
中国の伝統的な気功修煉法である「法輪功」を習い、迫害の恐れがあるとして難民認定を求めていた72歳の中国籍男性が、申請を却下した国の決定を取り消すよう求めた裁判で、東京地裁は25日、不認定処分を取り消し、国に対して難民として認定するよう命じる判決を下した。
男性は1998年から法輪功を習い始めた。当時、法輪功の心身の健康への高い効果によって、中国全土で大ブームとなった。中国体育局の調査によると、1998年には7千万人から1億人が法輪功を学んでいた。
しかし1999年7月20日、中国共産党(中共)当局は法輪功学習者に対する弾圧を始めた。全国のメディアが法輪功に対する誹謗中傷を流し、迫害を正当化している中、男性は法輪功のチラシを配布し、法輪功は無実だと訴えていた。そのため、身柄拘束や家宅捜索を何度も受けた。2011年9月、男性は来日し、その後3回難民申請をした。
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