4年の月日が流れ、新型コロナウイルスの起源について多くのことが明らかになってきている。以前は陰謀論扱いされることもあった「研究所起源説」が、今では多くのエビデンスによって現実味を帯びている。では、いかにしてその言説が隠蔽されたのか、最終的な責任は誰にあるのか、疑問が残る。
この隠蔽工作は世界各国に多大な影響を与えた。もしウイルスが自然由来ではないと分かっていたら、もっと違ったアプローチでパンデミックに対処できたのではないだろうか。もしスパイクタンパク質が人工的に操作された有毒なタンパク質だと知っていたら、ワクチンにそれを組み込まずに済んだのではないだろうか。
ウイルス起源とその隠蔽工作をめぐる事情は複雑だ。今回は、スカイ・ニュースのジャーナリストで『新型コロナはどこから来たのか』の著者であるシャーリ・マークソン氏の調査について見ていく。
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