写真は「中国系住民に乗っ取られたバンクーバー」という記事よりお借りしました。
中国の研究機関が今年の12月22日に発表した「中国国際移民報告2020」によると、昨年2019年に中国国内から約1073万人もの人々が外国に移民したそうで、日本への中国移民は約78万4800人で香港マカオを除けば、米国に次ぎ2番目に多かったそうなのだ。3位がカナダ。
そもそもなぜ中国は愛国を叫びながら移民を他国に送り込む「移民輸出国」なのだろうか。
バンクーバ―のチャイナタウン
トロントのチャイナタウン
■中国人による「北海道1000万人移民計画」
以前から北海道の土地が中国人によって多数買収されており、危機的状況が報告されてきたのだが、実は中国政府は「北海道1000万人移民計画」というものを計画しており、北海道では特に釧路が移民流入の標的にされているというようなことが指摘されている。
日本は昨年の中国人移民先として米国に次いで2番目に多い国なのだそうだが、3位のカナダでは例えば西部のバンクーバーなどに中国移民が押し寄せて既に乗っ取られたような状態になっているらしい。
バンクーバーでは中国人の富裕層移民らが高級住宅を爆買いし、移民である中国人子弟らが高級車を乗り回す一方で、絶望した先住民の自殺が昨年1000件にも上ったなどと報告されている。その背景にあるのは「経済的な苦境や精神的な支えになる伝統文化の喪失、さらにインターネットで得られる情報が、豊かな都市住民との格差感を助長している」との指摘もあるのだそうだ。
引用元:
■バンクーバ―と北海道の比較
バンクーバーは人口67.52万人 (2017年現在) 面積は115 km²(山手線の内側の面積ほど)で、北緯49度。因みに札幌は北緯45度、東京は北緯35度。
バンクーバーは高緯度の割には西岸海洋性気候という温帯気候に属しており、暖流や偏西風の影響で気温の年較差が小さく、降水量も毎月平均していて、北海道ほど冬の寒さは厳しくないそうだ。
一方、北海道はシカゴ、モントリオール、ロンドン、ミュンヘンなどとほぼ同緯度なのだそうで、 面積は83,457km2で日本の国土の約22.1%。道南の一部を除いてほぼ全域が亜寒帯気候に属し、年間を通じて気温が低く、30℃を超える日は数日で、25℃以上の熱帯夜はほとんどない。 真冬は日中でも氷点下の日が多い、などとある。
その北海道の中の特に釧路が標的にされている、などと指摘されているのだが、どういうことなのだろうか。
確かに2010年の統計で北海道の中国人比率番付トップが釧路の雄武町 というところがトップで、住民人口4,393人 に対し、20人に一人が中国人という割合らしい。
ここはオホーツク海沿いに面する町で、当然ながらかなり寒冷な地域。酪農業や漁業などの第一次産業が盛んで.1998年から水産加工業への中国人研修生として毎年100名前後、2000年からは酪農業への中国人研修生として、毎年10名前後を受け入れしてきたのだそうだ。
雄武町日の出岬
参考:
以下は、「EPOCH TIMES」ニュース12月25日付記事よりそのまま引用
中国の研究機関が12月22日発表した「中国国際移民報告2020」によると、昨年、中国国内から約1073万人が外国に移民した。米中関係が悪化したにもかかわらず、米国は中国人の中で最も人気のある移民先となった。日本とカナダは米国に次ぎ、2番目と3番目に人気のある国であるとわかった。中国のシンクタンク、全球化智庫(Center for China and Globalization、CCG)と西南財経大学が、同報告書を共同で作成した。2019年に中国から約1027万2300人が外国に移住した。報告書は、中国は世界3番目の「移民輸出国」になったと示した。中国人の主要移住先は米国、日本、カナダなどの各国。国・地域別では、香港への移住者の約227万2300人とマカオの約29万7600人を除けば、米国への移住者は約288万9200人で最も多い。日本への移民は約78万4800人で2番目に多い。カナダは約69万1500人と3番目。4位と5位はオーストラリア(64万1624人)と韓国(62万295人)。