韓国が日本の水産物の輸入を制限している問題で、WTOはこれを「不当」とした一審の判断を取り消し、日本が事実上逆転敗訴となる最終判断を下したというニュースはつい先月のことである。
経緯としては、韓国は平成23年の東日本大震災に伴う福島第一原発事故後、段階的に規制を強め、25年に青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉の8県で水揚げ・加工された全水産物の輸入を禁止する措置に踏み切り、その後各国が輸入規制を緩和する中で、韓国のみが規制を強化したことに日本が反発して「科学的根拠がない」として日本はWTOに提訴したのであったが、結果は韓国の日本産海産物に対する科学的根拠のない輸入制限を容認しただけ、という結果。
韓国はこれまで、日本産の全ての食品に対する追加検査を要求し、セシウム又はヨウ素が微量でも検出された場合には、他の放射性物質(ストロンチウム、プルトニウム等)の放射性物質検査結果証明書を要求してきたそうだ。
WTOの「情緒的」ともいえる韓国よりの判断に対しては失望を禁じ得ないが、科学的な根拠のなしの「禁輸措置」をとり続け、日本産輸入食品に対する必要以上の検査基準を設けてくる反日的隣国に対して、日本もそれなりの対抗策を検討すべきなのではないかと思う。
■つい先日起きた韓国全羅南道の原発事故
というのも、2019年5月21日付の共同通信によると、韓国の全羅南道・霊光にあるハンビッ原子力発電所1号機で原子炉の熱出力が制限値を超えて急上昇したのに、即時停止を定めた運営指針に反し、運営会社の韓国水力原子力(韓水原)が停止させたのは異常感知から約11時間半後だったと韓国原子力安全委員会が発表。
韓国原子力安全委員会は「放射性物質漏洩はなかった」と発表しているが、重大事故につながる恐れがあったとみて、安全措置不足と原子力安全法違反を確認したとして1号機の使用停止を命令している。
韓国原発は全て韓水原が運営しており、商業用の24基中、ハンビッの6基以外の18基は日本海側にあり、事故が起きれば日本に被害が及ぶ可能性もあることは常々日本でも懸念されていることである。
韓国メディアによると、今回の事態は特別司法警察官の投入は1978年に原発の商業運転が始まって以降初めてのことらしいので、いかに今回が深刻な事態であったかが伺い知れるし、本当に放射性物質漏洩がなかったのかどうか。
「不都合な真実をなかったことにして」逆に(朝日新聞の捏造記事という)虚実を根拠にした「慰安婦問題」「自称徴用工問題」、北朝鮮船への瀬取り監視中に起こった「レーダー照射事件」等々の韓国政府の対応からもわかる通り、隣国政府が特に日本に対して誠実な対応をしようはずはなく、仮に放射性物質が日本海に流出しても、正直に報告してくるとは到底思えない。
■韓国原発の危険性~放射性物質ダダ漏れ、1990年代に世界最悪
2016年3月に「韓国原発で放射性物質ダダ漏れ、1990年代に世界最悪」という内容の記事が韓国紙ハンギョレ(日本語版)で「韓国古里原発の放射性物質排出量は世界最多」というタイトルで報じられていていた。
同紙によると、韓国の市民団体「環境運動連合」と、野党・国民の党の崔元植(チェ・ウォンシク)議員が、国連科学委員会(UNSCEAR)が国連総会に提出した「2000年放射能被爆報告書」と、韓国の電力事業者「韓国水力原子力」から受け取った資料「古里原子力発電所放射性廃棄物排出放射能量」を分析した結果、90年からの8年間に、世界で稼働していた原発430余機が対象で、古里原発1~4号機から排出されたヨウ素131の量は29.6254ギガベクレルで断トツのトップ。2番目に多かった米ジョージア州のハッチ原発の1~2号機が19.91ギガベクレルで、3番目がウクライナのダンジネス原発1~2号機の13.608ギガベクレル。因みに日本の原発では、小数点以下6位まで全く排出されなかったと記事にはあるから、その突出ぶりには驚くしかない。
