Sweet、告白、Body Calling、とスイートでソウルフルなナンバーを
お届けしたところで、熱く火照ったその身体を、あなたの後ろの
ゴージャスなソファに身を沈め…のあの低音のくだり。
それぞれメンバーによるト書き進行で次のコーナー、歌にいくのが
私はかなり好きでした。
ゴージャスって!と毎回お決まりに心の中でつっこみつつさっくり座るという。
WOWOWではもちろんカットだったけどDVDに期待、その5。
秋に生まれたこのナンバー、と始まっていた「ラヴ・ノーツ」。
秋から何度も聴いたけど、まだ自分の中でライブでの「ラヴ・ノーツ」に
納得がいっていないというか…なんてえらそうではあるんですが。
CDを越える震えというか気迫がほしい、と思っちゃうんだよなぁ。
でもこのOAを観ていたら、大好きなブリッジは歌っているふたり以外も
全員で歌っているという感じが確かにしたし、
久しぶりに「あ、私、今、北山さんに傾きそうになった」と思った大サビ前。
てっちゃんから高揚バトンを受け取る黒ぽんの前のシーンね。
意を決したというか、想いに突き動かされるようにがっと顔をあげたあの姿。
「讃歌」の「眼差しをあげるとき」ってあんな感じでもあるんだろうな、と。
ひゃっとなりました。何か鷲掴まれた。
そういった歌い手の機微を思うに、ものすごく近くで、触れてしまうくらい近くで
「この世にふたりきり」くらいのシチュエーションで聴きたい歌でもあるな。
…なんてことを思いました。そもそも相手5人ですけれども。
あ、トークでの「ハーモニーグループは足りないものの集まり説」。
「ソロシンガーはひとりで足りてるはずだ」、というヤスの前提に
「オレ足りてるかな」的物思い…だったりしないかな。なんかそんな気がした。
←ひとりで足るにはという気概で入学して進級しているのは百も承知。
CD通りに歌ってくれない発言にめちゃ苦渋というかヤな顔した酒井さんと
ついにこないだ言っちゃった「本番よりリハが好き」てっちゃんもツボです。
「ウイスキーが、お好きでしょ」
ちょっと1杯おごっちゃいましょうか、の粋なセリフも想像で補いつつ。
そうだった、秋冬はフルコーラスだったんでしたね。
リメイクの曲であっても、新曲と思われている、そう聴いている人も多いと
トークでは話していたけど、自分たちが歌うならこうですよ、を確立しているよね。
ゴスの歌、になっているもの。
カランという氷の音とともに、ヤスがごくりとグラスを傾けたよ♪
それをまたテーブルにグラスをもどす仕草もいいね。
名作PVとともに、季節折々のゴスペラーズコーナー。
この日、「新大阪」前には、あまりに進行がぶったぎりすぎというかなんというか
だらだらしないでいくよ!という姿勢が見えすぎる酒井さんへ客席から
くすくすとしたざわめきが起きましたな。
それに気づいた酒井さんも、「へんなこといったか?」と会場の様子を窺いつつ
でもわが道を行く、というような。編集点込みで、DVDに期待、その6。
「新大阪」
カウントが響いているのもあるかと思うけど、バックに映しだされているPVと
口の動きが一緒っていうのにまずは圧倒されたよなぁ。
何度聴いても味のある曲です。
文学的なその歌詞とメロディの一体化がすごい。アカペラでこのメロディアスさ。
本当に「ヒットの秘訣」ですよねぇ。アカペラで好きな曲の筆頭。
貴重なステージ側からの絵。
ピンスポットを受けているてっちゃんの、その背中。
会場全体に歌一本で対峙しているというか。頼もしさを感じる。
「ふたつの祈り ~X'mas Love to you~」「残照」は今回は残念ながらカット。
ですが、余談。WOWOW未収録ながら感想タイム。
「ふたつの祈り」大サビへ行く前のあのブレイク。
そして開けて酒井さんの声が流れ込む瞬間のあのキラキラゴールドLED。
酒井さんの声もあれに負けない輝きでございました…特に19日はすごかったの。