同報告書は、中国の留学ブームが続いており、移民の年齢層は若年化していると指摘。米国の2019年度「オープンドア報告書」によると、2018~19年度まで、在米中国人留学生の人数は36万9548人に達し、留学生全体の約34%を占めた。また、過去10年間で米国の高校に留学した中国人学生の人数は98.6倍急増した。高校にいる中国人留学生は大学にいる中国人留学生の14倍だという。英国の「2019年度英国留学生報告書」では、中国人留学生の総数は約10万6000人に上り、在英留学生の23.2%を占めた。日本学生支援機構(JASSO)のデータによると、2019年の時点で、日本の大学や専門学校で学ぶ留学生は31万2214人に達した。そのうち中国大陸部の学生数は39.86%でトップを占めている。「中国国際移民報告2020」は、新型コロナウイルスの感染拡大で人々が自由に移動できない上、一部の国に移民政策を調整する動きがみられているため、今後の国際人口移動規模は縮小する見通しとした。
■「習近平が取る4つの行動」(国際政治学者の藤井厳喜氏による指摘)
- 統制経済化の徹底した推進
- 対外戦略の拡大(軍事力の拡大)
- 国内における徹底した政治的弾圧
- 強制的な経済難民の流出
「北海道1000万人移民計画」はこのうちの4によるものなのだそうだ。
バンクーバ―のチャイナタウン化にみられる中国移民は中国共産党員の家族、富裕層の子弟などであり、「4」ではない「脱出型」中国移民なのだ。
冬の寒さが厳しく、特に酪農や漁業など第1次産業を担う担い手が不足しがちな北海道の釧路などで、「酪農業への中国人研修生」を毎年受け入れてきたという背景は4と組み合わさるものの、彼らの意図している「北海道1000万人移民計画」とでは双方の意図がまるで異なるものだと思う。
バンクーバーなどの中国移民の例はむしろ、中国そのものの肥大化、中国文化圏の拡張ともいえる様相であり、「2」の意図に近いのではないだろうか。
従って、その先にあるのはジャーナリストの桜井よしこ氏が指摘されておられるように、日本そのものの消滅の危機、「中国化」すらも可能性の話としてあるように思う。
現在、外国人に対して日本政府は嘗てよりも「在留許可制度」を緩和しており、「郷に入れば郷に従う」のではなく世界中を漢民族の文化圏に塗り替えていくかのような中国人移民に対しては日本は強い警戒感持つ必要があるのではないだろうか。
引用元:
これまで侵略というと軍隊が国境を越えて武力で他国の領土を奪うことで、ウイグル、チベット、モンゴル、満州、香港、チワン族は軍事力で弾圧してきていますが、この中国人移民については、武力ではなく合法的に目立たないように静かに静かに浸透する「静かな侵略」ですね。
日本の領土は、尖閣など軍事的に脅かされるとともに、自衛隊の付近の土地買収や移民によって次第にチャイナタウン化しています。
軍事については、2021年にF35,F15にミサイルを装備し、また国産トマホークの開発に着手するようですので、まずまずの対応と思いますが、「静かな侵略」について菅政権はどのように対処するのでしょうか。
世界の対中国包囲網は確実に圧力が強まっており、豪中対立の余波で、現在の中国では火力発電のため豪からの石炭輸入から(50%くらい依存しているとも)がストップしてしまったことで、かなりの電力不足に陥っている状況らしいですね。
そのためCCP関係者の家族などが日本にかなりの数が逃げてきているようです。これでは日本がCCPによる「静かな侵略」を受けて包囲網のほころびになりかねないわけで、日本政府の対応は矛盾していますね。
トランプ大統領がキッシンジャー氏など親中派を今回一掃したように、菅総理を操って矛盾した「蝙蝠外交」をとらせようとする政府内の親中派勢力をこの際、ばっさりできればよいのでしょうが。
三階から突き落としたいのですが、彼らは地元の団体を地盤にしていてこれが投票の中核を占めているので一般票をあてにしなくても集票が可能です。
三階の人ではありませんが私も2つの組織票をまとめていて基礎票は固いと思います。これをつき崩すには、組織票を上回る多くの健全な方々の投票行動が必要ですね。