始まりました!私の漂流記。
春夏シリーズでは、6月に重点的に糸が切れた凧のように各地漂流予定。
4月、5月のスタートはローペースです。
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2009年4月26日(日)宇都宮市文化会館 start17:30 end20:25
今回お友達の強運により4列目で堪能。
左サイド、舞台が近い、近い。
しかも「mihoさんはそこにいた方がいい」と良い御席まで頂きました。
年の功、ということでありがたく。
すでに漂流済みの面々からは「最初。特に最初覚悟しておけ」と。
なになに、何があるの?!と動揺する私に、
お尻にきゅっと力を入れておいたほうがいい、というナイス不可思議アドバイス。
白いサブレ地のような薄幕が下りているステージ、
LEDでTHE GOSPELLERS、聖堂教父などなど、文字が飛び交う。
暗転とともに歓声。
バンドメンバーが入り、5人の登場は今回どんなものかと固唾を飲んでしまう。
赤紫のライトの中、中央の段差ステージへ階段をのぼる人影が透けてみえます。
おおっと、この体格と歩き方は…!と身の引き締まる思いでいたら、
「マイクロフォンNo.1… 酒井雄二」
アナウンスの声とともに、スポットを浴び、会場に挑むようにマイクの片手を
高々掲げる姿に顔が緩みます。
うおおおお!会いたかったっ!!
あははははは。←笑い悶え。
そこですでに港から出るなり溺れかかった人のようにじたばたして、
以降4人の登場順あやふや。
黒ぽん→てっちゃん→ヤス→北山さんだったっけ?北山さん最後だった気がする。
5人揃ったところで、幕が上がりオープニングに早速この曲。
「1,2,3 for 5」
なるほど~このカウントで始めるときたか!
この曲をどこに入れるんだろうとは思っていたのだけど、着替えがあるなら
着替え後すぐとかになるのかな~なんて思っていたのです。
どうしてもイメージとして、最初ラフ→衣装替えでスーツでばしっと、なんてことを
想像していたから。この曲は揃いのスーツでないと決まらないし。
オープニングからの5人の伊達に決めるファッションは、
光沢織りのある赤紫スーツに、中は紫シャツ(「1,2,3 for 5」ジャケ写シャツのよう)。
…派手なしそ巻きあんず…と脳裏をよぎったのは内緒。
左サイドから、一番右にいる酒井さんに終始注目ではありました。
やっぱり最初の漂流は全体つかみたいと思いつつも御贔屓が気になるもの。
威勢よく回る姿も健在で、あああツアーが始まったんだー!となんだかもう嬉しくて。
それにしてものっけからこれで、ひゃあひゃあ思っているうちに、あっという間に
曲が終わってしまった感じがします。
でも、気持ちもう少し、テンポアップのほうがよかった気がする。
間髪入れずに「な~にか~もとめて~~~」
えええええっ、もうですかっ!
絶対やってくれるだろうと思っていたけれど、私、これは本編ラストあたりか
アンコールにくるだろうなんて思っていたんですわ。
「終わらない世界2009」
いつ聴いてもいいなあ、年長組のスタート掛け合い。
黒ぽんのビブラートするノドまで拝めるポジションで歓声あげてたら
そうだ、この曲は一番左にくる酒井さん。目の前に。
ひえええええ!!!近いっ近いっっ
いちいちぐらぐらする私をなまあたたかく見守ってくれた皆様ありがとう。
「mihoさん、見て!見て!」と言われても、あまりに目の前すぎて正視できず。
とはいえ、なんか私今めちゃくちゃ笑ってるなーと思いつつ、堪能させて頂きました。
fly to sky~ではキレイにしなる指先、肌の感じまでよく見えたりなんかして。
2、3月の激動期を支えてくれたこの曲、そして4月の繁忙期の今こそ
ライブで聴けてよかった。こうして笑顔に変わっていく心持ち。
何度聴いても、ゴスに倒れてゆくように恋をした原点に立ち戻る嬉しさです。
大事な曲、としみじみ。
「ローレライ」
今までなら照れてできなかった手振りをやっちゃったよ。
ツアー待っていました感、自分が思うよりも強かったみたい。
ここまではしゃぐとは…と、自分で自分に反省を促したイントロのぽんぽん飛び跳ね。
思わず一緒にやっちゃったあとで、足がズキリとしたのでした。
そして4曲目。
「Full of Love」
この曲は素直に嬉しかった。Everything thin' thin'…イントロで「!」
思わず隣のつゆちゃんを振り返る。よかったね、願いが叶ったね。
咲き誇れとこの時期に言われる心強さ。
5人それぞれの短い歌い継ぎに重なるコーラス、鳥肌。
やっぱりこの5人の歌が好きだ!と早々に実感させてくれました。
メロディーに身体を揺らしながら、何かがすーっと下がっていく気がするのね。
それまで一気に走ってきたのを、この曲で少し酔い醒ましするかのように、
それでもやっぱり、うっとりと世界に惹きこまれていく。
なんだろうか、この曲のえもいわれぬあたたかさは。
--自己紹介MC--
順番はよく覚えておらず、ざっくりながら。
「デビューして2、3年の頃、宇都宮にきて「ラジオベリー」と連呼していたら
「レディオベリーです!」と直されたことが思い出です、酒井雄二です」
「大学の頃、埼玉の実家から通っていたときよく寝過ごして栃木に来ていました、
安岡優です」
「栃木といえば、大学の頃○○緑地によく来ていました。アルティメットという
フリスビーの競技をやっていて。北山陽一です」
↑なんて言ってたか忘れてしまって調べてみたけど永野川緑地公園、なのかな?
