ギリシャのイカリア島(Ikaria)は、世界でも珍しい長寿の島であり、いわゆる「ブルーゾーン(Blue Zone)」の一つとされています。この島の住民は、アメリカ人より平均で8〜10年も長生きし、さらに認知症になる人がほとんどいないことでも知られています。専門家によると、彼らの長寿の秘訣は「地中海式の食生活」と「2種類の飲み物」にあるとのことです。
アメリカの長寿研究家ダン・ビュットナー(Dan Buettner)氏は、世界で特に長寿の人が多い5つの地域を「ブルーゾーン」と名付けました。イカリア島のほか、日本の沖縄県、イタリアのサルデーニャ島(Sardinia)、コスタリカのニコヤ半島(Nicoya Peninsula)、そしてアメリカ・カリフォルニア州のロマリンダ(Loma Linda)が含まれます。
ビュットナー氏が運営する「ブルーゾーン」ブログによると、人口約1万人のイカリア島では、住民の寿命はアメリカ人より8〜10年長く、心臓病の発症率はアメリカの半分以下、さらにがんの発症率も低いと報告されています。そして、最も驚くべき点は認知症のケースがほぼゼロであることです。
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