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どこかへ漂流する前には、過去をひとつづつ消化しておかないと、
なんて思いつつも、時間の過ぎるほうが早くて追いつかず。
早いもので2週間前となった秋田の模様をカンタンメモ。
■Microphone Number
1.びしーっと指差し
2.投げキッス
3.ピースで佇む
4.マイクくるくる
5.ふわーんと手を差し伸べた
■「終わらない世界2009」で黒ぽんのロングトーン全開!
ああ、今日も声出るなぁ!
会場の音響のせいなのか、全員の声が大きい。
それがバリバリ伝わってきて、思わずこちらも熱くなってしまうぞ。
■しびれた
「Full of Love」、鳥肌がたったの、この日が初めてかも。
てっちゃんの熱を帯びた声が身体を突き抜けてきた感じでした。
♪君の髪を~ からの歌い継ぎも、◎。
ああ、絶対今日はいいライブだと確信できた瞬間。
■前日のW杯代表戦にふれたヤスのご挨拶受けて
「祝砲をあげつつ退場くらわない程度に盛り上がっていきます、さかいゆーじですっ」
てっちゃんは川反で焼鳥を食べていて、W杯予選試合開始を見逃したそうで。
露天風呂にも書いてありましたね~。粋な名前のお店で飲んでたんだなぁ。
■汗グラデーション
4曲終わってのMCで、すでにメンバーのシャツが相当変色している…
ヤス全面的に紫>襟元と胸の袷のあたりが紫の酒井さん>変色せず赤紫キープ北山さん
よくみると黒ぽんもカプサイシンで熱いです!といってただけあって相当な汗。
今思えば、会場全体が暑かったようにも…
■出たいんです。
なかなか「CMに出たい」と口にしなかったてっちゃんながら
両手をぶらーんと下げた状態で手拍子しながら、何か言い出しそう。
客席もあわせる様子が競技場で走り幅跳びする前の、オーディエンスに
求める手拍子のようだと北山さん。
「オレたちもCMに出たいんだ~♪」と手拍子にあわせて歌っちゃった。
ココさんちに詳しく載っています。←おもむろにリンクして失礼します~。
歌手としてはあまりな、と言いつつも、味わい深し!
聴いちゃって、なんとも微妙な困った笑顔した酒井さん(笑)
■初めての方の拍手大。
初めてゴスを観ます、という方も多かった秋田。
2階席からそれを知らせる拍手が特に大きかったかな?
「そのうち「Hurray!」を買った人!」の拍手は8割くらいに微妙に減少(苦笑)
だからか、最初のMC、かなり時間を割きました。
てっちゃん、かなりそれを意識してたんじゃないかな~と思います。
かなり巻き込み力が強かったような気がする。
ゴスのつかみトークというか、客席の心の扉をあけ方がまた上手いんだよなぁ。
それがまた、すごく嬉しく感じちゃうんだ。
■「皆さんの身体が・・・・・・・火照ったのがわかります」
北山さんの低音による導きで始まるコーナー。
「火照った」ってあとで、黒ぽんもどうしても言いたいんだよね(笑)
■めまい
「Love Vertigo」、参戦した中では秋田が一番だったかも!
オープニングのハア~ア~アア~アア~♪もいいですが、
shalalalala、の前のHe---~ey♪のほうが、これまたきゅーっと絞られるような感じで
私は大好物なのですが、この日は特によかった。かすれ具合、最高。
で、スタンドマイクをなぞる手ね。
あの手のしっとり感。汗ばんでいるからこそなのか?!なんてことを思いつつ堪能。
■北山さんの脱ぎ
相当激しく脱いで動いていたようなー
■ミモザのひざまずき
酒井さんのヒザのシルエットがきれいなの!