歌詩もキラキラですから、ときめき成分で視覚から聴覚から満ち足りた。
「残照」この詞はあちこち、ひとつひとつの言葉がすごい。
ラブソングとしても、大きな人生でみたときにも
突き刺さる言葉たち。大事な曲です。秋冬で聴けてよかった。
そしてDVDに残るのは心底嬉しいです。
あの鮮やかな残照が あの笑顔が
叶わない願いなのか
フラッシュを焚かれたような、クラッシュシャウト。
声がまぶしかったー。ぬあー、てっちゃんかっこいいー!!と叫んだ。
これねー、19日の酒井さんは、本当にすごかった。声がつきぬけていった。
男が男のさびしさや情けなさを絶唱するのがしみるのです。
んー…私19日ばかりを絶賛しているような気がしないでもないな…
そして「約束の季節」へ。イントロのハミング合戦好きだ~
自然と揺れたくなる、この曲。せつなくてさわやか。
美瑛での5人、しばらくケータイの待受にしていたなぁ。
ビジョンに流れるPV、草原の5人を空からカメラが追うその映像が、
赤い衣装の3人が階段にたっていると、その流れる景色の中を
CG技術で小さく走り抜けていくみたいなのね。
NHKの動物系のドキュメントにありそうな(笑)
「届けて」のてっちゃんの手。雄大な時空にどこまでも手を伸ばし続けるね。
そして「虹をかけ」た北山さんも。曲のもつスケールの大きさを感じつつ。
アウトロのハミング、北→酒→安→村とひとりづつ歌い終えて
衣装替えでしたね。この構成よかったなぁ。
黒ぽんのグッズ番組やユタカさんはDVDに期待、その7。
そして白衣装の部。
「♪This is for you~」からのキメからは「1,2,3 for 5」
いやーもう。酒井さんですよ!ぎゃー!粋な単独アクション!
☆soulsweat!HA! に、くだけた。
☆「真っ赤なストレート」 で、右投げた!あはは、ストライク!
☆キラキラテープがバーン!特効は、酒井さんの手から生まれたようだ。
風圧がすごすぎる。
ちなみに我が家でみんなで鑑賞中、この曲前に席を外していたJちゃんが
戻ってきたとき「何の曲が始まったかわかった」と言わしめた、
イントロ手拍子ね(笑)
ライブにもはや欠かせない一曲。
トークをはさみ…
ここでパートや担当とよく一般的なバンドに対して聞かれるものは
ゴスにはない、決まっていないという話を酒井さんがしているなかで
てっちゃんが誰もが何でもできるというわけではないので、とちょいと注釈。
酒井にしか出来ないこともあるし、たとえばHBBとか他人になるとか…って(笑)
そう!あの金色みのむしの前ふり!
「愛の歌」でラララ聴かせて~5人の歌を~♪と会場が歌っていたのに
ステージには4人しかいませんでしたね。
酒井さんの姿に、4号機の首から上がサブリミナル。WOWOWやるなぁ。
一時停止したら、なんかこう、そういうかぶりものみたいになってんの!(爆笑)
あの金色マスクで、下はスーツという非常に貴重な合成映像を拝みました。
「LOVE MACHINE」
いや~、こんな感じだったのね~
代々木で2daysとも、のけぞったり笑ったりひええええと思ったりで。
4人があんなに踊っていたなんて知らなかった(笑)
しかしまた花道を歩き出したときの歓声がすごいね。
センターステージでばさあっとマントさばくなんぞ、もうエンターテイメントの極み。
この一挙手一投足、悪者とかヒーローとか超越した存在だね。
ふたたび空へ向かうまえ、マントを大きく広げて花道をもどるシーンは
美空ひばりの花道50m@東京ドームのようでした。
そしてまたちゃんとコーラスにも戻る健気さ、映像で観てもよくわかります。
あの状態でよく声出るなぁ。
窒素噴射、まき散らす様がまた色っぽいねぇ…しみじみ。
ポーズもがしっと決めて、去っていくMr.LOVEMACHINE。
「来てくれたんだね!」と叫ぶヤスに空中から「Hmm!」と頷くミスター。
満足気すぎる表情だ(笑)
なぜ指をちっちっちと振っているのだろう、なんだこの余裕の茶化しは!
