心の学校・佐藤康行の『真我の実践・サンタ営業の実践』日誌…『ひよこ』から『にわとり』への道

うつに苦しみ社会離脱した人間が真我(=本当の自分)に目覚め、サンタ営業実践の日々と開発者・佐藤康行の言霊を紹介します。

【第567回】過去を振り返って。向いている仕事と向いていない仕事⑥

2024-03-14 16:49:36 | 日記
本日2本目の投稿です。

前回より続きます。

3カ月、自分なりにこの宝石の営業の仕事に打ち込んでみましたが、自力での売上はゼロ。初任給で25万も頂いていたのに、これでは会社にも申し訳ないと社長に退職したいとの気持ちを伝えに行きました。

ところが、社長からは慰留されました。「もう少し頑張ってみませんか?、真珠の糸替えの練習を私と一緒にしましょう。できなかった人間は過去には一人もいませんよ。」と仰って頂いたのです。

そこで毎日社長室に通い、真珠の糸替えと糸替えしながらの営業トークの直接指導が始まりました。

そこで色々なことが見えてきました。社長の営業トークはまさにお客様との楽しい会話の中から、潜在的なニーズを掘り起こし、顕現させていくやり方でした。それはサンタ営業そのものだと感じました。

社長はこう仰っていました。「私たちの仕事はニーズ拾いの営業ではない。1件1件丁寧に訪問してニーズを掘り起こしていくんだ。」と。

それは私の直属の上司の営業のやり方とは真逆でした。

直属の上司は、とにかく「これ買っておきましょうよ。」の一点張りの押しの営業。買うまでは帰りませんというぐらいの押しの強い営業でした。

それでも売れることもあるのだなという学びにはなりましたが、そのやり方を真似したくはなかったので、その正反対の社長の営業のやり方には大いに共感しました。

しかし、やはり真珠の糸替えなどの物の取り扱いが苦手なことは克服できませんでした。

改めて、私は、この仕事は向いていないと悟り、退職することを社長に伝えました。

さすがに今回は、社長も退職を受け入れるだろうと思っていましたが、社長からは意外な言葉が返って来たのです。

向いている仕事と向いていない仕事ってあるのかもしれない、そう感じた瞬間でした。

続きます。

ありがとうございました。






【第566回】過去を振り返って。向いている仕事と向いていない仕事⑤

2024-03-14 14:50:19 | 日記
前回より続きます。
自信満々でスタートした宝石の営業の仕事。

究極の営業プログラムがあれば、上手くいくこと間違いなし。プログラム内で語られている佐藤学長の宝石営業の体験を紐解けば、売上は上がるはず。

しかし、顧客フォローである真珠の糸替えと宝石のクリーニングという「物を扱う作業」が全く上手くいかず、お客様の前で失敗することもあり、お客様と会話する余裕もなく

無事、真珠の糸替えを完了しただけで、満足し営業どころではありませんでした。

何度も真珠の糸替えの練習をし、何度も宝石のリングの裏書をルーペで見る訓練をしましたが、なかなか上達しません。

そうこうしているうちに訪問したお客様からクレームが入ってしまいました。「真珠の糸替えをしてもらったが、糸がユルユルだからやり直してほしい。」とのことでした。

すっかりお客様からも、会社の職場の先輩、上司からの信用も失墜してしまいました。

クレームのお客様対応は上司に行っていただきました。

大体、訪問先のご自宅は事務所から片道1時間から2時間くらいのところにあるので、丸々半日の時間を潰してしまいました。

3カ月続けてみましたが、状況を変えることはできず、自力で1件も売り上げを上げることはできませんでした。

私は退職することを決意し、社長にその旨を伝えに行くことにしました。

続きます。

ありがとうございました。