先進国が核兵器廃絶を目指すなか、中国は核弾頭の増産を行っている。 (Photo by GREG BAKER/AFP via Getty Images)
もし中国とロシアが核戦略で提携した場合、米国の1389発に対して露中は約1900発となり、既に核戦力の均衡は中露に傾いている。
5月19日に開幕し21日に閉幕したG7広島サミットは、日本では大成功のように報じられた。その効果で直後の世論調査では、内閣支持率がおおむね上昇の傾向を示した。国民の多くは、サミットは成功したと受け止め、岸田内閣に肯定的な評価を下したのだ。
国民がそうした評価をしたのも無理はない。そこには、岸田内閣の巧妙な演出があった。それも広島を選挙区とする岸田総理でなければ出来ない心憎いばかりの演出である。しかも、急ごしらえではない。
昨年8月1日に岸田総理は忙しい日程の合間を縫って......
- ゼレンスキー疲れの欧米
- 核廃絶の理想と現実
- 40年前のサミットとの違い
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中露躍進で崩壊する米国の核戦略 広島サミットは本当に成功だったのか?
各国首脳が声明を発表すれば核兵器廃絶が実現できると思う人は誰もいないだろう。中露が連携した場合、核弾頭保有数では米国を大きく上回り、核戦力の均衡が破られる。
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