同紙によると、韓国の市民団体「環境運動連合」と、野党・国民の党の崔元植(チェ・ウォンシク)議員が、国連科学委員会(UNSCEAR)が国連総会に提出した「2000年放射能被爆報告書」と、韓国の電力事業者「韓国水力原子力」から受け取った資料「古里原子力発電所放射性廃棄物排出放射能量」を分析した結果、90年からの8年間に、世界で稼働していた原発430余機が対象で、古里原発1~4号機から排出されたヨウ素131の量は29.6254ギガベクレルで断トツのトップ。2番目に多かった米ジョージア州のハッチ原発の1~2号機が19.91ギガベクレルで、3番目がウクライナのダンジネス原発1~2号機の13.608ギガベクレル。因みに日本の原発では、小数点以下6位まで全く排出されなかったと記事にはあるから、その突出ぶりには驚くしかない。
韓国水力原子力は(例によって)ハンギョレで、国連科学委員会の報告書に記録された排出量が間違いだと主張。ギガベクレルの数値を誤って表記し、計算されたという苦しい言い訳をしている。
ところで今回の原発事故が起こった全羅南道といえば莞島沖のノリ養殖場において韓国の海藻類の約80%を生産している地域である。(「全南海域は韓国の海藻類生産量の約80%を占める 」と原発事故前の5月14日付の中央日報の中で指摘している)
https://japanese.joins.com/photo/281/1/207281.html?servcode=300§code=&cloc=jplarticlelpicture
その上、韓国産海苔といえば、過去に基準を上回る細菌見つかって中国が450キロの輸入を却下したこともあったほど、衛生管理がこれまで杜撰であったことは有名。
引用:
Record china配信日時:2015年4月17日(金) 20時41分「韓国のり」から基準を上回る細菌見つかり中国江蘇省連雲港市で韓国産のり約450キログラムが輸入申告を却下。
細菌の多さに加え、ラベルについても問題が指摘されており、輸入が認められなかったのりの額は約1万5000ドル(約179万円)に上る。中国では昨年(2014年)大量の韓国のりが細菌の基準超えの問題で返却されたり処分されたりしている。
https://www.recordchina.co.jp/b106435-s0-c20-d0063.html
日本政府は今後、韓国海苔や海産物の輸入に韓国産キムチ同様、安全性をろくに確認せずに輸入拡大を容認するつもりなのだろうか?
■韓国産海苔の国内輸入が拡大?
つい先日の5月14日付の中央日報で「韓日間で過去最大規模ののり輸出契約が締結」と報じていた。記事によると「韓国海洋水産部は10日に東京で開催された『第25回対日のり輸出入札・相談会』で、韓日間で過去最大規模となる5000万ドル(592億ウォン)ののり輸出契約を締結した」のだという。
「韓国海洋水産部は需要者と供給者の要求に合わせた量配分など日本の輸入割当制(IQ)制度を効率的に活用した結果だと評価。また、最近は日本国内ののり生産量が減少している上、韓国の会社が日本輸入業者の最大関心事項である品質と衛生管理を徹底して製品の信頼度を高めたからだと分析」
「韓国海洋水産部は需要者と供給者の要求に合わせた量配分など日本の輸入割当制(IQ)制度を効率的に活用した結果だと評価。また、最近は日本国内ののり生産量が減少している上、韓国の会社が日本輸入業者の最大関心事項である品質と衛生管理を徹底して製品の信頼度を高めたからだと分析」
更には「今年10月に開催される予定の『韓日水産物貿易課長会議』でのり輸入割当制(IQ)運営上の改善・補完事項を積極的に協議する。今後も対日のり輸出規模が拡大する可能性がありそうだ」と報じている。
https://japanese.joins.com/article/338/253338.html
それと逆に、日本産海苔が韓国ののり市場を独占している(注:引用の4番目の記事)というのだから、日本産を韓国人に食べさせ、韓国産海苔を日本人が食べさせられるということなのか?
引用:
要するに信用できませんから、本当に放射性物質漏洩がなかったのかどうか疑問です。
韓国海苔の食品衛生については、キムチの例からしてどんなものか想像がつきますね。
「ソウルの水源 八堂湖は糞尿汚染中」https://blogs.yahoo.co.jp/illuminann/15955259.html?vitality
「味噌もくそも一緒」という言い回しはここからきているのかと。