On the Corner

めぐりあいつむぎつづれおる日々を生きていく中で感じたことを

新学期をふりかえる

2010-05-03 03:21:38 | Stage&Music


  

M1. Hang Up Your Hang Ups
M2. astro note
M3. Wild Horses
M4. Lovely Day
M5. キャンドルフラワー(新曲)
M6. Bittersweet Samba~Golden Lady
M7. My Kinda Girl
M8. Still a Friend of Mine

EN1. ReMEMBER


大激戦の貴重な機会、シスター姉から「一度は観てほしい」と泣ける言葉とともに
譲っていただき、北山さんソロにお初に足を踏み入れました。

早い番号だったこともあって席は選び放題というか迷い放題というか(笑)
最初にこのあたり、と足を止めたものの、マイクの向きや本数から察して
やっぱり変える、と移動した先で、お店の方に「合ってますよ、このあたりに立たれます」と
ナイスチョイス!とサムズアップな笑顔を向けられ、にやり。
なんでここ誰も座ってなかったの?と思うほどのいい席に落ち着いたのでした。
びっくりするくらい、全身くまなく見える。シスター妹グッジョブ。
そして、相変わらず特製カクテルは眺めるだけで、ビールを美味しくいただく。
昼返上で駆け抜けてきたので、おなかすいた~お料理もお洒落。美味。

新学期早々遅刻、というネタよりも「オルガン係!」「歌係!」にウケたところで
まさか1曲目から歌わないとは、というオープニング。

でもそれが「?!」という感じではなくて、トロンボーン吹く姿には
「そうだ、北山さんだもん」としっくりくる感じもして。

あちこちで目にする、オフ時間のセッションはきっと、こんな風に
音楽を仲間と一緒に楽しんでいるんだろうなー、と。
それを間近に観て「一般公開軽音部」みたいな感じというか。
いやもう、TOKUさんや柴田さんたちとアイコンタクトで音符が激しく進んでいく
その様ったら、本当にわくわくさせてくれました。

代々木1万人会場とかでも演る人が、このハコで、ほんの2、3メートル先で。
仲間と笑顔で、飾ることなく素で奏でているのをみて、何とも言い難い感慨。
どっちもやりたい、どっちもできるってすごいことだよなぁ。

新曲の「キャンドルフラワー」を聴きながら、
「グループでは絶対やらないけど、自分が作ったすごく好きな曲」と
曲の前に北山さんが言っていたのを反芻しながら、グループであることは
窮屈になったりしないのかな、なんてふと思ったんだ。

グループで15年続けてこられたことへの感謝をあんなに思い強く伝えていたのを
DVDで観たばかりだというのに。

ソロ活動し始めると解散だと言われるから、なんてよく彼らが茶化して
言っているのも聞いたことがあるけど、今まではへえ、そんなこと言われるんだね、
と思っていたにすぎなくて。

グループにいたって、一個人、音楽への関わり方や楽しみ方はいろいろあるだろう
と思っていたからだけど、なんかこの場の北山さんは想像以上だったというかな~。

黒ぽんが「ソロとしてやりたいこと」は、あまりゴスからかけ離れている気がしなかった
というのもあるんだけど、北山さんは随分違うんだなぁ、としみじみ思っちゃったのだ。
「窮屈じゃない?」と、思わずでも、そういう瞬間があったのは自分でも意外だった。
それくらい、北山さんはイキイキしてみえたんだ。

「キャンドルフラワー」のせつなさや孤独さは、北山さんの世界観独特な感じで好き。
でも確かにゴスでは聴けない気がする。
自分が好き、だけでは職場に通用しないこともあるということか…。
←ライヴ直前までの自分の仕事のことと重ね合わせた(苦笑)

多和田えみちゃんとの「Wild Horses」、「Lovely Day」どちらも聴きほれたけど
特に「Wild Horses」、北山さんの歌いだしのパンチがすごかった。
ギターの伊原さんも「お!」という感じになっていた気がしたんだけどどうだろう。
歌の圧によって、演奏も熱をおびていく。
それが目の前で繰り広げられていくのが何よりも贅沢な音楽体験でした。

多和田えみちゃんを「すごかろう?」と紹介した北山さんに大きく頷いたのでした。
新曲のデモを聴いて、思わずコーラス押し売り(笑)に出向き、プロデューサーの
てっちゃんとバトルを繰り広げたという。
「こっちの音のほうがいい」「いや、俺はそこの音にもっていきたくない」「いや、…」
いいものづくりの現場って感じがする。いいものをもっとよくしたい、っていう。

彼女が退場するとき、すっごい笑顔でやさしくハイタッチしてくれたの。
アフロよりも、細いからだにみなぎる幸せオーラにくぎづけ。

そして北山さんがIncogniteとは!
「Still a Friend of Mine」大好きなので嬉しかった。
ゲストも総勢でのたゆたうような、たっぷりの音の中で自分も口ずさんで大満足。

そしてアンコールでの「ReMEMBER」。
前回の進級ライヴで披露され、身近なところで鷲掴まれている人々を見ていたけど
この時まで、この曲があることはすっかり忘れていたのでした。

新しい命と、それを育む愛の歌と認識していたこともあって、
「Armonia」的優しさにあふれた歌かと思っていたんだ。

それがこんなにパワフルだったなんて。
1曲の中で、大らかにも、ぽつんとしたさびしさにもなる、いろんな気持ちが
わきあがってくる曲。
新しい命の誕生は、本当に生きる力を与えてくれるよね。

「It Should've been me」で感じた「北山さん、好きだ」が久しぶりに戻ってきたよ!
呼び起こされたよ!

本当に何もかも想像以上。すごく楽しい、お洒落な音楽時間でした。感謝。
ふわーんとした残り香とともに。


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2 Comments

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夜分遅くに (nao)
2010-05-03 03:49:27
ふと覗きにきたら、素敵レポが!
もう、私がまとめるまでもないです。なんて。

でもmihoさんのまとめを読んで、
久しぶりに私も北山さんソロのまとめ書きたくなりました。(書けるかどうかはさだかでないけれど)

いつでも、こっちの世界に帰ってきてください(笑)
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 (miho)
2010-05-03 16:55:48
☆naoちゃん

書きたてほやほやのときにコメントくれてたなんて。
・・・お互い夜更かし(笑)

なんだか緊張して、でも終わってみればホント楽しい一晩だった、ありがとう♪
かわいいおじいちゃんか、頑固なおじいちゃんも捨てがたいと
72歳年男あたりを想像して今からぶつぶつと何をおっしゃってるんでと
つっこんだのも幸せなあの時間。いとおしいねぇ。
naoちゃんのLoveletterも楽しみにしてまーす☆

ライヴ終わるなり、5/18の作戦会議していたあたり、まだ戻りきれてないか(笑)
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