
7月11日、スペイン首都マドリード市内で3年間にわたる野宿生活を経験したフランシスコ・カリージョさんは、慈善団体が提供してくれた新居のアパートでベッドに横たわると、ようやく安心するとともに涙がこぼれ落ちた。写真は5月、マドリードの新居でベッドに横になるカリージョさん(2024年 ロイター/Violeta Santos Moura)
[マドリード 11日 ロイター] – スペイン首都マドリード市内で3年間にわたる野宿生活を経験したフランシスコ・カリージョさん(62)は、慈善団体が提供してくれた新居のアパートでベッドに横たわると、ようやく安心するとともに涙がこぼれ落ちた。
年金生活者のカリージョさんは、南部ハエンから咽頭がんの治療のためマドリードにやってきたが、手頃な価格の賃貸住宅を見つけられなかった。
「今晩は赤ん坊のように眠るつもりだ」と語る。
スペインでは低所得層向けの社会住宅の供給が不足し、長期の賃貸契約の妨げになる法令も存在するため、カリージョさんのように金銭的な事情で住宅市場から退出を迫られる人が増え続けている。
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