桜が咲きました
アルパのレッスンに向かう途中の車窓から。

 

2ヶ月ぶりのアルパのレッスン日。
先月は息子が急に具合が悪くなり行かれませんでした。
新しい曲がない2ヶ月というのはだれてしまいがちなのだけれど
その間にお別れ会や演奏依頼などもあり
また11月30日の演奏会にむけても
一曲一曲を弾き込んで行くとやっぱりきりがありません。
われながら毎日淡々と練習した気がします。

 

毎日同じ曲を弾いても、毎日少しずつ調子が違う。
同じ曲を何回も弾くと、甘えが出て間違えてもやりなおすクセがついてしまうので
一回につき同じ曲は続けて弾かないようにしています。

マウスは手を冷やすので本当はパソコンも控えたほうが
いいのだけれど・・・・

 

 

自分なりに練習してきた曲を久しぶりに先生に聴いていただくのを
楽しみだと思えるのは進歩でしょうか
「きみにこの曲を」は合格
いよいよ「カスカーダ(滝)」という曲をテープに吹き込んでいただきました。

 

さぁ、これからが大変なところ。
先生はかるがると弾いているけれど、ひとつひとつの音は単純かも
しれないけれど、それを流れるようなひとつの曲に仕上げる・・・・というのは
始める前は途方も無く大変なことのように思えてしまいます。

でも、あの曲だってこの曲だって
あきらめなかったから弾けるようになったのだから。
がんばるぞ

 

いろいろ日々の悩みはつきないけれど
アルパに向かっているときは全て忘れている。
何かに集中するってすごいことだなと思います。
もっと練習したい、もっと弾けるようになりたい。
アルパのレッスンの帰りはいつも少しテンションの上がる私なのでした。

 

ビーナスラインのイタリア料理店
オステリア白樺

 


あと9ヶ月

2008-02-19 21:08:17 | アルパと音楽

アルパのレッスンでした。

 

11月30日に予定されている演奏会のプログラムが
いよいよ決まってきて、
それぞれの曲をまんべんなく練習していかないといけません。

 

今までやった曲ばかりだけれど、
ハーモニーにするためにBパートを覚えたり
アレンジを変えたり、
ソロの曲や先生とのデュオの曲などなど
ひとつずつ確実にしていかないと。

 

まだまだのようですが、お休みする夏を差し引くと
もうあっという間、ですね。

 

悔いのないように。

 

ビーナスラインのイタリア料理店
オステリア白樺

 


宝箱

2008-02-14 10:57:16 | アルパと音楽

決算期が迫っていて
確定申告やら
会計をしている剣道クラブの帳簿やら

むむむ・・・となったとき

 

気分転換にアルパを。

 

今習っている「きみにこの曲を」
とてもかわいらしくて、弾いているとにこにこしてしまう曲です。
小さななかにキラキラしたものがぎゅっと詰まった宝箱のような。


火曜日のレッスンまでに、もう少し弾きこんでいかなくちゃ。

 

パワーとか、やる気とか、寒さは人からいろんなものを奪っていくけれど、
負けてる場合ではありません。

 

 

ケーキのご予約もいただいたし、
今日はバレンタイン。
がんばっておいしいもの作らないとね


メトロノーム

2008-01-24 17:30:29 | アルパと音楽


最近使っていなかった、メトロノーム。
耳にかけて使います。

 

ポルカのリズムをマスターするために、
2拍子のメトロノームに合わせて3拍のリズムの練習。

 

弾いているうちにメトロノームがずれていく・・・・・。
「おかしいな~、狂ってるのかなぁ」と言いたいところですが
それはまぎれもなく、自分のリズムが狂っているということで。
同じ速さで弾いているつもりでいたのですが
こうして目の前につきつけられるとぐぅの音も出ませんね・・・。

 

ああ、悔しい。
しばらくはこれが課題です。

 

ビーナスラインのイタリア料理店
オステリア白樺


ハードル

2008-01-22 07:55:26 | アルパと音楽

アルパのレッスン日でした。

 

最近だいぶ指が動くようになって
弾いていても楽しくなってきたところですが、
やっぱり先生には苦手な部分がお見通し。

 

ピアノを長くやっていた貯金で少しだけ有利な部分もあったかもしれないけれど
そんな貯金が通用したのも最初のうちだけ。

これからはもっともっと真剣にアルパに向き合わなくては。
本当に、日々の練習の大事さをかみしめるこの頃です。

 

ひとつひとつハードルが目の前に置かれるというのは
もどかしいけれど幸せなこと。

 

カスカーダですが、
南米のリズム「ポルカ」がもう少しちゃんと出来てからということで
「きみにこの曲を」という、とても愛らしい曲を先に教わりました。
よし、来月までにちゃんと弾けるようにならなくちゃ

ポルカのリズムって3拍子のようですが、2拍子に3拍入れる気持ちで弾かないと
ワルツになってしまうのです。
ノリが難しいです。

 

 


あし@