On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

El Japon/アクアヴィーテ!お茶会

2020-01-28 19:55:00 | Takarazuka

1月26日、3回目のお茶会参加。
この日に照準合わせて諸々のスケジュール組んでまいりました。
10年前なら絶対優先していたゴスの関東近郊ライブも万が一交通止まったり体調崩したりしないよう我慢。
直前にカットやカラーに行ったり、新しいワンピースをおろしたり、ほぼデートに近い。
一方的でも、そんなワクワクがあって元気になれるのはいいこと。






今回もホテルの宴会場にて。
ざっと2000人超いらっしゃるんでしょうか。




オペラで観るくらいの距離だけど、参加できるだけで嬉しい。
来るたび思うけど、お茶会って素敵なシステムだなあ。
好き、応援したいジェンヌさんから直接舞台のことやオフのことなどを聞ける場を舞台以外で提供してくれてありがたいことです。

いよいよの登場はアクアヴィーテ!にのせて。
扉が開いた瞬間の歓声がとても大きくて、今日の会の盛り上がりの様相を早くも感じる。
拍手しているこちらもどんどんテンポアップしてる感じ。
新春メッセージで着ていらした、黒×ゴールドのスーツ。テレビでは上半身だけだったけど、全身全貌を拝み、おおおお!と思う。
すごいー、金屏風が動いてるくらい華やかー!
遠目にも、もうスター以外の何者でもないオーラ。
会場にくまなく顔見せしてくれる練り歩き、手を振りながらの笑顔がとても温かい。
思わず手を振り返してしまったよ。

高砂壇上での一声に、声大きい!元気!と一瞬にして感じる朗らかさ。
「清く正しく美しく、朗らかに」
まさに体現してる…素敵だなあ…

「みなさんお水で、私は、これは紅茶かなぁ?こちらでまずは乾杯を」
せっかくですから、アクアヴィーテにしましょう、ね?の言い方がキュート。
入場時に席におかれた紙袋のなかには、阿蘇の水ペットボトル。
いまのプロフィール画像がラッピングされた特別仕様。
…これが開けられなくて、まだオーシャンズ11のときのお茶会のボトルも家にある。
いざとなったら災害用かな。

【質問コーナー】
・素敵です、とか魅入ってしまいます、という言葉には目を軽く伏せながら口元をきゅっとあげて「…ありがとうございます」と相槌を必ず声にされるの素敵だなと思う。
・日本、スペイン、それぞれ舞台となるお芝居はやったことあるけど、融合となるとどんな心持ちでやったらよいかみたいなことはお稽古で詰めていかれたようです。
・割と序盤で、高砂着席で話されていたゆりかちん、自分が端まで全体見渡せないことに気づかれた。
「これ端の方見切れてませんか?衝立少し下げてもらいましょうよね、大きいスクリーンに映るからいらない?あ、そんなことはない?」
客席に話しかけつつ、全員に楽しんでもらえているか気配りが素敵です。会場から自然と起こる拍手。
司会の方も衝立を下げてもらいますとおっしゃったのに対して「すぐにはできないから進めながら、下げてもらいましょう」と。
さばさばしてて、ほんとかっこいい。
・正面にふたつ設置された大型スクリーンは話し始めた途中から、ゆりかちんがどーんと映されました。ちょっとしたどよめき。
・キキちゃんがお話最後に全部もっていくとこ、オリジナルなので初日開くまでどんな反応が返ってくるものなのかわからないけど、毎日みなさまに助けていただいて、と。
・あのときの「たった今、ここで、おまえが」のあの間合い、表情がとにかくいい。好き。ゆりかちんのお芝居センスが光るところです。
・キキちゃんも木刀に真剣で斬りかかってくるとか、ずんちゃんが私のこと好きなのかなってくらい絡んできてはまた今度とすぐには戦わなくて、なんなんだよ(笑)とか。
・先輩西さん役のもえこちゃんもバウ主演を経てすっかり頼もしくなったそう。毎日木刀投げつけられています(笑)というゆりかちんのおおらかさ。
・早替わりは、甲冑のところよりも、最初の青い天祥裃からエンジの和洋折衷お衣装に替わるほうが時間がなく、お衣装さんとかなこちゃんに手伝ってもらってるそうです。
・前回白鷺の城のときに甲冑早替わりがあって、大野先生的には出来るとわかっちゃっているから今回もいけるだろうと。
・再演によるOGのかたとのご縁なども。絵麻緒さんや稔さんのお名前が出てました。
・グラスの持ち方が素敵、という声に下級生の頃から研究してきたとのこと。映画などもよく観てるんでしょうね。
・ゆりかちんから研究という言葉をよく聞くように思います。
たくさん上級生をみて、聞いて、腹落ちしながら、自分ならどうみせるかを、それこそ研鑽積んできたんだろうな…
芸事への精進を研究という言葉で表しているんだろうな。
・様々なウイスキーになぞらえて、ひとりひとりの組子の個性も魅せてくれるショーです、という一言に、トップスターという役割に思いを馳せる。
・同性80人近い職場で、年齢も経験もスキルも異なるメンバー全員のベクトルを合わせて、ひとりひとりが与えられた環境で輝けるように、
役割を果たせるように、自分が一番のパフォーマンスをする気概のなかで目配りしているのかと思うと、
結構気の遠くなるようなことをしてるんだな…と改めて思う。本当に休みなく多忙ななか、心身の健康を願います。