G10の5年前の「おりゃあああ!」も捨てがたいですが、進化をとげた涼しげな姿。
スモークに消えていくときの機械っぽい視線も、目を閉じて電源オフ状態も(笑)
なんか一瞬メーテルっぽかったぞ。
消えたあと、やっと落ち着いてLA~LALALALA~♪ができるかと思いきや
バックのLEDに爆笑したんでした。
スロットか!CRか!
いやはや、特別扱いもいいとこですね(笑)
それだけの価値ある御仁です。
5年ぶりに会えて嬉しかったか?5年間空とぶ練習してたのかな?
てっちゃんのコールに、YEAH!とレスポンスの会場。
最後、4人がセンターに集まってそのミスターの残像流れるLEDを
ばーんとハンドコールしている、その感じ。ああ、酒井さんに見せてあげたい。
てっちゃんがステージの段差にて派手に音を切って、拍手と大大大歓声。
会場の盛り上がりに包まれて、スタートしたイントロは「一筋の軌跡」。
「Clap your hands everybody!手たたけ!」のてっちゃんの煽りにのせて、
ステージ影からさくさくすたすた出てきた酒井さん。「Clap your hands everybody!」
ひゅー、なんて涼しげに茶目っ気たっぷりの笑顔で現れた。
北山さんがクラップの手をとめて怪訝な視線を投げる。
あれ、酒井さん、どこ行ってたの?の問いには、
表参道のイルミネーション見にいこうと思ったらさー、すっげー混んでてさー!
あ、すみません、コンサート中でしたねぇ!
この曲で、みなさんと!もっとー!
「ひとつになるのさ」
ここからは、いつものこの曲のように、酒井さんが会場を巻き込んでいく。
あれだけやっておいて、さらにこの曲でこれだけ声出すって!
すごい。プロってすごい。
黒ぽんとのフェイクも全力だものー!胸焦がすよー!
19日の言い訳はなんだったっけ…
ステージの中央で息整えつつなのではと思いつつも、なんかほんとに
酒井さんが楽しそうで楽しそうで。そして見事にセンター張っている。
スペシャルクワイヤーすごいぜー!歌ってくれー!と声の限りに叫ぶ。
私も負けないくらい楽しんでるよ!でも泣けてくるよ!と思っていた
あのときが蘇るなぁ。
「よっしゃー決め台詞!」での「ひとつになるのさ」
あの残響、忘れない。会場にいたみんなで、聴いたね。
One More Time!と花道に向けて駆け出した酒井さんの勢いに
さらにあおられてさ~5人が練り歩きでさ~
コール&レスポンス楽しかったなぁ。
Say HO~音の高さに合わせて、酒井さんが手を上げ下げしてね。
20日はゴスペラーズ!だったけど(合間にラブマシンも挟みつつ)
19日はメンバーの下の名前でやっていたよね。
滅多なことで呼ばない「かおる!」は新鮮だったなー(笑)
♪LALALA~よよぎ~さいこう~
てっちゃんのファルセットに合わせて、なすがままについていく。
「楽しんでるやつ、両手をあげて騒げー!」と言われたら無条件降伏(笑)
普段、「なんで両手なんですか」「どうして手を挙げないといけないんですか」と
言ってるようなわたしらでさえ、すぱっと手挙げちゃうし歌っちゃうのよ。
ラストの「ひとつになるのさ」代々木第一体育館が聴いている、その響きに
大きく頷く酒井さんがスクリーンに映されていた。素敵。
現実逃避をしている場合ではなくなってきたので、ラスト3曲残してUP。
「瞬きしちゃダメですよっ!」って言われて
しかと見ました。わきゃーっと(笑)
遠くからも一点しか見ておらず、
色んな事が判明して楽しい0Aでしたね☆
こりゃ本家DVDも楽しみ~。
なまえ、わかってたよ~(笑)
レス遅くなってごめんなさい。
なんともラブマ2009は完成度の高い一品でした。
一点しか見ないよね、あんなことされたら(笑)
でも現地では一点すら見れていないことも判明…たはは。
ほんとにOAみて、あ、そうだったの!みたいなことがたくさん。
発売まであと1ヶ月、楽しみでーす♪