半身というか半腰というかのときに、ついついヒザの形に注目してしまう。
↑どんだけピンポイント
■おフランス風
黒ぽんの「ミモーザ」発音健在。
そうは言わないみたいですが、ってね(笑)
■「踊るゴスペラーズと脱ぐゴスペラーズはいかがですか」
ここまでお送りして初めてのみなさんに、てっちゃん問いかけ。
ここまでの7曲、相当踊りっぱなしですし、と。
はたっと動いた北山さん。
「僕が脱ぐとグループで総称されるのか!」と(笑)責任かかっちゃった状態。
■あれは歌詩を体現しているんです、ということで
村「脱げよ~♪」
黒「床に脱ぎすてろよ~♪」
北「オレも脱ぐ~から~♪」
ついに日本語で歌っちゃったよ、この人たち。
最高でした、この掛け合い。
男女の逢瀬を描いてますからね、と酒井さんが文学的に言ってみたところ
北山さんが「エッチしようって歌ですから」とさらーっと。大爆笑。
■「あ、いい歌なんだ」「おお!と思う曲なんだ」強化キャンペーン実施
これだけゴスを初めて観る人がいるから、周りの人の反応で
「あ、そんなにいいんだ~」と、そこを助けてほしいという。
いわばクチコミですな(笑)
「今から歌う歌、知っている人は<いえーい>と言ってください」
てっちゃんの言ういえーいがこれまたなんとも脱力的で。
なかなかそんなトーンでは無理よ?ってな野太さだったりするのね。
そこへ、北山さんが拳をあげて、「ホウ!でもいいです」
■しびれた Part2
「逃飛行」のイントロでもれなく客席からの歓喜、歓声!
彼らへのHurray!なんだよね、これって。と思って、相当な声でいえーーい!
てっちゃんがニヤリと「ありがとう」と応えて、
「ここから先はオレ達の責任です」
いやーもうこれ!この一言がかっこよかった!
男も惚れる男だなーっと。
客席の力も借りつつ、のせつつ、本来自分達のやるべきことはちゃんとやるっていう。
そのすぐ後の歌いだしがもう・・・溶けた。
この日の「逃飛行」すごかった。
どっからそんな声出るのっていうくらいの、黒ぽんの鳴りももちろんだし
てっちゃんの切なくも前に前に出てくる熱い声。
「スローバラード」以上の絶唱だったな~センター3人のコーラスも含めて。
■暗転の中響く、「え?」に続いて…
傘って便利なんだよシリーズ、秋田編。
疲れたときにこうして休んだり
これでウイスキーとソーダかきまぜたり(大釜を混ぜる給食のおばさんの感じ)
これで焼鳥・・・はできないか
■LOVE♪
この日、酒井さんの「LOVE♪」の手に注目していたところ、
ばかっと開くかと思わず注目していたのに、そのままするっと手をおろしてしまって。
あれれ、期待はずれ…と、自分でも何を思っているんだかと(苦笑)
■珍しい
「青い鳥」後半で、珍しく歌詞とばした北山さん。
「今も世界のどこかで生まれゆく朝日の色」が出ず・・・
ハモる皆さんも、んふふー…?とハミングあわず。
いつもならちょっと意識が遠くなる「永遠に」「青い鳥」かなり聴かせてくれただけに
ちょいと残念でした。
■シマダチセッション
「Isn't She Lovely」が聴けて嬉しかったな~♪
黒ぽんカウントで始まり、さっぱりすっぱり一曲のみ。
おそらく前半のMCで引っぱりすぎちゃったのかな?という感じで、各人の
楽器説明もなく、そして「次の曲なんだっけ・・あ、シマダチか」という
恐るべしなてっちゃんの発言でさくっと曲へ入りました。
甑島の話もしなかったよ!!