【ゲームコーナー】
次は握手かな、と思ったらゲームコーナー。
あら、握手ないかも…
握手する気満々で来ていたけど、よくよく考えたらこのインフルやらコロナウィルスやら流行の時期、
不特定多数が触れるのは厳しい。残念だけど体調管理が最優先です。よき判断。

・全員立ったところからスタート。
・ゲームは今回の舞台に関する質問二択または三択に答えるもの。
・1なら右手、2なら左手、3なら両手上げるとはおかしなことになりそう。
・全員総立ちで、前方に座るゆりかちんはさすがに壇上でも見えなくなるなと思っていたら。
・わたしも立とうかな?と立ちあがってくれて、サービス精神がさすがです。
・初問の「何色の鎖につながれていると言っているでしょうか」にはほぼ全員合っていたけど、正解は?と司会の方に促されて、例のお散歩したいまでの一連のせりふを全部言ってくれたよ!
・みんながいえーい!とか当たったー!とジタバタ騒いでいたら「おぉ!すごい!皆さまが騒ぐと床が揺れる!」とゆりかちんも楽しんでくれている様子。

・例の紫の鎖…セリフ、おおお、これを言うのかと初めて台本読んだときは思ったそう。そりゃそうでしょう、歯が浮くとはこんな感じでしょう。
・音楽も素敵ですし、お客様にも助けてあただいて今は楽しくやらせていただいております、と。
・「ウィスキーが、お好きでしょ」はゴスがバックで歌ってくれたらいいのにな〜と妄想再生しております。
・私は6問目まで、一緒に参加したMさんは7問目まで正解だった!
・デュエダンで指輪はどちらの手にしているでしょうという問題に、右手にしてると思ったのにまちがえて左のほうに手をあげちゃったよ。
私が座ったあたりで1/3くらいにはなっていたかも。
・2000人くらいいらっしゃるなかから5人勝ち抜きすごい。
・ららちゃんの治道さまbotの話はよく出るけど、治道も藤乃と芝居中には5回言ってるんですって。
・他の問題は…
曼珠沙華マントの結び目の色は何色?(国旗の色なんです!と)
アクアヴィーテせり上がりで組んでいる足はどちら?
オープニングのジャケットは何枚重ね?
タンゴのシーンでは何人から煙を吹きかけられるか?
デュエダンでは階段を何段上がるか?
などマニアックながらいいとこついてくるな〜という問題が多かった、楽しかった。
・自分のオタクぶりもわかった。5人に絞られるまで13問くらいあったかな。
・「後半人が少なくなってきたら、もう床も揺れませんね」
・手を挙げるタイミングも、はい、そこまで!とかかなりゆりかちんの捌きによるとこも多かった。
・ラストまで正解の方には扇型うちわ(冷静に考えておかしなことば)がプレゼントだったんだけど、
当初はお帰りの際に受付で…と司会の方が言うのに、ゆりかちんが「え、あとで大丈夫?わかります?私勝ち抜きました詐欺はしないようにお願いします」と。
・そこで、直接進呈していただけますか、となり、喜んでと壇上からおりるゆりかちん。勝ち抜いた方々もうれしいよね、うんうん。
・そして、ばしばし合理的に気持ちよく仕切ってくれてありがたいね〜その回転、見通しの立て方、好き。一緒に仕事したい。

