今朝は早くから春の恒例行事「山焼き」が行われました。
草原を維持するためと、枯れた下草を焼くことで芽吹きを促進するためのようです。
午後になって息子と犬の散歩がてらまるこげになった山の遊歩道を歩いて来ました。
右も
左も
白樺湖から車山高原までの広い範囲を焼くので、
見渡す限り焼け山です。
今年は残雪もなく、しかも2日前にちょっと雨も降ったので
いい感じで焼けたかな~なんてのんきに眺めていましたが・・・・。
自衛消防団員である主人は、延焼を喰い止めるために毎年最前線で待機しているのですが、
「今年はここ数年で一番危なかった」
と ・・・・・そうだったんだ・・・・
2日前のちょっとしたお湿りくらいでは火の勢いは全く弱まらず、
あっという間に「火が走って」来るのだそうです。
おまけにここしばらくずっと風が強く、さらに火が燃え上がるとさらに風を呼ぶので
防火帯を越えて火が飛んでくるのだとか。まさに飛び火です。
多少訓練はしているとはいえ、装備も長靴とヘルメットくらいですし
毎年無事に終わってホッとするのでした。
もうしばらくすれば、黒焦げの地面からぽつぽつと緑の草が顔を出すことでしょう。