■ご近所迷惑
楽器を触り始めるとうるさいゴスペラーズ。
酒井さんが寝ていると、上の部屋からどんどん音がしてきて
ううーんと手元のリストかな?で調べてみたら「ああ、ムラカミさんの御部屋ですか~」
「2:30とかだったので、僕電話しました。ホテルでは止めようって」とヤス。
「12:30だよ」とややふくれたてっちゃん。いやそういう問題じゃないから(笑)
「いずれにしても遅い時間です!」とばっさり酒井さんに言い放たれる。
■アカがペラ、だったり、ペラがアカだったり
次はアカペラっていえば、皆さんどんな感じか、もうわかってもらえると思うんですが
昔は「笑っていいとも!」などに出させてもらっているときには、それで音はどこから
出ているのとよく聞かれたものです、と。
なんか急に酒井さんが「アカがペラ、だったりペラがアカだったり」と言い始めた気が。
■CM見たかった
東北電力CMに一度もいきあたらなかったなー、残念。
ハートフルな映像に北山の声がね、と酒井さんの紹介で始まった「Armonia」
この日、もしかしたら少しキーが高かったのかなぁ。
酒井さんの透き通る声は健在で、ものすごくいい「優しい雨音」を聴けて大満足。
■影が好きなの
「Longest Time」センターで歌う酒井さんを囲むように、4人移動隊列。
酒井さんがちょっと前面に出ると、今回の照明セットの関係で、必ず客席サイドの
壁に大きな影になって映るんです。
他の曲でもあるけどね。
影のほうが大きくて、どんな動きをしたかがわかるんだよね。
セルゲイの「SAYONARA」でのてっちゃんの背後からあたるブルーのライトで
できる客席への大きな影も好きだったけど、今回のサイドにできる影は、
ほんとに影絵みたいでかなり好きです。
■最上級
「ST」を「のばしてーーーーーっ!」と、手をなみなみさせて引っぱる、引っぱる。
「歌わないなんて人がいたらオレがいじわるして先にいかないだけだから」
「長い時間じゃない!いっちばん!なっがーい!時間を、STにこめる!」
あんなに美声で歌っていたあの人が、あんなに壊れていく…
って、前知識まったくなく初めての方の目にはどう映るんだろう。
ここ、かなり声が響くようになりましたね~
灼熱の後半戦!の掛け声まえまでにだいぶ酒井さんが会場を熱くしたよ。
■男の背中
前半最後の盛り上げ、ひと仕事を終えた男の背中。
「沈まぬ夕陽」で、間奏でひとりセンターで背を向けて、下がっていくところ
(4人がばりっと決めるダンスのときね)の背中!これまたかっこいい。
■セプテノーヴァに平日(休日)サービス
5人が☆の形、フォーメーションでぐるぐる回ってリードをとっていくところが好き。
2番の酒井さんのリード、そのあたり確かに力が入っていた気がする…けど、
最後の挨拶で、酒井さんが「今日は平日だ」と勘違いしたことが判明。
「平日なのに来ていただいてありがとう」と切り出したところで、客席から日曜日!と
声が飛び、「あれ、今日は休日ですか」と。
「休日で他にもたくさんいろいろあるところをゴスのコンサートを選んでくれてありがとう、
岡田ジャパンへの敬意を表して♪ステージは世界へ~の<せかい>を一文字ずつ
○がついてる感じで歌いました」
休日なのに、平日サービス受けちゃった。
「セプテノーヴァ」といえば、
「新たな星がここでうまれる 空に掲げるのさセプテノーヴァ♪」
マイクを客席に向けるてっちゃん、そのあとの「サンキュ!」がいいんだよねぇ。
歌っているときは、主にリードの酒井さんと一緒に歌っている気分。
■いつのまに
「狂詩曲」のあと、はたと気づいたら、北山さん以外、4人がいつのまにか
シャツアウト。動いていたら出てしまったのか?!
■アンコール2曲目は「Higher」
腕組みして佇み、揺れる酒井さん。不動。
そしてこの日も、すべてが終わってあっさり去る背中。
「Blue Planet」のときは、舞台に残るヤスにちょっと長めにハンドコールしてたのにな~
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この日最後のご挨拶で、北山さんの発言がすごく心に残っていて。
「この5人は自分を高めたい、意欲の塊。そんな5人が揃っていたから
今までゴスを続けてこられた」
坂道をまだまだ上り続けていく姿勢は、いまだに現在進行形。
そんな5人に心からありがとう、と。山あり谷あり15周年おめでとう、と。
これからもよろしくね、と。
よく笑い、よく歌い、よく心に響いた、よいライブでした!
秋田に行ってよかった!
本当にありがとうー!楽しかったよー!
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