【トーク①】
抽選会のあとは、上手側の壇上から全国ツアーやタカスペのエピソード。

・ナイスセクシャルの長髪かつらがたまにずんちゃんのお衣装に絡んでしまうのでお手入れしていたとか。
・前回二番手でメラコリの際は地震の直後で舞台は叶わなかったものの、また熊本に行けたこと、自分が初めて宝塚を観たホールでこの立場になってさせていただいたこと、などを話されて、感慨深い、ツアーになったことでしょうね。
・ご当地は何を食べた?と聞かれていたのは特に答えてなかったかな。
・タカスペでは咲ちゃんと楽屋が一緒だったそう。お化粧までの準備とか咲ちゃんはそんな風にやるんだ〜と観察していた模様。他組の方との交流は楽しそう。
・「合同お稽古で合流して、宙組が最初だったから疑うことなく、なんの恥じらいもなく全力でやりきったんですよ。みなさん沸いて、他の組もどんな感じかな、と楽しみにしてたら、あれ、雪組……わりと普通だな?…でもまだ2幕もあるし、と思ったらどこの組も普通!!」
・うちの組だけか〜、というのが面白かった。
・次の通しのお稽古ではやりにくさも感じつつ、「しかもバトラーとスカーレット、ふたりとも出たことない、観たことしかない、ある意味皆さまと同じですよ、それをやっているんですよ」と。爆笑。
・くるみ割りシーンはあのお衣装ではないなか、(キキちゃんが)輪っかドレスでやりきって、健気でした、と振り返るゆりかちんが面白すぎた。いやーバトラーみたかったー!
・イワタニさんのCM、まさかコンロの横で踊る日が来ようとは夢にも思っていなかった、私はこの日のためにダンスを習っていたんだなと。
異ルネフィナーレを振り付けられたkaori alive先生による振付で楽しくかっこよく踊れました。

【トーク②】
下手にずんずん移動。移動の最中もお手振り。

・肌のきれいな涼帆さんの冬のおすすめケアは?に「…特にない」とばっさり。
・きちんと落とす、しっかり塗る、またちゃんと落とす、の繰り返し。
冬だから、とかはない…プロ意識…見習わねば…
・「寝落ちとかしちゃだめですよ、みなさま」
・その一言に、はぁーい、とアレハンドロさんばりの返事を心の中でしました。
・冬のファッションの注目アイテムは?にも
うーーーーーーんて考えてましたが、アウターかな、冬場は多くなりますね、とのことでした。私はゆりかちんのマフラー、ストールが好みです。いつも色味が素敵。
・カレンダーは、すっしーさん、きゃのんさん、れいかちゃんが見にきてくれたそう。
人手も少ないなか背景の小物を動かしてくれたり、このアングルで!と仕切ってくれて、カメラマンさんも「あ、はい」と言われるがままにシャッター切ってくれたり(笑)
・前髪おろそうかあげようか迷ってる、と言ったら上げた方がいい!というすっしーさんの一言で上げた、など楽しい現場だったようです。

仲間に愛される力も大事だよなー、とトップの重責を思えばこそ。
ひとりでなく、チームに支えられている感じもあり、その協力を得ることもまた簡単なことではないと思う。

【最後に今後の予定】
・みなさんと同じレベルの情報だけで、行ったこともない水星に思いをはせて、ポスター撮りはあんな感じにしてみました。
…想像力の仕事だよねえ、役者さんは。
・アナスタシアまでのスケジュールが告知されました。
・オリンピックの頃って、劇場周辺の交通も、東京お茶会はどうなるのかな…ということもちらりとかすめたり。

1時間ほど、あっという間。
楽しみが終わると、ちょっとぬけがらな気持ちになるけど、大らかで真摯なゆりかちんのトークが楽しくて、心が元気になる時間でした。
お人柄、考え方、在り方、学ぶことが多い。
普通にはやってないんだな、とにかく努力している。
そういう姿を垣間見る度に応援度が増します。
2回公演を終えたおつかれのところにこういう場があることは本当にありがたいです。

まずは今回の公演が、組子のみなさんと共に、健康で完走できますように!
たくさんの人々を魅了してください。


ちなみにおみやげのマットはどこで使っていいものやら、位置定まらず。

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