「柳田」?と聞こえた気もするのだけど。
「宇都宮といえば味噌餃子。…おいしかったもののことしか話せない、
こんな私を許して下さい。黒沢薫です」
ああ、相変わらず抱きしめたいね(笑)
「先週39になりました…」
ん?!と、どよめくステージ上&客席。
「多く言う人あんまりきいたことないね」「34とか39とか適当だね」
客席の反応になぜか背を向け、話しつつも随所で振り向くMC展開。
「すいません、うちのリーダー照れ屋なんで」と言いつつも「振り向きMC」と
その姿を肯定しているやら、していないやらの酒井さん。
ちらりと見られるのもまた心をくすぐるこの歓声と苦笑い。
いいわあ、見返りてつや。見返りの肩からひねった腰が美ラインこの上なし。
あ。今回はMCがいつもに比べてかなり少ないと感じた。
しゃべってこそゴスペラーズ、もっと話していいぞ~
そんな自己紹介から、北山さんがMC仕切り。
「皆様、後ろをご覧下さい!」
なにかな、と思って振り向くあたりで「赤い、背もたれがございます!」うおおい。
「立つとあがってしまうんですかね、椅子に、座っていただいて、ふかふかの、
極上のソウルバラードタイムへとお連れ致します」というようなことを低音にて。
再びマイクスタンドをセットする5人、ソウルバラードへと誘う妖艶なバンド音から
流れてきたのは、あのかすれたように切ない「ハア~ア~ア~♪」です。
ソウルバラードと言われてもぴんときてなかった自分、失礼しました。
「Love Vertigo」
こんなに序盤で?!という意外なパンチにのけぞる。
フェイクに早速くらくらしつつ、「たおれーてゆくように」とマイクを傾ける姿にさらにのけぞる。
スタンドマイクを持つ酒井さんの手に…妖艶さが増していて。参りました。
「何もかも与えてはいけない」のところ、マイクサイドへあてる右手に砕けました。←ピンポイント
なんかこう、なんともいえない妙に艶かしい動きをしたのです!
悩ましい、とか、ためらいがちに触れる、とか、とにかくそんな感じの一瞬!
・・・私、この手のためにもう一度観にいってもいい。←もっと行くくせに。
そして4人がめちゃめちゃ踊ってるの!ほぼ目に入らずだったのだけど~…
北山さんの動きと黒ぽんの動きの違い。
引きで観たいと思います、次回。
これ、やっぱりライブで聴いてこその視覚からくる破壊力ですね。
酒井さんのあまりの2枚目っぷりに眩暈。やーおとなー。←36歳に失礼ながら。
でもなんといっても、かすれるように甘く響く声がすごくよかった。
「いつしかまためまいの中に」…と緩やかになっていくアウトロ、ゆっくりと顔を斜めに
伏せたところに翳す左手に、ダメ押しされ撃沈。
妖艶な赤紫系ライトの効果もあいまって。
あれ、椅子ってこんなに深く座れるものだったっけ、くらいに沈みました。
ああ、背もたれがあってよかった。
「I'll Make Love To You」
この曲の甘々度はヤスの歌い出し、吐息で雰囲気が決まるね。
Pour the wine, と注ぐ仕草の酒井さんがワインというよりも一升瓶傾けて
まあ飲め飲め、と海の男風の勢いだったのがツボ。
しかしながらなんといってもこちらで場をかっさらったのは北山さん。
ボタン外す手、早っ!
