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米ニューズウィーク3月17日付記事で”Joe Biden Green Screen Conspiracies, Jokes Erupt Over White House Video”(ジョー・バイデンのグリーンスクリーン陰謀、ジョークがホワイトハウスのビデオで噴火)というタイトルの記事が出ています。
「バイデンは、ペンシルベニア州に向かう途中のサウスローンの芝生でマリーンワンに向かい、1.9兆ドルのCOVID-19救済法案を宣伝する前に、米国とメキシコの国境の状況について尋ねられた。バイデンの国土安全保障長官のアレハンドロ・マヨルカス氏は火曜日、米国は南西部のフロンティアで20年間で最大の移民の急増に直面していると述べた。ジャーナリストの一人が「南の国境に旅行する予定はありますか?」と尋ねたとき。バイデンは「現時点ではない」と答えた。」
これは実際にはホワイトハウスの敷地内のサウスローンでのインタビューではなくクロマキー合成映像(注)だったようなのです。
ニューズウィークの記事に貼られたツイッター動画では、バイデン氏の手がなんとメディアの集音マイクを透過してしまい、その瞬間、マイクに対してバイデンがまるで小人のようにみえます。
この動画は合成されたものであると指摘されています。
要するに、バイデン氏は今現在、実際にはホワイトハウスの近くにはいないということが露呈した格好なのでしょうか?
→バイデンの手が透過しているようにみえる動画
(補足)
今朝、泉城さんにコメントを頂いたので、動画を見返したところTwitterに追加動画がありました。
この動画の中では2つの異なる角度から撮られています。
「両方の写真で同じマイクを丸で囲み、カメラの位置を追加されており、ブームマイクです。遠近法と焦点、そして圧縮により、それは確かに非常に奇妙に見えます。しかし、異常なことや疑わしいことは何もありません」という意見が述べられています。
この現象は「望遠レンズの圧縮効果」だったということでしょうか?
ピントの位置によって、ピントを合わせている被写体以外のものが消えてしまうことがあるようですね。
(注)クロマキー合成:
クロマキー合成とはキーイングと呼ばれる切り抜き合成の一種で、特定の色の成分から映像の一部を透明にし、そこに別の映像を合成する技術。 背景色には人物の肌色と補色の関係 にあるブルーやグリーンが多く使用され、もっとも身近な例ではニュースの天気予報の映像など。 色(クロマ)をもとにしたキー信号を使用するため、クロマキーと呼ばれる。
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引用元:
おまけ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/2b/fbe2c4eeaf605c464e1af592d2010d92.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/2b/fbe2c4eeaf605c464e1af592d2010d92.jpg)
ホワイトハウスの構造を解説している動画:
繰り返し何度も観てみました。
確かに10~12秒のときにはバイデンの手がマイクを透過していますね。
ただ、26秒の時には透過せずにマイクに手が隠れています。奇妙です。
合成は間違いありませんが、マイクの色が透過する背景色のグリーンやブルーの色とは違うので、マイクの方が合成されているように思われます。
というのも、手が透過するとき、黒っぽいマイクも灰色っぽいマイクも共に上への動きが急で違和感があります。
またインタビュー終了後の映像では、その2つのマイクが見当たりません。
どうなっているのでしょう。
いずれにしても怪しい動画と思います。
バイデンの足取りがちょっとおぼつかないですね。
どうやら、カメラの位置による視覚的なトリックのようですね。動画の後ろの方にサキ報道官やジル夫人もおり、この後バイデン氏はサウスローンからマリーンワンに乗っている映像になっていますし合成ではないようにも思います。
問題はなぜ、このような現象がカメラのアングルによって起こることを熟知しているはずの米ニューズウィークがわざわざ、クロマキー合成だと主張したのかです。日本のトランプ支持派(私も含めて)はこの報道に喜んでしまったわけですから。
動画の最後の方では、ホワイトハウスの噴水とワシントン記念塔のオベリスクが見えますのでホワイトハウスの庭で撮影されたもののようです。
クロマキーだと主張したのは、ニューズウィークのニュースにも日本のメディアと同様に混乱させる情報を流す記者が含まれているということだと思います。
ところで、NW日本語版は韓国系企業に売却されたようで、ますます偏見に満ちることになる気がします。
18と19日、アラスカでブリンケン国務長官とサリバン大統領補佐官、中国の楊潔篪氏と王毅外相が会談を行ったそうですね。トランプ政権のときよりやはり対中姿勢は軟化しているのだと感じました。互いの主張を言い合っている様をTVカメラにわざと撮影させていたようで、むしろわざとらしい演出だと思います。
米メディアはCCPのメディア工作が入っているし、ニューズウィークの報道もある意味ゆさぶりの一種なのかもしれませんね。日本では「ホワイトハウスにはバイデンはいないのでは」という噂(主にトランプ支持者らの間の)が根強く、そこは真偽不明なので、メディアまでもが「HWのバイデン動画がおかしい」と指摘しているツイッター動画を材料にしてバイデン氏を揶揄したのかもしれませんね。
あるいはここにきて、無茶苦茶な移民政策やキーストーン石油パイプラインの建設取り消し等々、バイデン政権が今後、米国民にとって害悪をもたらす可能性が大であることにようやく気づき、米メディアの一部の「バイデン下げ」の狼煙なのかもしれませんね。