大紀元エポックタイムズ・ジャパン

「真実と伝統」をモットーに、明日を生きる上で判断材料となる有益な情報を日々発信しております。

中国改正反スパイ法施行…米議員「今こそ“脱中国”のチャンス」 日本議員は対抗策提言へ

2023-07-05 | 時事・ニュース

米国のマークウェイン・マリン上院議員(共和・オクラホマ)は、中国「反スパイ法」は米国民に対する直接攻撃だと非難した(マークウェイン・マリン上院議員)

 

中国共産党が7月1日に改正反スパイ法を施行した。米当局は恣意的な法執行によって出国禁止、不当な拘束のリスクが生じるとして渡航勧告を発出した。中国ビジネスの安定性が損なわれ国内回帰を検討する企業が増える可能性があるとして、政府がこの動きをサポートすべきだと声を上げる米議員もいる。

「米国は反スパイ法に対して何ができるのか。(米国企業の)CEOも役員も皆怯えている」マリン上院議員はFOXニュースの取材にこう答えた。いっぽう「バイデン政権にとって大きなチャンスだ。もし活動家ばかりではなく、ビジネスに明るい人材が豊富にあれば、米国に戻る企業に対しあらゆる政策的優遇を全面に打ち出していただろう」

そして、中国の反スパイ法施行により「文字通り一夜にして、製造業が米国に戻るという大きなうねりが出来上がるだろう」と論じた。

同法はこれまで、スパイ行為を「国家機密」の提供に限っていた。しかし、改正法では「国家の安全と利益」に関わる情報の取り扱いなど後半に及び、嫌疑があれば拘束される恐れがある。

【続きはこちら】

 

中国改正反スパイ法施行…米議員「今こそ“脱中国”のチャンス」 日本議員は対抗策提言へ

米国のマークウェイン・マリン上院議員は中国の「反スパイ法」について、拘束のリスクを避けたい米国企業は本国に戻る可能性があり、バイデン政権はそのような企業にサポー...

 

 


 

◎合わせて読みたい:

 

日本人はスパイを知らない…元捜査官・坂東忠信氏が語る諜報工作の意外な手口

スパイ行為に詳しい元捜査官の坂東忠信氏は産総研の情報漏洩事件について、早く対策を取らなければ日本は諜報戦の餌食になると訴えた。

 

◎おすすめ:

 

「中共の脅威は世界に及ぶ」 香港人団体がニューヨークで「レノン・ウォール」開催

7月1日、米NYのワシントン・スクエア公園で香港人団体が「レノン・ウォール」のイベントを開催。中共が世界に及ぼす脅威に、警鐘を鳴らした。

 
 

「ハリー・ポッター」作者、男女共用トイレを批判 「少女の安全を脅かす」

名作「ハリー・ポッター」の作者J.K.ローリングさんは、中学校の男女共用トイレで発生した性的暴行事件を取り上げ、性的少数者の矛盾したイデオロギーのために少女の安全が...

 
 

コンゴのコバルト採掘で中国による児童労働 米、輸入禁止法案を発表

電気自動車(EV)向けに需要が増加するコバルトやレアメタル。しかし、中国共産党による人身売買労働者や児童労働者 […]

 

◎トップニュース:

 

「太陽光を遮って地球温暖化を防止」 米政府が示唆する温暖化防止案が孕む問題点

ホワイトハウスの報告書によると、太陽光を遮ることで地球温暖化を食い止めることができるらしい。太陽光を人工的に遮断するような急進的な気候変動技術を導入する可能性を...

 
 

「香港に入ったら即逮捕」亡命中の民主派など8人を指名手配=香港政府

国安法制定から3年。言論統制を一層強める香港当局は今月3日、国安法違反の疑いで海外にいる香港の民主活動家や元議員など8人を指名手配した。

 
 

燃える車、対警官用のワナ…フランス暴動に潜む極左勢力の影

フランスの情報機関によると、全国に波及した大規模な暴動では、極左の活動家が群衆に紛れ込み、扇動を行っていることが確認されている。いっぽう、逮捕者の多くは青少年で...

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「中共の脅威は世界に及ぶ」... | トップ | どうして製薬会社を訴えられ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事・ニュース」カテゴリの最新記事