この曲で!この曲で脱ぐか!心の中で爆笑しました。
ピアノ弾くかのような運指で滑らかに、すさささーっとシャツのボタンを外し。
そして半脱ぎジャケットプレイ。
揺れるステップ踏むたびに、見えそうで見えないはだける胸元ねー。
後のMCで「北山がねぇ」と黒ぽんに言われて。
この曲の並びは黒ぽんセンターで、北山さんが向かって右隣。
北山脱いでる~というのが見えるそうで。
「脱げよオレも脱ぐから、っていう歌詞なんですよ」
この「脱げよオレも脱ぐから」がねー、まさに何か直撃された気分で。
場内騒然の中、てっちゃんにもう一度とリクエストされて、低音でも2回くらい言ってたけど、
最初に言ったときが、一番勢いある感じ。ゆえにリアルで。
素でいたところへの衝撃というか一番撃ち抜かれました。
Throw your clothes on the floor
I'm gonna take my clothes off too
脱げよ、ってところでは黒ぽんも片棒を担いでいるわけですな。
「ミモザ」
これもソウルバラードに入るんだ!?と思ってしまった。
全国ツアーではやはり外せない選曲でしょう。
黒ぽんの歌い出しで4人が一度、後ろに下がるときに北山さんがボタンを
律儀に留めていくのね。
いいんじゃない?もう少しそのままで。
マイクスタンドを使って、フォーメーション入れ替わりながら歌うこの曲。
移動して、あちこちのスタンドを高くする酒井さんに対して、あちこち低くしていく
ヤスの両名がなんとも愛おしかった。
--バラードコーナー終わってのMC--
「最近のCMのお仕事で、すごくプレッシャーのかかった仕事でした」と
サントリー角のお話。
前任者は歌の上手さではもうなんともいいようがない石川さゆりさんなわけで…
と、てっちゃん。
ちょっとやってみようと思います、と披露された「ウィスキーがお好きでしょ」
これを生で聴けるとは思ってなかった!
このサプライズ、嬉しかったなぁ。すごくよかったんだ、これがまた。
こういう場で、ちょっとやってみようかで歌えるこの姿勢に、本当の上手さを感じるの。
すごく練習したと思うんですけど、耳を澄ませて沁みいる素晴らしき30秒。
てっちゃんが、一番カンタンなカクテルと紹介したハイボール。
最近、お店でよく見かける気がして(鋭意キャンペーン中?)私もよく飲んでます。
ゴスもCMに出られるんじゃないかって話を、飲んだお店の人に嘆願してほしいとか、
でもお店の人にはそんな権限ないから、問屋からサントリーへ伝えるみたいな
流通経路を逆行していく地道なことを、わいわい喋る5人。
でも、出演ありだと思うんだけどなー。ターゲット層と同世代だし。
久保田さんのCM見るたびに、ゴスも出ちゃえばいいのに~と思うのだ。
いくらでもプラン作れるぞ。
絶対てっちゃんをかっこよくフューチャーできると思うんだけどなぁ。
続く。
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あたしも宇都宮行きました!!あたしはゴスペラーズツアー参加はまだ初心者〓なんですけど、今回のライブで酒井さんにまぢで惚れました…今まではキタヤマーニ&テッチャーだったのに…よくわからないけど酒井さんばっかり目で追っちゃいましたいやぁ~大人の魅力ですなぁ…
そんな間近で見れて羨ましいっす!!!ちなみにあたしは一階席の後ろの方でしたまぁそれでもメンバーの格好よさは見れましたからね〓
ブログ読んだらいろいろ思い出したんで、ついコメントさせていただきました!続きまってます
はじめまして。コメントありがとうございました♪
いやいや、酒井さんに惚れちゃいましたか。
惚れますよねー。なんてったってステージ上が一番映える男ですからっ
ライブでつい目がいってしまうんです、私も。
宇都宮の続きは、まだ書きかけですが気長に待っていただければと思います。
てかあのライブの始終を語るのは大変ですよね?!でもあたしとしては楽しかった時間思い出せるんでぜひ綴ってくださいな
あ!シマダチんときの楽器演奏、これは黒ぽんのかわいらしさに何かうけました(笑)あたしだけかな?
ライブ中にはおお!と感動しても、いざ書いてみると忘れていることたくさんあるんですけどね。
後々、自分が楽しかった時間を過ごしたんだってことを記録しておきたくて肩凝りにめげず書いてます。
黒ぽんのかわいさはもう…あのまま年を重ねてほしいです♪
楽しかったね、ほんとにいつものことながら♪
4曲目、あの何とも表現できない気持ちを一番理解してくれるんじゃないかと思ってたmihoさんが、
ガッとこっちを向いてくれてときは感慨一入でございました。
「聴くまでは死ねない」って思ってたのに聴いちゃったよ(笑)
まだ何度か聴けるであろうことを幸せに思います。
次からもまた楽しい時間を分かち合いましょう!
こちらこそどうもありがとね~おかげで玉砕しましたっ
ライブをああやって隣で楽しむのってなんだかとても久しぶりな気がしたよ。
願いを口にし続けると叶うのかな、やっぱり。
思い入れというのは人それぞれだと思うんだけど、大事に思う曲を不意に奏でてくれるのって
なんとも「自分のために」聴けることも相まって満たされるものだね。
振り向いたときに「そうなの~」と言ったつゆちゃん、
うん、それだけで会話成立。
物騒ながら、私ら同じように思っていたことが結構今年の早いうちに叶いましたけれども。
また出会いたくなるんだよね、あの瞬間に。
また次もよろしくね~